気が付けば「お局」に!?
「お局さん」というと、例えば職場で古株で、年齢を重ねて口うるさくなってしまった女性などをイメージしますよね。
特に同じ職場の後輩や部下に対して、キツい態度をとったり、嫌みを言ってくるような女性は「お局」なんて呼ばれがちです。
つまり、「お局」という言葉に対して、多くの方が抱くイメージは「良くないもの」なんですよね。
ですが、実際にお局と呼ばれている女性だって、きっとなりたくてなったわけではありません。
若いころは、お局さんを見て「私はああはなりたくない」なんて心に決めていたのかもしれません。
そんな女性が年齢と共に徐々に「気が付けばお局化」してしまうのはなぜなのでしょうか?
その秘密を探るためには、より「お局」と呼ばれる女性の実態について知る必要があります。
そこで、お局と呼ばれてしまう女性の特徴や、ならないための対策をチェックして、「後輩や部下からも慕われる女性」を目指してみましょう!
お局になる女性の特徴
まずは「お局」と周囲に呼ばれてしまう女性の特徴を知っておくことで、「なってはいけない女性像」をしっかり胸に刻んでおきましょう。
・特徴その1:ヒステリーを起こす
お局と呼ばれる女性に多いのが、周囲にはよく分からないタイミングで、突然ヒステリーを起こして怒りだしたりするタイプです。
しかも1度火がついてしまったヒステリーは、周囲には簡単に止めることができません。
部下や後輩だけでなく、上司でさえも、お局のヒステリーには手を焼いていたりします。
職場で恋愛を求めていても、突然ヒステリーを起こすようなお局と呼ばれる女性は、職場の男性も引いてしまいます。
ヒステリーによって、男性からも女性からも、「あの人の取扱いには要注意」という意識を持たれてしまいますね。
・その2:後輩に意地悪をする
もちろん仕事をしていれば、先輩が後輩に対して指導をすることはあるでしょう。
ですが、お局と呼ばれる女性の場合、この「指導」が度を過ぎており、「意地悪」でしかない時もあります。
理不尽なことで文句を言ったり嫌みを言ったりして、もはや「後輩いじめ」としか言えないようなことをしてしまったりするのです。
中には陰険な方法で、無視をしたり、後輩の邪魔をしてしまう人もいます。
これでは先輩失格ですね。
・その3:相手によって態度をころころ変える
お局と呼ばれる女性は、なにも「相手を選ばず意地悪をしている」というわけではありません。
基本的に、意地悪をするのは後輩、部下、気が弱そうな人など、明らかに自分よりも立場が弱い印象のある女性です。
逆に後輩や部下であっても、味方につけておいた方が良さそうな相手であった場合は、ひいきをするように可愛がったりします。
また、上司などにはうまく媚びを売ったりしてしまうのもお局さんの特徴の1つですね。
さらに男性に対しては、驚くほど優しくなったりしてしまいます。
同じミスでも、女性の後輩には激怒するのに、男性の後輩なら「仕方ないわね~」で済ませてしまったりするのです。
・その4:情報通・噂好き
お局になる女性の特徴の中でも、特に厄介なのが「噂好き」という点です。
他人のことをあれこれ探って、面白そうな噂は周囲にどんどん流してしまったりします。
また、お局と言われる女性は、なぜか情報収集能力が異様に優れていたりします。
情報通で、他人の恋愛事情や家庭の事情などもどんどん聞きだし、噂として流されてしまったりするのです。
そのため、お局と会話をする時には、「余計なことは言わない」ということを心に留めておく必要があります。
下手なことを言ってしまったら、どこでどんな風に話されるか分かったものではありません。
・その5:とにかく自己中
お局と呼ばれる女性は、とにかく自己中心的な考え方しかしていません。
何もかも自分の都合がいいようにしようとし、周囲に迷惑がかかっていようが、お構いなしです。
例えば周囲のことも考えずに、自分が休みたい時に休暇を取ったり、職場での決まり事にも自分のワガママを通そうとしたり・・・
後輩や部下に対して叱る時でも、実は仕事に対して叱っているというよりは、「自分の面倒事を増やされた」といった理由で怒っているだけの時もあります。
こんな風に、職場という場所であっても、お局は周囲のことを考えようとせず、とにかく「自分さえよければそれでよい」という考え方をしてしまうのですね。
・その6:自分のことは棚上げ
お局さんは、後輩や部下に対しては厳しく叱りますが、実は自分のことは棚上げしてしまっていたりします。
自分は給湯室で長々とおしゃべりをして仕事をさぼっているのに、後輩はちょっと休憩しただけで「早く仕事に戻りなさい!」なんて怒りだしたりするのです。
自分は仕事で失敗してしまっても、開き直ったような態度をとっているのに、後輩や部下がやってしまった失敗はネチネチと責めたりします。
そのため、周囲も「自分はどうなのよ?」という疑問を抱き始めてしまい、信頼が失われていくのです。
・その7:楽をしたがる
お局と呼ばれる女性は、とにかく自分は「楽」をしようとします。
面倒な仕事や辛い仕事は、後輩や部下に押し付けてしまいます。
そして自分は、上手に「仕事をしたフリ」をしてしまったりするのです。
長年、同じ職場に勤め続けた女性だからこそ、「上手なサボり方」なんかも熟知しているのですね。
・その8:影響力を持っている
お局と呼ばれる女性は、周囲から疎まれる存在でありながら、意外と職場においては強い影響力を持っていたりします。
周囲に「この人には逆らえないな・・・」という気持ちにさせてしまう迫力があるのです。
また、下手に逆らってしまうとヒステリーを起こす恐れもあるので、面倒事を避けたい人は「はいはい」と言うことを聞いてしまったりするのですね。
長年勤め続けているということもあり、お局の職場における影響力は抜群です。
そのため、後輩や部下も下手に逆らうことができなかったりするのです。
・その9:機嫌の良い時と悪い時の差が激しい
お局は感情の起伏も激しく、「今日はものすごく機嫌が良さそう」という日もあれば、「近づかない方が良いオーラが出ている」という時もあります。
そのため、毎日、周囲が顔色をうかがいながら仕事をしなければならないようなこともあります。
機嫌が良い時には、ちょっとした失敗くらいなら笑い飛ばしてくれるくらい大らかなのに、機嫌が悪い時は理不尽なことでも怒ってきたりするので厄介です。
影響力がある分、ますます周囲が機嫌に振り回されるのも困りものですね。
・その10:私生活が充実していない
実はお局さんと呼ばれる女性は、仕事こそ、長く続けて頑張っているものの、プライベートではイマイチ充実していないことが多いものです。
適齢期はとっくに過ぎているのに結婚していなかったり、結婚していても夫婦生活がうまくいっていなかったり・・・
中には、恋愛すらうまくできず、もやもやしている方もいます。
私生活が充実していない分、その鬱憤を職場で晴らしたり、若くてかわいい後輩や部下に嫉妬してしまったりするのです。
いかがでしょうか?
お局と呼ばれる女性の特徴をチェックしてみて、「私もヤバいかも!」と思い当たる節があった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、同じ職場で長く働き続け、年齢を重ねれば「お局」と呼ばれるようになるのかというと、実はそういうわけではありません。
お局と呼ばれる女性は、長く働き続けている職場に甘えながら、そこで独自のルールを展開してしまい、周囲に迷惑をかけているようなタイプの方と言えます。
ですが、実は「お局」というのは、元々の性格によるものだけでなく、周囲の環境次第でどんな女性でもなってしまう可能性があるものなのです。
お局にならないためには、自分を冷静に見つめながら、しっかり対策をしていくことが大切ですね。
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