お互いの主張を整理する
喧嘩別れの基本的な経緯というのは、お互いの主張が相手に通らないために相手を見限る、また相手の主張を受け入れられないことによる、「性格の不一致」によるところが大きいと言えます。
ですがその性格の不一致、実のところ喧嘩の勢いで自分の主張だけを通そうとして、相手の主張を聞き入れていない一方的な判断であることも多いのです。
いえ、むしろヒートアップが過ぎることの多い喧嘩において、「相手の主張を聞き入れない」一方的な別れというのは、喧嘩別れをしたカップルにおいてかなりの割合を占めるのではないでしょうか?
だから、まずはお互いの主張を整理してみましょう。
喧嘩でヒートアップの真っ最中であっても構いません。
とにかく喧嘩を一旦打ち切ってお互いが何を主張したいのか、どんな主張を通したいのか、また相手に何を理解してほしいのかなど、喧嘩のきっかけとなったやりとりを拾い上げるところから始めましょう。
そうすることで彼もあなたも落ち着きを取り戻せますし、何よりお互いの主張を整理することで、お互いが何を相手に伝えたいのかも分かるようになって理解に繋がります。
なお整理の仕方としては、喧嘩のきっかけとなったやりとりを拾い上げるところは先のとおりで、そこからは順を追って現在に至るまでの時系列を踏襲するのが最良でしょう。
それにより彼は、あなたが自身の主張だけを誇示しているのではなく、自分の主張も理解していると認識させることに繋がるので、それもまた怒りを収める材料となるのです。
ここまでできれば、もう喧嘩別れの可能性はほぼほぼなくなりますので、後は締めで仲直りを持ってくれば元の鞘に収まることでしょう。
ただし、あなたはともかくとして彼のヒートアップが過ぎて、喧嘩を打ち切ることに従わない可能性もあります。
その際は彼の熱が冷めるまで、自分はだんまりを決め込んで言いたいことを完全に言い切らせてから、喧嘩を打ち切るように促しましょう。
その時点であなたが何を言ったところで、彼のヒートアップの燃料にしかなりませんので、言いたいことがあっても言わない方が上手くいく可能性が高いのです。
素直になる
どうしても喧嘩というのは、自分に正当性を持たせたい気持ちが強くなってしまい、それに伴って思ってもないことを言ってしまったり、偏屈になってしまったりで素直に謝れないことがほとんどです。
しかも「怒り」とか「勢い」に任せてしまう傾向が強いので、それも相まって謝罪をしたい気持ちを伝えられずにずるずると喧嘩を引っ張ってしまい、最終的に別れてしまうこともあるのです。
そして内心は仲直りしたかったはずなのに、どうしてこんなことに・・・と、ずっと後悔を引きずることになるでしょう。
では素直になってみれば如何でしょうか?
「私が悪かった、ごめんね」とか「次は絶対気をつけるから」など、喧嘩において思うところを全て捨て去ってしまって、素直に謝ってみたらいいのではないでしょうか?
謝る前にきちんと襟を正し、彼を真剣な眼差しでまっすぐ見て一言素直に謝ることで、ほどんどのカップルはすぐさま仲直りとなるでしょう。
これを「彼が怒っているからとりあえず謝る」的に捉えてしまい、結果彼が余計に怒ってしまうのではないかと考える方もいると思いますが、おそらくこのケースでは大丈夫です。
何故なら、このケースはまさしく「全部自分が悪い」という降伏の姿勢ですので、彼はもう納得するしか手段がないのです。
しかも上記のやり方であれば、「はいはい私が悪い私が悪い」みたいなやさぐれた感じも出ませんので、彼もそこは真摯に受け止めてくれるはずです。
彼は間違いなく「お、おう!気をつけてな!」と、反論や喧嘩のヒートアップを予想していたのに逆に面食らってしまうのではないでしょうか?
あなたの性状によっては受け付けないやり方なのかもしれませんが、仲直りという視点であればほぼ間違いなく成功するので、仲直りに主眼を置かれている方にはおすすめできます。
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