いい夢が見たい!
あなたは「いい夢を見たい」と思ったことはありませんか?
好きな人が出てくる夢、おいしいものをたくさん食べる夢、好きなところに行って自由な生活をしている夢など、誰もが一度くらいは「今日はいい夢がみれるかなぁ」と思ったことがありますよね。
男性でしたらちょっとエッチな夢を見たかったり、女性でもイケメンの芸能人から口説かれて抱かれたりする夢が見たかったりなど、誰にでも「できるなら見たい夢」というのがあるかと思います。
昔からよく、枕の下に見たい夢に関するモノを入れて寝れば、その夢を見れるといわれたりしていましたが、これは知ってのとおりただの迷信です。
ただし、迷信といわれるものには何かしらの意味があるから昔から伝わっているわけで、枕の下に敷くほどに強く意識していれば、夢にも出てくる可能性が上がるともいうことができ、これは、実際に実在している「いい夢を見る方法」のヒントにもなっています。
そもそも「夢」というのは、脳が見せているイメージ投影に過ぎないので、「脳をコントロール」してしまえば自分の好きな夢をいつでも見られるということでもあります。
「脳をコントロールすればいい夢を見られる」なんてことを考えると、いろいろと想像が膨らんできてなんだかワクワクしてきますよね。
ですが、理論的には間違っていなくても、現実的に考えて「脳をコントロールする」ことというのはかなり難しく、現段階では「誰にでもできる」という風にはいえないのが事実です。
そこでここでは、誰にでもできる「いい夢を見る方法」について詳しくまとめていきますので、興味がある人はぜひ読んでみてくださいね。
夢はコントロールできる?
おそらく誰もが一度は、「いい夢を見たい」と思ったことがあるでしょう。
「いつでも自分の好きな夢を見れればどれだけ幸せか」ということを考えたことがある人も少なくないでしょうし、いい夢を見るために毎晩見たい夢のことばかり考えながら寝ている人も多いのではないでしょうか。
そして実際にいい夢を見れたものの一番いいところで目が覚めてしまい、もう一度続きを見るために必死で寝ようと頑張ったという経験をしたことがある人も多いはずです。
まるで狙いすまされたように絶妙なタイミングで目覚ましが鳴ることほどムカツクこともありませんよね(笑)
しかし、目覚めるタイミングまではコントロールすることはできませんが、実は「夢でみる内容をある程度コントロール」することは誰にでもできることなのです。
それにはまず、夢を見ている状態とはどういった状態なのかを理解しなければなりません。
レム睡眠とノンレム睡眠
誰もが一度は耳にしたことがあると思いますが、睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」というものが存在します。
単純にまとめると、「レム睡眠」というのは体だけを休めている「眠りが浅い状態」であり、「ノンレム睡眠」というのは脳が眠っている「眠りが深い状態」です。
人間が眠るとまずはじめに眠りが浅い状態である「レム睡眠」に入り、それから徐々に眠りが深い状態である「ノンレム睡眠」の状態に移行していき、一定の周期を得ながら「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を行き来するというのが人間の睡眠のメカニズムです。睡眠周期は約90分、これを一晩に3〜5回繰り返して目覚めます。
そして「夢を見ている状態」というのは、一般的には眠りが浅い状態である「レム睡眠」のときに見ているといわれており、脳が休んでいる状態である「ノンレム睡眠」などの深い眠りの間には夢は見ていないとされています。
夢は、脳がイメージを投影して見ているものだとすれば、脳が眠っている状態である「ノンレム睡眠」のときに夢を見られないというのは当然であり、それはつまり、眠りの浅いタイミングでは脳がはたらいていてイメージを投影するため夢を見る事が出来るといえます。
さらに、夢は脳のイメージ投影によって見ているといいましたが、そのイメージは自分の心理状態に依存している部分があり、自分の心の状態を脳が読み取ることで、その状態を夢に反映しているとも考えられるのです。
これが俗にいう「夢占い」で心理状態を理解することの根拠です。
夢は自分の心理状態の表れ
夢は自分の脳のイメージ投影によって見ており、そしてそれは自分の心理状態によっても大きな影響を受けています。
つまりそれは、自分の心理状態が悪ければ「悪夢」を見ることが多く、悩みや不安が何も状態なら「いい夢を見る」ともいえます。
多くの人が見ている「夢」というのは自分の心を映し出しているケースが多く、そのため「夢占い」というスピリチュアルなことも、自分の心を理解するためのツールとして世間で流行っているのでしょう。
たとえば何かに追われている夢は現実でも仕事や時間や人間関係に追われているというケースが多く、何かの生き物を殺す夢は自分の中の悩みを消し去ったとも考えられます。
そしてその多くは、自分で意識していることよりも心の無意識領域にあるものが「夢」として表れることが多くなっているため、心理学者フロイトの「夢分析」をはじめ、精神分析などの心理学分野や、集合意識や超意識を扱うスピリチュアルな世界の人たちにとって、夢はただの夢ではなく、深い意味を持つものとして扱われています。
誰でも自分の心の奥底にあることまでハッキリとわかっている人はいません。
だからこそ、夢は何かの暗示であったり大切なことを私たちに教えようと、意識と脳がタッグを組んで夢を通じて伝えてきているのだとも考えられるわけです。
つまり、夢を見るには「レム睡眠」で脳がはたらくことのできる眠りの浅い状態になることが重要であり、その夢の内容は自分の心理状態や無意識領域によって大きく左右されるということになります。
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