ご褒美
世間では、仕事などを頑張った後に「自分へのご褒美」をすることが流行っています。
「今週も頑張ったから何か自分へのご褒美をしよう」
「明日から頑張るために何か特別なことしよう」
実際、日本人は世界の中で見てもトップクラスに働き者です。
いや、働きすぎだといっても過言ではないでしょう。
毎日の残業はあたり前、休日出勤もあたり前、風邪を引いても簡単には休めないのもあたり前。
そして今では「自殺大国」「ブラック労働国」とまで言われるようになってしまいました。
そんな国で働いていれば「自分へのご褒美」がしたくなるのはある意味必然だともいえます。
私たちは労働するためのロボットではないし、ストレス発散や息抜きもたまには必要なのです。
しかし、中には毎日のように「今日は頑張ったから特別だ」と自分のことを甘やかしすぎている人もいます。
そして、自分へのご褒美なんてしなくても毎日元気に働いている人がいることも事実です。
自分へのご褒美にはたくさんの方法が考えられますが、そもそもそれらは本当に必要なものでしょうか?
そして、自分へのご褒美をすることに本当に何か意味があるのでしょうか?
自分へのご褒美は必要なのか?
学生でも社会人でも、何かを頑張った後には頑張った分だけ、自分へ何かご褒美をあげたくなりますよね。
「部活を頑張った」「勉強を頑張った」「仕事を頑張った」「休日出勤した」などなど。
人は誰しも何かしら頑張りながら生きているものであり、他人からは適当に生きているようにしか見えなくても、その人自身にしかわからない頑張りというものが確かに存在するのです。
そして、頑張った後には「これだけ頑張ったんだから今日は特別」といって、自分に何かしらのご褒美をあげている人がたくさんいます。
ストイックな人の中には「それは甘えでしかない」と考える人もいますが、人は元々そんなに強い生き物ではないし、エサで釣るやり方ではありませんが、「頑張った後にご褒美がある」と思うことで頑張れることも確かにあるのです。
それに頑張った自分へのご褒美というのは、まず前提として「頑張った自分」がいなければ成り立たないので、普段からダラダラと過ごしているわけではなく、しっかりと自分がやるべきことに対して頑張ってからご褒美を自分自身にあげています。
そのため、普段はストイックに自分を追い込みながら頑張っている人もいれば、自分へのご褒美のためにわざと我慢をしながら生活している人もいるのです。
週一のご褒美は貯金にもおすすめ
自分へのご褒美を実践している人は、基本的に毎日やっているわけではなく「1週間頑張ったご褒美」として自分にあげている人が多く、普段はやるべきことをやりながら淡々と過ごしている人が多いんです。
そして、週一のご褒美というのは実は「貯金」などといったことにも非常に効果的な方法になります。
自分へのご褒美を1週間に1回だけと決めておけば、必然的にほかの日では特に変わったことをすることもなく、普段どおりの日々を過ごすことになります。
それどころか、週一の自分へのご褒美のために色々なものを我慢したりするかもしれません。
つまり、何かお金を使って特別なことをするのを我慢し、その分週一回の自分へのご褒美に我慢した分を当てることになります。
そうなると、普段からお金を使う機会も必然的に減るので、お金はみるみる貯まっていきます。(週一回のご褒美で大奮発しない限り)
自分へのご褒美をつくることは節約や節制というものにもつながっていくことになるのです。
ダイエットにも効果的
ちなみに、自分へのご褒美は「ダイエット」にも効果的であるといえます。
というのも、さきほどもいったように自分へのご褒美を週一回に限定すれば、自然にその日のために普段の生活ではお金を使ったり、暴飲暴食をしたりすることはなくなります。
普通「ダイエット」といえば、終わりの見えない我慢のように感じることが多いですが、実際、週に1回ぐらいは食べ過ぎたり暴飲暴食したりしても体にはほとんど何の影響もありません。
そのため、週一の自分へのご褒美のために普段は我慢し、その1回でたくさん自分へのご褒美としておいしいものを食べるという生活をしていても、不思議と体重は減っていくのです。
毎日軽くランニングしていても、夕食後にお菓子や甘いものなどを食べていてはまったく意味がありません。
それなら、週に1回だけは好きなものを食べるようにし、他の日は我慢するというようにしたほうがダイエット効果は高いのです。
自分へのご褒美は「たまにやる」からこそ、貯金やダイエットにも効果的になるのです。
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