会社を休むための理由9選！
ここまでは、会社に行きたくない原因を間単にまとめてきました。
実際、現代での社会人生活には出口が見えません。
今では年金受給年齢もどんどん引き上げられていますし、医学の発達により日本人の平均寿命もどんどん延びています。
いつまで働くのか。いくらお金を貯めればいいのか。いつ仕事をやめるのか。といったことがまったく予測がつかなくなっているのです。
その終わりが見えない社会人生活をうまく続けていくためには、やはりストレスや疲労を溜め込まないようにする必要があり、たまには会社を休んだりすることも大切なことです。
しかし、多くの人は会社を休むのに罪悪感を感じたり、休む理由が見当たらなくて困っている人がいるのも事実です。
本来なら「休みたいときは思い切って休む」というのが正しいのですが、日本人は真面目すぎる部分があるので、何か適切な理由がなければ「休む」という選択をとることができません。
そこで、ここからは「会社を休むための理由」を９個にまとめて紹介していきます。
「なんて言って休めばいいのか」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
１、風邪
会社を休むための理由としてもっともポピュラーなのが、やはり「風邪」でしょう。
誰もが一度は経験したことがある「風邪」を使って会社を休むのはもはや鉄板であり、「会社を休みたい！」と思ったときに一番簡単に使うことができる方法です。
しかし、一番簡単に使いやすいがために、ズル休みだと疑われる可能性も一番大きいといえます。
実際、「風邪を引いたので休みます」といって休んだものの、次の日にケロっとした顔で何事もなかったかのように出勤すれば、周りからは「ズル休みだ」「仮病だ」と疑われしまうのも無理はありません。
どんなに軽い風邪であろうと、風邪を引いて会社を休むぐらいなら、次の日にも鼻水や咳などの何らかの症状が残っていなければおかしいと思われてしまいます。
現実的に考えて、１日休んだだけで完璧に風邪が治すはずがありませんからね。
そのため、風邪で会社を休むというのは一番使いやすい方法ではあるものの、休んだ後のこともしっかりと考えていなければ「ズル休み」だと思われてしまうので、何かしらの対策が必要になるでしょう。
マスクをつけて出勤したり、休憩後に風邪薬を飲んだりしていれば信憑性も増すので、そういった小さな嘘をつくことも時には必要です。
２、腹痛
会社を休むための理由として、風邪の次に人気なのがおそらく「腹痛」でしょう。
みなさんも学生の頃は「お腹が痛いので休みます」といったことがあると思いますが（人による）、腹痛で休むのは風邪よりも比較的休みやすい方法だといえます。
なぜかというと、風邪の場合は次の日にも鼻水や咳などの「風邪を引きました」という症状がなければ周りから怪しまれる可能性がありますが、腹痛の場合は目に見える症状がありません。
そのため、腹痛は自己申告的な面もあるので、自分で「お腹が痛い」といってしまえばそれが本当か嘘かを見分けることは誰にもできないのです。
実際、本当にお腹が痛いときでも周りの人からは「なんか変なもの食べたんじゃないの？」程度にしか思われませんし、風邪のときのように「顔色悪いね」などと言われることもありません。
腹痛は目に見える症状が出ないこともあり、急に休むときにはもっとも使いやすい方法の１つだといえるでしょう。
しかし、やはりどんな方法でも仮病やズル休みを疑う人は存在するので、そういった人たちのことはあまり気にしないようにする必要があります。
いちいち本当かどうかを証明することは不可能ですし、何より疑い深い人に何を言っても伝わることはないので、必要以上に突っ込んでくる人は相手にしないのが懸命でしょう。
３、頭痛
会社を休む理由として、腹痛と同じく目に見えない症状である「頭痛」も休むのに有効な手段となります。
基本的に頭痛も腹痛と同じく自己申告型であり、自分で「頭が痛い」といってしまえばその真意は相手には確かめようがありません。
風邪を引いたからなのか、寝不足や二日酔いなのか、それとも精神的なものなのかを確かめる術はないのです。
そのため、「頭痛がひどくてとても仕事ができる状態ではない」といってしまえば、おそらく高確率で会社を休むことはできるでしょう。
しかし、頭痛は基本的に誰しも経験したことがあるように、少し頭が痛いくらいで会社を休むというのは、周りからはあまりよく思われません。
「自分も頭が痛いのに頑張ってる」「偏頭痛持ちだけど頭痛薬を飲みながら仕事している」という意見もたくさん出てくることでしょう。
なので、頭痛で休むという場合は「頭が痛すぎるので病院に行ってきます」など、実際に頭痛がひどいことをある程度証明する必要があるといえます。
ただ「頭痛がするので休みます」といっても、「熱があるわけじゃないんだったら少し休んでから出てこい」とも言われかねませんので、あまり嘘をつくことが得意ではないにしても、「頭痛がひどいので病院に行きます」といい、その後で実際に病院にいって診察を受けたという嘘をつくことも時には必要になります。
頭痛も目に見えない症状で使いやすい理由なため、周りからは「本当か？」と疑われやすい面もあるので注意が必要でしょう。
4、歯痛
虫歯での「歯痛」も会社を休むための理由としてはよく使われる傾向があります。
実際、歯痛というのは仕事が手につかないぐらいの痛みがあり、とてもじゃないですけど我慢できるような痛みではないときもあります。
中には「ロキソニン」などの痛み止めを飲んで我慢する人がいますが、結局それは一時的な処置に過ぎないので、痛み止めが切れれば倍になって痛みが襲ってくる場合も十分にありえます。
そのため、歯が痛いために歯医者に行くといえば、大抵の場合は許してもらうことができるでしょう。
しかし、歯痛も「歯医者が終わったあとに来い」と言われかねないので、会社を休むために歯痛を使うのであれば、「歯痛がひどすぎて熱がある」というほうが比較的休みやすくなります。
ですが、その場合は実際に次の日に歯が腫れていなければ怪しまれる可能性があるので、こちらもマスクを着用するなどの対策が必要になるでしょう。
５、発熱
「熱がある」というのは会社を休むための理由としては申し分なく使える有効な手段です。
実際、「熱があるので休ませてもらえますか？」といっても、「熱ぐらいで休むな。頑張って出てこい」と言われれば、それは完璧に逆ギレしてもいいレベルです。
熱があるのに無理やり働かせる会社なんて、とてもじゃないですけどマトモだとはいえませんからね。
しかし、ここで使う場合の「熱がある」は一応、「会社を休むための理由」として紹介しているのでそんなことをいう権利がないともいえます。
そのため、「熱があって休みたい」という場合には、さらに「吐き気がすごくて動けない」「嘔吐してしまった」などの言い訳を付け加えておくと、より信憑性も増して休みやすくなるといえます。
ですが問題としては、熱で休む場合は次の日に何の問題もなさそうに出勤するのはNGであり、熱が高熱であった場合などは１日だけでなく最低でも２日間ぐらい休む必要があるといえます。
そのため、「今日だけ休みたい」という人はあまり「発熱」を理由に休むことはおすすめしません。
「熱がある」というのは、あくまでも２~３日間は休みたいときに使うべきであり、１日だけ休みたいのであれば別な方法で休むことをおすすめします。
６、身内の不幸
「身内に不幸があった」というのは長期間会社を休むための理由としておすすめです。
身内といっても家族なのか親族なのか知り合いなのかによっても変わってきますが、家族の場合は１週間程度、親族の場合でも２~３日前後、知り合いの場合でも1～２日は休ませてもらうことができるでしょう。
実際、家族に不幸があった場合は色々と準備ややらねければいけないことが山ほどあるので１週間程度の時間は必要ですし、親族の場合でも、住んでいる場所が遠かったりすればこちらも１週間程度の休みをもらうことができます。
また、知り合いの不幸の場合は基本的に葬式や告別式だけ出席するのが一般的なので、こちらは１~２日程度の休みになるでしょう。
しかし、家族や親族、または知り合いに不幸があったというのは、自分の「会社を休みたい」という利己的のために使うことはおすすめできません。
自分の勝手な都合で身内の人間に不幸があったなどと嘘をつくのは、倫理や道徳的にもあまりいいこととはいえないからです。
しかも、本当に不幸があったことを証明するために、出席した書類を見せろといわれれば簡単に嘘がバレてしまいます。
実際に不幸があった人に対してそんなことを言ってくる会社も珍しいとは思いますが、たとえどれだけ長期間休みたいからといって「身内に不幸があった」などとの理由はあまり使うべきではないでしょう。
言葉は言霊であり、嘘が現実になってしまうこともありますので、不幸を招くような嘘には気をつけるようにしましょう。
７、家族の体調不良
会社を休むためには「家族の体調不良」を使うのもアリだといえるでしょう。
その対象が自分自身ではないため、次の日に涼しい顔して出勤したとしても何か言われるわけでもなく、特にこれといって怪しまれずに休むことができるといえるでしょう。
主な理由としては、結婚している場合などは「妻の体調が悪い」「子どもが熱を出した」などが一般的であり、独身の場合でも「親の体調が悪く病院に連れて行く」などの理由を使えば、比較的休みやすいといえます。
しかし、唯一難点があるとすれば、これは結婚していたり親と同居している実家暮らしの人しか使えないことでしょう。
近くに家族がいないのに、わざわざ体調不良の連絡をしてきたりするのは、よほど重症な場合か急ぎの症状でなければありえないので、家族の体調不良を使う場合は、「一緒に住んでいる」ことが前提で、「自分でなければ対応することができない状態」であることが必要になります。
そういった意味では、会社を休む理由としては「家族」を使うよりも「自分自身」を理由にした体調不良のほうが使いやすいともいえますね。
８、天候不良による災害
こちらはある特定のパターンに限られてしまいますが、台風や大雪、洪水といった災害を理由に休むのも時としては使える理由になります。
しかし、これは実際にそういった天候不良がおきていなければ使うことができず、会社に行くことができないほどの大雨や大雪、洪水などの災害は１年に１回あるかないかぐらいの確率です。
ましてや、電車通勤でなく車で通勤している人などは、さらに難易度が高い災害が起きなければ会社を休む理由としては納得してもらえないかもしれません。
家が一軒家で、洪水のせいでドアが開かない、大雪で家から出られないなどといった理由も、都心や市内ではあまり起きるはずがなく、こちらも比較的条件が厳しいといえるでしょう。
そのため、災害を理由に会社を休むのはあまり現実的とはいえず、本当に休みたいと思っているのなら素直に仮病などを使ったほうが、いろいろと言い訳を考える必要もなく楽ですのでそうした方がよろしいでしょう。
９、生理痛（女性のみ）
女性の場合は「生理」を理由に会社を休むのも１つの手だといえます。
しかし、生理痛は男性の人にはあまり理解しづらく、「生理で休むなんておかしい」「ただやる気がないだけ」と思われることも少なくありません。
実際、生理痛というのは人それぞれ程度が違うので一概にはいえませんが、生理痛が軽い人は日常生活にはまったく何の影響もなく、普通に過ごせる人もたくさんいらっしゃいます。 が、程度が重い人にとってはまさに地獄といっても過言ではありません。
そのため、生理痛で会社を休むというのも実は理にかなっています。
実際に生理痛を経験することができない男性には決してわからないことですが、もし会社の上司が生理痛が単なる腹痛やホルモンバランスの乱れだと軽く考えているのであれば、一度女性に対する態度を考えなおすようにしてもらいたいものです。
会社を休むために生理痛を利用するのは、女性にとっては非常に有効な手段だといえます。
会社を休むのは悪いことではない
ここでは、会社に行きたくない原因から会社を休むための理由についてまとめみました。
毎日忙しく仕事をこなしていれば、「今日はやる気が出ない」「今日だけは休みたい」と思う日もあることでしょう。
自分にムチを打って、週末の休みを楽しみに歯を食いしばりながら頑張ることも時には大切なことですが、本当に会社に行きたくないと思うのであれば、一度立ち止まって休むことは悪いことではありません。
多くの人は会社を休むことに罪悪感を感じてしまうというデータもありますが、会社を休むこと自体は一切悪いことではありません。
ここでは、会社を休むための理由を９個にまとめて紹介してみましたので、「会社を休みたいけど理由が思いつかない」という人は、ぜひ自分の状況と照らし合わせながら自分なりの理由を見つけてくださいね。
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