キラキラの次はシワシワ?シワシワネームって何?
キラキラネームは2000年代から流行りだした、DQNネームの派生語になります。
当て字だったり、見てすぐに読めない名前がキラキラネームにあたります。
2016年から2017年にかけてのキラキラネームの代表を見てみると、男の子なら碧空(みらん、あとむ)、輝星(べが、だいや)で女の子なら星凛(きらり、あかり)、奏夢(りずむ)など、確かに読みを教えてもらわないと読めない名前ですね。
そんなキラキラネームは割と長くブームにありましたが、最近ではシワシワネームというのが流行っているようです。
シワシワネームというのは一言で言うと古風な名前を指すものです。
2017年から徐々に流行り始めたこのシワシワネーム、明治時代から昭和時代にあるような名前を主にそう呼んでいます。
男の子だと正一、昭一、清などです。
女の子の名前だと千代子、和子、幸子、といった子がつく名前が多く、また明治時代に流行っていた名前「あやの」「みどり」「かほる」などもシワシワネームとして人気があります。
古風で趣があり、誰でも読めることから流行りだしたこのシワシワネームはどうしてキラキラネームの後、今になって流行りだしてきたのか、その理由を見ていきましょう。
シワシワネームが流行りだしている理由
シワシワネームが流行りだしたのは、実はキラキラネームが関係しています。
というのも、キラキラネームが流行りだした頃の子供はもう、早くて大人になるころ、就職の頃だったりしますよね。
そんな時にキラキラネームで就活をすると、どうなるでしょうか。
キラキラネームはパッと見た時に、目立ちはしますが読めません。
しかし古風な名前、読める名前は読めますよね。
そういう理由で、ぱっと見目立つけれど読めずに印象が薄れてしまうキラキラネームよりは、シワシワネームのほうが読める分、印象に残りやすく就活にも有利だと、ある企業が行ったアンケートでわかっているのです。
だからこそ、今シワシワネームが流行り始めているわけですね。
また、キラキラネームはつけられた子供が「最悪だった……」とネットに書き連ねることもあり、キラキラネームを付けられた事に対する生きづらさもネットでの記事などでわかってきています。
例えば、キラキラネームを付けられた営業職の男性が取引先と名刺交換をするときに名前を見て戸惑われる毎日というエピソード。
初対面になると大体、誰もが同じような反応をして値踏みするように自分を見る。
そんな毎日が嫌だ、キラキラネームは不幸だ、とキラキラネームを持つある男性は語ります。
キラキラネームは悪くはありませんが、良くも悪くも目立つもの。
中には、キラキラネームのせいで学生時代、良くからかわれることがあったと嘆くエピソードもありました。
そういったキラキラネームを持つ人だったり、キラキラネームの人が周りに居たからこそ、シワシワネームが流行ってきているのかもしれません。
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