一匹狼人間の多くは自覚がない
一匹狼人間は、自分が一匹狼としての行動をとっているという自覚を持っていません。
さきほどもいいましたが、一匹狼というのは「なろう」と思って「なるもの」ではなく、その人が自分の性格や本能に従っていたら、気づけばそういう風に生きていたという結果でしかありません。
そのため一匹狼人間には一匹狼としての自覚はなく、ましてや、自分が他人を遠ざけているという感覚もなければ、一人行動をとっているという感覚すらもないのです。
あくまでも本能のままに自然なままに生きていて、結果として一匹狼になっているということなので、目指そうとするものでもなければ、目指してなれるものでもありません。
一匹狼は「性格」であり「本能」であり、すなわちその人の「生き方」や「価値観」といった、いわば人生の「信念」のようなものなのです。
一匹狼男子が持つ8つの特徴
世間では、何でも1人で行動してしまう「一匹狼人間」に憧れを抱く人が多いのが事実です。
現代人は常に他人と一緒に行動することが多いため、1人で何でもやってしまう人に憧れてしまうのは仕方のないことです。
ここからは、一匹狼男子が持つ特徴を8個にまとめて紹介していきます。
一匹狼は目指してなれるものではないですが、特徴をまとめて紹介することで、一匹狼人間に憧れを抱いている人に少しでも参考になればと思います。
1、1人が好き
一匹狼男子の特徴として代表的なものは、やはり「1人が好き」ということでしょう。
一匹狼は結果としてなっているものだとしても、元々1人が好きではなければ、すぐにでも職場の同僚や友達たちとつるんだり時間を共有したりするでしょう。
1人行動でどこにでも行けたり何でもできたりするのは、仕方なく1人でやっているというわけではなく、「1人が好き」という気持ちが心の奥底にしっかりとあるからこそ、恥ずかしさを感じることもなく何でも1人でやることができるのです。
普通に友達と笑ったりバカ話をしている人にとっては、自分1人だけで何でも行動するのは、恥ずかしいと思ったりして中々耐えられないことだったりするでしょう。
何度も言いますが一匹狼というのは元々の性格が大きく影響してきます。
自分の本心はたくさんの人たちと笑い合って楽しく過ごして生きていきたいと思っているのに、その気持ちを押し殺してまで一匹狼男子を目指そうとするのは間違っています。
一匹狼はあくまでも「生き方」でしかなく、人生は一番自分に合った生き方をして過ごしていくべきです。
無理して自分を変えてまで1人でいることを選択するのはやめておきましょう。
2、束縛が嫌い
1人を好む一匹狼男子は「束縛が嫌い」な人が非常に多くいます。
というのも、束縛されるからこそ1人が好きなのだといえるかもしれません。
現代では常に何かに縛られ、何かに追われている状態がどうしても多くなってしまいます。
仕事では時間に追われ、プライベートでは友人のペースに縛られ、空き時間には恋人への返信に追われる。
相手側も特に束縛しているようには思っていなくても、結果として本人が「縛られている」と感じてしまっているのであれば、それは無意識のうちに束縛していることになってしまいます。
一匹狼男子は自分を縛り付けたり、自分の行動を制限されたりすることが苦手です。
それゆえ、何でも気軽に行動できる「1人」という状況を好み、いつしか何でも自分1人で完結してしまうようになってしまうのかもしれませんね。
3、頭がいい
実は一匹狼男子というのは「頭のいい」人が多いです。
頭がいいといっても、決して勉強ができたり数学の成績が良いというのではなく、自分にとって何が一番有意義で楽しい気持ちになれるかを理解していて、そのために必要な行動をしっかりと取ることができるという意味の「頭がいい」になります。
空いてる時間を誰かに誘われたとしても、寂しさや孤独感といった感情に惑わされることがなく、「この人と過ごすとどうなるか」「自分一人で行動するのとどちらがいいか」を冷静に考えることができる頭を持っているということです。
普通の人なら何も考えずに二つ返事で返してしまうところを、しっかりと自分の性格と価値観に照らし合わせて考えることができるのは頭がいい人の特権でもあります。
そういった人のたちのことを世間では「計算高い」「ズル賢い」などといったりもしますが、本当に計算高い人は一匹狼という性格すらも計算で演じられるような人のことをいうのです。
ここでいう一匹狼男子は、計算で一匹狼を演じているわけではなく、ありのままの自分の姿が一匹狼であり、頭がいいというのもいわば生まれつき備わっている才能でもあるわけです。
こうした頭の良さは決して学校の教室などでは学ぶことができないので、本当にうらやましいですよね。
4、仕事ができる
これはさきほどの「頭の良さ」にも似ていますが、一匹狼男子には仕事ができる人が非常に多くいます。
とはいっても、ほかの同僚たちがペチャクチャと無駄話をしている中で1人モクモクと仕事をこなしていれば、ある程度は周りから仕事ができると思われても当然だといえます。
しかし、一匹狼男子はそのような見せかけの仕事ができる男子ではなく、元から頭の回転も早いために本当の意味で仕事をバリバリこなしていくことができるのです。
しかも、仕事中でも1人でいることが多いので、集中力や生産力は周りの人たちよりも格段に高く、それに伴い仕事の結果もついてきているような状態です。
仕事は1人だけでするものではないとよくいわれますが、実際、仕事を1人で完結することはできないにしろ、仕事においてもっとも大切なのは個人の集中力や生産力なのです。
個人個人の力が合わさって大きな仕事をこなすことができるのであれば、一匹狼男子のような仕事の生産力が高い人は特に貴重で、そういった人は1人でいるにも関わらず周りからの尊敬も集めやすいといえるでしょう。
5、めんどくさいことが嫌い
1人が好きな人の多くは総じて「めんどくさいことが嫌い」です。
そしてそれは一匹狼男子にもあてはまります。
意見が合わなければケンカになる友達や、小さなことで不機嫌になってしまう恋人、ネチネチと過去の武勇伝を語る上司や無駄に絡んでくる職場の同僚たち。
たしかに生きていくためにはある程度の人間関係は必要です。
しかし、自分の領域にまでズカズカと踏み込んでくる人間関係はあまりいいものとはいえません。
ましてや人間関係は元々めんどくさいものですから、そのめんどくささも度が過ぎれば嫌気になってしまいます。
一匹狼男子のほとんどは「めんどくさがり屋」です。
そして人間関係の多くは「めんどくさいもの」です。
めんどくさいことが嫌いな一匹狼男子が一人行動を取るのもある意味必然だといえますね。
6、他人に合わせるのが苦手
人間関係は必ずどちらか一方がどちらかにペースを合わせなければなりません。
仕事でも周りを気にせずテキパキこなしていけばいいわけではなく、一緒にやっている同僚がいるのであればその人のペースに合わせて仕事をしなければならない場合もあるでしょう。
友達と遊ぶときでも、相手が「ここ行きたい」「これ食べたい」といえば自分か相手のどちらかが相手の行動に合わせなければなりません。
一匹狼男子は他人に合わせることが苦手なため、そういった小さなことでも積み重なればストレスになってしまいます。
あたりまえのことですが、人は1人で行動していれば誰かにペースを合わせる必要はありません。
自分が行きたい場所に行き、食べたいものを食べ、帰りたいときに帰る。
他人のペースに合わせて行動するというのは一種の「束縛」といえるかもしれませんね。
そして、他人に合わせることと束縛が苦手な人が一匹狼になってしまうのも、ある意味自然であたり前の行動だといえるでしょう。
7、周りを気にしない
一匹狼男子は周りを一切気にしません。
しかし、現代人の多くは、常に周りの目を気にして自分の行動などを決めてしまいます。
自分が本当に着たい服装は目立つため、地味であまり目立たない流行に乗っかった服を着てしまう。
髪型も自分がしたいものや染めたい色があるにも関わらず、つい周りの目を気にして落ち着いた色と普通のミディアムな髪型にしてしまう。
今では街を歩いていればほとんどの人たちが、同じような格好、同じような髪型、同じような行動パターンに従って生きています。
しかし一匹狼男子は周りを気にしないため、「世間」という枠組みの中では若干浮いた存在になってしまいます。
奇抜な髪型と服装、目的を決めない行動と気分で左右される行き先。
昔からよくいわれていますが、「自分の顔を気にしているのは自分だけだよ」という言葉のとおり、自分のことを気にしているのは自分だけなのです。
他人の目を気にしてしまうと日々の行動が大きく制限されてしまいます。
一匹狼男子の「周りを気にしない」という特徴は、自分の行動を制限する「束縛」に対する対抗心なのかもしれませんね。
8、自分の信念を持っている
一匹狼男子は確固たる信念を自分の中に持っています。
それは座右の銘であったり、人生に対するたった1つの指針でもあります。
1人で行動することが多い人はわかると思いますが、人は1人でいると実にさまざまなことが頭に思い浮かんできます。
「あそこに行きたい」とか「あれが食べたい」とかポジティブなことから、「この先どうなるんだろう」とか「自分はこのままでいいのか」といったネガティブなことまで、本当に色々なことが頭の中を巡ってくるのです。
しかし、そのネガティブな考えにいちいち惑わされていては、人生はつらく苦しいものになってしまいます。
そのため、自分の軸が簡単にはブレないようにするため、確固たる「信念」を持つ必要があるのです。
1人で何でも行動するというのは、一見、自由で気楽なように見えますが、実際は多くの感情が心に湧いてくるため見かけによらず大変なことだったりします。
一匹狼男子は、自分の中のネガティブな感情に負けないくらいの強い信念を持っています。
もし、あなたが一匹狼男子になりたいと思うのなら、まずは、孤独に負けない確固たる人生の信念を持つことからはじめてみてはいかがでしょうか。
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