人たらしって?
「男たらし」「女たらし」などと呼ばれる、とにかく異性にモテるための努力を欠かせない人がいますよね。
これと似た意味を持つ言葉に、「人たらし」というものがあります。
人たらしというのは、男女問わず、周囲の誰からも好かれるようなタイプの人のことを言います。
いつもグループの中心的な存在になっていたり、上司にも気に入られたり・・・
そんな世渡り上手なタイプの人は、人たらしである可能性が高いですね。
そして、そんな人たらしの人には、「なるほど!」と思える特徴や、人から好かれるための技があるのです。
「人たらし」というと聞こえは良くないかもしれませんが、周囲から好かれるのは、仕事においても恋愛においても良いことだらけ。
ぜひ、そんな人たらしな人の特徴を知り、技を盗んでみてください。
人たらしな人の11の特徴
まずは、人たらしな人ならではの特徴をチェックしてみましょう。
・その1:真面目な性格
「男たらし」や「女たらし」という言葉には、なんとなく不真面目な印象がありますよね。
そのイメージから、「人たらし」に関しても、だらしなくて不真面目なタイプの人を想像してしまう方は多いでしょう。
ですが、実はその真逆で、人たらしな人は「とても真面目な性格」の人が多いのです。
真面目にコツコツと、やるべきことをこなし、努力を怠らないのが人たらしの大きな特徴です。
なぜなら、真面目できちんとした人になることが、多くの人から好かれるための必須条件であることを分かっているからですね。
真面目、誠実、しっかりしている、努力家という印象の持てる人に対しては、多くの人が頼ろうとしますよね。
その結果、人たらしの周りには自然に人が集まってきますし、上司など目上の人からも信頼され、高く評価されやすいのです。
・その2:とにかく前向き
人たらしな人は、常に前向きな姿勢でいる方が多いのも特徴の1つです。
例えば会話をしていて、「どうせ私なんて・・・」「どうせ無理だし・・・」といったネガティブ発言ばかりする人だと、一緒にいる相手まで暗い気分になってしまいますよね。
人たらしな人はその真逆で、基本的にはいつもポジティブな言葉を発しており、前向きな姿勢でいろいろなことにチャレンジしていきます。
そんな前向きな人と一緒にいることで、周囲も明るく照らされますよね。
その結果、自然に人が「明るく居心地の良い場所」を求めて、その人の周囲に集まってくるということもあるのです。
明るく前向きな発言が多い人たらしの人は、一緒にいる人を楽しませるのも上手です。
一緒にいて楽しいと思える人には、友達もたくさんできますし、異性からもモテるでしょう。
・その3:甘え上手
人たらしな人は努力家で誠実・・・というと、なんだか堅苦しいようなイメージがあるかもしれません。
ですが、実は意外に人たらしな人は甘えるのも上手なのです。
特に上司や先輩などの目上の人は、甘えられると悪い気はしないものです。
人たらしな人は、誠実で頼もしい反面、周囲に頼ることも上手なのですね。
また、人たらしな人の甘え方は、ただ猫なで声でワガママに甘えるのとは違います。
上手にへりくだって、「私1人では出来ないから、手伝ってほしい」「あなたの力を借りたい」など、相手を立てた言い方をします。
こうして「あなただからこそ」という頼られ方をすれば、甘えられ、頼られた相手も嬉しくなりますよね。
このように、人たらしな人は周囲の力を上手に借りる能力にも長けているのです。
・その4:悪口を言わない
「人に好かれるためには、周囲を貶めなければならない」という考え方をしているうちは、人たらしになることはできません。
人たらしで周囲から好かれている人を観察してみると、ほとんど他人の悪口を言っていないことが分かります。
面と向かって話す時はもちろん、相手のことを否定するような言い方はしません。
そして、陰でも人の悪口、噂話などに花を咲かせることもありません。
人たらしは誰に対しても平等に接することが上手です。
平等に接することで、立場や年齢、性別などの違いを超えて、より多くの人に愛されています。
ですが、そんな平等を重んじる人たらしにとって、他人の悪口は平等を破り、相手を自分よりも劣った人間と見ているようなもの。
だからこそ、人たらしにとって悪口はタブーなことの1つとなっているのです。
・その5:礼儀正しい
どんなに性格の良い人でも、「挨拶をしない」「言葉づかいが良くない」といったタイプの方は、どうしても周囲に敵を作ってしまいやすいですね。
その点、人たらしは誰に対しても礼儀正しく、きちんと接しているのも大きな特徴です。
気持ちよく挨拶をするのはもちろんのこと、言葉づかいもきちんとしており、礼儀作法、マナーなどもしっかり守ります。
しかも、人たらしがスゴイのは、そんな礼儀正しい接し方を目上の人だけでなく、後輩や部下に対しても貫いているという点です。
人たらしは、誰に対しても、とにかく「平等」です。
年下だから、立場が自分よりも下だからという理由で、横柄な態度をとるようなことはありません。
その結果、上司や先輩からは可愛がられ、後輩や部下からは信頼される「愛される人間」になれるのです。
・その6:人付き合いがマメ
飲み会や食事など、誘ってもなかなか良い返事をもらえない相手は、「付き合いが良くないから」と周囲が徐々に離れていってしまうこともありますよね。
人たらしは、そういった点もしっかりわきまえています。
人付き合いにはとても「マメ」で、基本的には誘いは断りません。
もちろん、この「誘い」の内容は、プライベートでも仕事でも同じことです。
損得勘定は無しにして、誘ってくれたら快く応じるのが人たらしなのです。
しかも人たらしは、前向きで一緒にいて居心地がよく、楽しめる相手なので、自然に誘いも多くなります。
そして、人たらしは根っからの「人好き」でもありますので、たくさん誘ってもらえることに喜びを感じていたりもします。
人付き合いが苦にならず、むしろ楽しいと感じてしまうのも、人たらしならではの特徴と言えますね。
・その7:観察力・洞察力に優れている
人たらしは、「人をよく見ている」のも大きな特徴です。
観察力や洞察力に優れており、「この人にはこんな接し方が喜ばれる」「この人にはこの話題はタブー」など、相手に合わせる能力もあります。
そして、持前の観察力・洞察力を活かした接し方で、いつの間にか自分のペースに、相手を巻き込んでしまったりするのです。
相手ごとに柔軟な対応ができるので、相手の懐に入り込むのも得意です。
また、人をよく観察している分、周囲の人が何を必要としているのか判断するのも早く、気遣いができるのも大きな特徴ですね。
・その8:無邪気で憎めない
人たらしは、悪い言い方をすれば「八方美人」とも言えます。
ですが、そんな八方美人なところですら、なぜか憎めないのが人たらしの特徴です。
人たらしは決して計算高くはなく、無邪気に、自然に周囲の人を惹きつけていきます。
一般的に、「人からモテる人」というと、なんとなく嫉妬されたり、周囲に疎まれてしまいそうなイメージがありますよね。
ですが人たらしは、その無邪気さ故に、「あの子なら、仕方ないか」と許されてしまったりするのです。
・その9:いつもニコニコ
どんよりした暗い表情の人や、怒ったような表情の人には、周囲も声をかけづらいですよね。
では、どんな表情の人が近づきやすいのかと言えば、これは間違いなく「笑顔」の人です。
人たらしは、笑顔でいることが非常に多く、その笑顔に惹かれて集まる人も少なくありません。
まさに、笑顔で周囲を照らす太陽のような存在なのですね。
特に挨拶をする時などは、気持ち良いくらいの笑顔を振りまくのが人たらしです。
会った瞬間にニコッと微笑まれて、嫌な気分になる人はいません。
そうして、まず笑顔で人を惹きつけるのが人たらしなのです。
・その10:意外に不器用
人たらしは周囲の人との人間関係を上手に築いているので、「とても器用な人なのでは?」と思ってしまいますよね。
ですが、実は人たらしには、意外に不器用な人が多いのです。
仕事でもちょっとした失敗が多かったり、手先が不器用だったり、運動神経が悪かったり・・・
そんな不器用な部分があるため、周囲も親しみやすさを感じたり、持ち上げられても嫌味を感じなかったりするのですね。
そして、不器用なのに懸命に、コツコツ努力する姿に惹かれてしまったりもするのです。
・その11:聞き上手
人たらしは、あまり自己主張をしないのに、気付けばグループの中心にいるような人物です。
ではなぜ、自己主張をせずに中心的存在になれてしまうのでしょうか?
その答えは、「聞き方」にあります。
人たらしは、人の話に耳を傾けるのが上手なのです。
悩み事の相談などにも真剣に耳を傾け、自分の意見を押し付けることもなく、理解を示してくれたりします。
もちろん、聞いた悩み事などを周囲に言いふらすこともありません。
話しやすく、しかも話を聞いてもらうことで安心したり、気持ちがスッキリしたりする相手。
それが人たらしなのです。
このように、人たらしと言われる人には、様々な特徴があります。
中には「天然の特徴だから、マネするのは無理!」というものもありますが、「今すぐマネできるかも!」という特徴もありますね。
多くの人から好かれる「人たらし」を目指したいなら、マネできそうな特徴を盗むところから始めてみましょう。
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