ゆとり世代…じゃない?
あなたは「さとり世代」という言葉をご存知ですか?
一昔前までは「ゆとり世代」がテレビやネットで騒がれたりしていましたが、最近ではその「ゆとり世代」に代わって「さとり世代」という言葉が流行ってきています。
現代は昔よりもはるかに豊かな社会になり、今ではスマートフォンさえあれば、いつどこでも世界中の誰とでも一瞬でつながれる世の中になっています。
ツイッターやフェイスブックなどのSNSはもちろん、最近ではインスタの勢いがすごいことになっていますが、今の時代は直接他人と顔を合わせてコミュニケーションをとらずとも、スマートフォンの画面越しで他人と接することが可能です。
そのため、直接的な人間関係はどんどん減っていき、実際に会うことでしか得られない感情や雰囲気などを感じることが少なくなっています。
そしてそんな時代に生まれた人たちこそ、「さとり世代」と呼ばれる若者なのです。
さとり世代とは何か
「さとり世代」とは簡単にいうと、欲のない若者や人生を悟っているかのように落ち着いている人たちのことを指します。
文字どおり「悟りを開いたような状態」のことですね。
昭和生まれの人たちなどは、誰もが情熱的に生きてて夢や目標を追っている人が多かったと思いますが、現代では「草食系男子」や「絶食系男子」という言葉が誕生するように、あまり情熱的に夢や目標を追っているような人はいません。
むしろ、夢や目標なんてなくても「今さえ楽しければいい」という考えを持っている人たちのほうが多くなっています。
一般的に「さとり世代」といわれるような人たちは、生まれながらにして「インターネット」と「スマートフォン」がある時代の人たちです。
実際に周りを見てもわかるように、小学生でもスマホをいじりながらマックでくつろぐような時代になっているのです。
現代は「インターネット」と「スマートフォン」さえあればほとんど何でもできるといっても過言ではなく、仕事も遊びも趣味も娯楽も恋愛もすべて、やろうと思えばネット上ですべてできてしまうのが事実です。
そしてその環境こそ、若者たちの中から「欲」や「夢」といったものを奪い去り、特に何もせず平穏な日々を過ごすような生き方が「あたり前」として根付いてきている原因なのではないでしょうか。
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