経験や反省を生かすようにする
これまでに得た自分の経験や過去の失敗というのは、洞察力を身に付けるにあたり非常に重要なファクターとなります。
何故なら、経験や失敗というのはそれを生かした場合に限り、単純に人という生き物を成長させるからです。
これまではその経験がなかったら、失敗がなかったから分からなかった物事も、経験が失敗を経て分かるようになる、成功できるのは、誰だって分かることです。
物事だって同じです。
これまではその表面上のものしか見えていなかったのが、経験や失敗によりそこに表れていない、その本質が見えるようになるのです。
だから経験や失敗というのは洞察力に直結しているところがあり、これらを生かすことがどれだけ大切かと言うことが分かると思います。
ただし、それはあくまで経験や失敗を「生かした場合」に限ります。
どれだけ経験しても、別にその経験を気にも止めないとか、失敗してもその場しのぎだけをして反省しないとなると、全く生かせません。
だから物事はいつまで経っても表面上しか見えない、目に見えて表れていないものは一切分からない・・・これは、経験や反省を生かしていないことで、人として成長していないからです。
ですので今後は新たな経験は必ず自身の糧にする、また失敗をしたら必ず反省をしてどのように次回に生かすか、またどのようにすれば失敗しないかをしっかりと反芻するようにしましょう。
物事を分析する癖をつける
これは洞察力を身に付ける上で、とても大切なことだというのは何となく分かると思います。
やはりその物事をそのまま受け取るよりも、その物事が一体どういうものなのか、どういうことなのかを分析することにより、物事への理解や造詣が深まると思いますよね?
それにより洞察力を試される場面があった際に、物事への理解や造詣が深いことは「察する」という面で強みになりますし、どういうもの(こと)なのかも理解していて、それはまさしく洞察力なのです。
ですが、ほとんどの方はそんな分析なんてしないと思います。
分析されるような方であっても、それは無意識にやっている、またそういう性質であって、意識的に「分析してやろう」なんて思う方はそれほどいないのではないでしょうか?
だからこの分析という性質があるかどうかは、洞察力のある方ない方でくっきり分かれるところがあって、洞察力のある方は「する」、ない方は「しない」となるのです。
それだけに、今後しっかりと物事を分析する癖を付けると、自然に洞察力の「ある方」の思考に近付く・・・要するに、洞察力が身に付くことになるのではないでしょうか?
ちょっと後付け感がありますけど、自然に「付いてくる」ことから方法の実行自体はそれほど難しくなく、普段から物事を分析しているだけで成せるでしょう。
ただ、あまりその分析が突拍子もない、的外れであると意味がないので、そこはこっそりネットなどで正誤を見直して、少しずつその能力を培うようにしてみると良いでしょう。
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