両片思いの特徴
両片思いというのはとても切ないものです。
お互い好きなのに気づかない。
両思いなのに片思いだと思いこんでいる。
恋愛においてこれほど切ない関係性もないのではないでしょうか。
名探偵コナンの「新一」と「蘭」のような関係性を現実で実践するには、実際、かなりの忍耐力と強い絆と大きな愛がなければ成り立たないでしょう。
両片思いというのは一見幸せそうに見えますが、それはいつ壊れてもおかしくない切ない関係性でもあるのです。
そこでここからは、両片思いになっている2人の特徴についてまとめていきます。
もし今好きな人がいて、「相手との仲の良い関係性を壊したくないから告白していない」という人がいるのであれば、ぜひここに書かれていることを自分と照らし合わせてみてください。
もしかするとそれは「片思い」ではなく「両片思い」になっているかもしれませんよ。
1、一緒にいることが多い
両片思いの特徴の一つ目は、「一緒にいることが多い」ことです。
実際、幼馴染でも仲の良い友達でも、両片思いになっていなくても一緒にいることが多いとは思いますが、逆にとらえれば、両片思いであるなら一緒にいることが多いともいえます。
両片思いというのはお互い相手に恋をしている状態なので、一緒にいることが多いというのはある意味当然だともいえるでしょう。
できることなら好きな人とはずっと一緒にいたいし、2人で楽しく笑っていたいと思うのが人間というものですからね。
しかし、人によっては「好きであるからこそ一緒にいるのがつらい」という人も存在し、それはつまり、本当は自分の気持ちを伝えたいのだけれど伝えられないという、片思いの状態のまま側にいるのがもどかしくてつらいということです。
本当は相手も自分のことが好きな状態である「両片思い」であるのに、「自分だけが好き」と思いこんでいるばっかりに、自分で自分をつらくしてしまっている人も少なくありません。
本来なら「一緒にいることが多い」だけで、なんとなくどちらかが「ひょっとして好きなのかな?」と気づきそうな気もしますが、実際には、お互い「好き」という感情があるため、「今の状態を壊したくない」と思っているがために自分で自分の気持ちを隠しているともいえます。
一緒にいることが多いのは「仲が良い友達」だからなのか、それとも「好きという感情」があるからなのか。
そこの見極めは中々難しいところではありますが、多くのパターンでは「一緒にいることが多い=好き」という結果になっていることが多いため、もし、今自分が片思いしている人と一緒にいる時間が多いと感じているのであれば、おそらくそれは「両片思い」になっていると考えていいでしょう。
2、お互いのことを気遣っている
両片思いの特徴の二つ目は、「お互いのことを気遣っている」ことです。
というのも、世間では「誰にでも優しく思いやりをもって接しましょう」とはよくいわれますが、実際にそれを実践できている人はほとんどおらず、多くの人は自分と気が合う人や好きな人にだけ優しくしているのが現実ではないでしょうか。
そのため、相手に対して優しい心遣いを見せたり、思いやりの言葉をかけられる人というのは、その人に対しては明らかに好意を抱いていると考えられ、自分もその相手のことが好きなのだとすればそれは「両片思い」であるといえるというわけです。
人によっては本当に「誰にでも優しく接している」人がいることも事実ですが、現実には中々そういった行動をできる人が少ないのが事実であり、現代ではSNSの流行に伴ってコミュニケーションスキルが欠如している人が若者を中心に多くみられるので、やはり「相手のことを気遣える」というのは相手に好意があることの証明にもなります。
相手に片思いするというのは、自分の中で「特別な人」になるということです。
そしてそれはつまり、「大切な人」であり「大事な人」であり「かけがえのない存在」であるといえるでしょう。
そうした相手に対して気遣った態度で接するのはいわばあたり前でもあり自然なことでもあるので、これは間違いなく「好意」を抱いている状態であり「片思いをしている」と考えられるのです。
現代では「気遣う」ということを自分にとって大切な人にしか発揮できない人が多いのは何とも悲しいことではありますが、そのおかげで相手の気持ちに気づけるのも事実ですので、そういった現代性をすべて否定することも中々難しいといえますね。
3、毎日連絡しあっている
「毎日連絡しあっている状況」というのは、両片思いの大きな特徴の一つになります。
実際、多くの人は友達でも誰でもある程度は好意を抱いている人でなければ毎日連絡取りあったりはしないですよね。
ましてや、その相手が異性ともなれば、それはほぼ確実に相手に対して好意を抱いている、つまり「片思い」している状態だといえるでしょう。
そして、相手だけでなく自分にも「好き」という感情を持ちながら毎日連絡しているのだとすれば、それが「両片思い」ということになります。
特に、最近は「SNS疲れ」なんて言葉もよく聞くようになってきて、LINEなどの返信も本当に仲がいい人や、それこそ好きな人や自分にとって大事な人にしか返信しない人も多くなってきているため、そこからも「毎日連絡しあっている」という行動の重要さがわかるのではないでしょうか。
さらに大事なこととして、LINEの内容などもおもしろい話や大事な話ばかりだけでなく、「些細なくだらない話をしているか」という点も相手の気持ちの見極めには使えたりします。
さきほどもいったように、最近では手軽に連絡を取り合ったりすぐに人とつながれるSNSに振り回されて疲れてしまう人が多くなっているので、「くだらない話」で毎日連絡を取り合えるというのは実はかなり重要なことだったりするのです。
SNS疲れになっている人は、よほど相手に好感がなければくだらない話なんかで連絡を取り合ったりはしませんからね。
毎日些細なことやくだらない話、何でもないような会話でお互い連絡取り合っているのだとすれば、それはかなりの高確率で「両片思い」になっていると考えて間違いないでしょう。
4、よく目が合う
両片思いの特徴の最後は、「よく目が合うこと」です。
これも定番といえば定番なのですが、誰でも好きな人のことが気になってしまい、つい目で追ってしまうという経験をしたことがあると思いますが、もちろん自分だけが相手のことを見ていても目が合うことはありません。
そこに相手も自分のことを見てくるからこそ、はじめて「目が合う」という状態になるのです。
そしてそれはつまり、「相手も自分のことが気になって目で追ってしまっている」ということの裏返しでもあります。
もちろん、「何となく見られた気がしたから見たらたまたま目が合った」ということもあるとは思いますが、だからこそ「よく」目が合うということが重要になってくるのです。
たまたまだと1日のうちそう何度も目が合ったりはしないはずです。
それに対して、相手のことが好きだったり片思いしている状態だったなら1日の中で目が合うことはかなり多くなっていることでしょう。
これもあたり前のことですが、人は興味のない人や嫌いな相手のことなんて見たくはないでしょうし、気にしたりもしませんよね。
「よく目が合う」というのはいわば意志が通じ合っているということでもあり、もしその2人が付き合っていないのだとすれば、それはつまりお互いが片思いしている状態の「両片思い」だといえるでしょう。
目が合うのは「好きだよ」というサインになっていることもあるので、相手の些細な行動にもしっかり目を配るようにしてみてくださいね。
両片思い⇒両思いになる方法4選!
ここまでは、両片思いの特徴についてまとめてみました。
実際、お互いが片思い同士ならすぐ相手の気持ちに気づいたり両思いになれたりしそうなのですが、現実はそう簡単にはいかないようですね。
そこでここからは、両片思いから両思いになる方法についてまとめていきます。
「今のままでも幸せだけど両思いになって付き合いたい」「相手の気持ちも知りたい」という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
1、恋愛トークをする
両片思いから両思いになる方法の一つ目は、相手と「恋愛トークすること」です
これは中々勇気のいることかもしれませんが、相手は「どんな人が好きなのか?」「いま好きな人がいるのか?」「それはどういう人なのか?」といったことを詳しく聞いてみるのがいいでしょう。
もしかしたらそこで自分とはまったく違うタイプの人の特徴をいわれることがあるかもしれませんが、逆に自分の特徴と似たようなことを言ってくるかもしれません。
もしそこで自分と似たような人の特徴をいってきたりするなら、それは間違いなく相手も自分に好意がある証だといってもいいでしょう。
そうすれば、あとは会話の流れに任せながら、自分の好きな人の特徴もわざとらしく相手を表現するように伝えていけば、相手もその気持ちを悟り告白してきたり何らかの行動を起こしてくるはずです。
相手の恋愛観について詳しく聞くことは、両片思いから両思いになって相手と付き合うためには非常に有効な手段であり、例えると相手に対してジャブを入れているようなものです。
よほど相手に勇気がなかったり、もしくは自分に対して好意がない場合でもない限り、好きな人の特徴を自分に合わせて言われたりすれば誰だって何かしらの行動を起こすはずでしょう。
両片思いの多くは、何となく相手の気持ちに気づいているケースも多いので、「もしかして・・・」と感じた場合は相手に対して積極的に恋愛トークを仕掛けてみましょう。
そうすればきっと相手も何かしらの反応を返してきて、気づけば両片思いではなく両思いになれるはずです。
2、ボディタッチを多くする
両片思いから両思いになる方法の二つ目は、「ボディタッチを多くすること」です。
これも「恋愛トークをする」というのと似たものであり、つまり相手に対してパンチを入れる行動でもあります。
わざと体をくっつけてみたり、不自然にならないように相手の手を握ってみたりなど、あくまでも自然な感じで相手に触れることは、2人の両片思いの気持ちを刺激するにはとても効果的です。
今まではお互い好き同士でもなんとなく距離があったものを、多少強引にでも相手に触れる時間を増やすことは、相手の中でも片思いから両思いになりたいという気持ちを大きくする効果があります。
特にこれは「女性⇒男性」にやる場合がかなり効果的であり、ボディタッチを増やして相手に「女」として意識させることは、下心も含め、男性側の「自分のものにしたい」という欲求をかなり強められるのです。
もちろんこのボディタッチは「男性⇒女性」に対してやる場合にも効果的であるといえますが、その場合はあまりボディタッチが激しすぎると周りからセクハラだとか、相手の女性からも「体目当てなのかな?」と思われてしまうことがありますので、男性から女性にボディタッチするときは、たとえ両片思いだとしてもあまりベタベタせず手を握ったり頭を撫でる程度にとどめておくのがいいでしょう。
3、思い切って告白する
「思い切って告白する」ことは、両片思いから両思いになる方法のもっとも確実な方法でしょう。
というのも、実際、両片思いから両思いになるためにはどちらかが相手に気持ちを伝えない限りは進展することがないので、これは誰もが通らなければならない道だともいえますね。
しかし、その場合でも相手から告白されるのを待っていても、いったいいつ自分の想いが叶うのかはわかりませんし、もしかしたらずっと叶わないかもしれません。
そしてそれとまったく同じことを相手も考えている可能性は十分にありますし、両片思いで2人とも両思いになるために相手からの告白を待っている、なんて非常に切ない状況にもなってしまいかねません。
ですので、相手の告白を待っているぐらいなら自分から告白する。
このほんの少しの勇気が、両片思いから両思いになるためには大事なことだったりするのです。
世間では「恋愛は駆け引きが大事だ」とか「女性は男性に告白されるように計算するべきだ」とか言われたりしていますが、両片思いから両思いになれない一番大きな原因はこういった世の中の風潮や意見に流されてしまうからなのではないでしょうか。
恋愛に駆け引きなんて大して必要ではありません。
「相手に素直に気持ちを伝えること」
これが何よりも大切なことなのではないでしょうか。
両片思いであるのなら、あとはほんの少しの勇気を持って相手に告白すれば両思いになれる確率はかなり高いのですから、相手の様子をみているよりも思い切って告白するようにしてみてはいかがでしょうか。
4、あえて離れてみる
両片思いから両思いになる方法の最後は、「あえて離れてみる」ことです。
よく人は、「相手と離れてからその大事さが身に染みてわかった」といったりしますが、これは両片思いの場合にも使える手段だといえます。
お互いに好きだけどあえて相手と離れてみることで、はじめて見えてくるものやわかることがあり、それによって一層自分の中にある相手への気持ちが強くなったりするのです。
さらに、今までの近かった距離からいきなり離れた距離になることで、相手の「自分のものにしたい」という気持ちも刺激できるので、両片思いの場合では「あえて距離を置く」ことをすればほぼ間違いなく相手は距離を詰めようとして気持ちを伝えてくると考えられます。
しかし、距離を置きすぎると逆に本当に離れていってしまう可能性もあるので、そこの距離感の見極めは十分に注意しておこなわなければなりません。
そこさえクリアできれば、お互いの大切さを認識したり相手の気持ちを刺激したい場合には、一度相手と離れてみることも考えてみてはいかがでしょうか。
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