ミステリアスな無口な男
あなたの周りには「無口な男」が1人や2人いませんか?
自分からは決して話しかけたりせず、いつも大人しくて話しかけてもハッキリとした会話ができないような男性。
そんな無口な男が会社や職場に1人はいることでしょう。
一般的に「無口」というと、「人見知り」だとか「コミュ障」だとかただ口数が少ないだけでそのように決め付けられてしまう風潮がありますが、実際、無口な男の全員が人見知りやコミュ障なわけではありません。
たしかに人によっては他人と話すことが苦手で頭でアレコレ考えているうちに何を話せばいいかわからなくなってしまい、結果なにもしゃべれず無口になってしまうという人もいますが、実は無口な男の中にはそれを計算して演じている人も少なくないのです。
つまり、他人と関わりたくないがためにわざと無口な男でいるということです。
本当に人見知りだったりコミュ障だったりすれば、おそらく本人はそれを改善しようと自分なりに努力したりしていることでしょう。
人見知りやコミュ障の大半は、「話したいけど話せない」という自分の本当の気持ちを出せないでいる状態なので、本心では自分をさらけ出して他人と楽しくワイワイ過ごしたいと思っている人が多いのです。
しかし、無口な男を演じているようなタイプの人間は、本心から自分で「無口」でいることを選んでいるため、話そうと思えばいくくらでも話せますし、騒ごうと思えばいくらでも騒いで楽しめます。
ではなぜ無口な男は無口を選ぶのでしょうか。
ここではそんな「無口な男」に焦点を当ててまとめていきたいと思います。興味がある人はぜひ読んでみてくださいね。
クールと無口
世の中には無口な男が一定の割合で会社や学校や職場に存在していることでしょう。
「なんか話しかけづらい」「絡みにくい」「何を考えているかわからない」
無口な男を見てそういったことを思っている人も少なくないでしょう。
しかし、無口と聞くとそういったイメージを無意識のうちに抱いてしまうのに、似たような言葉である「クール」と聞くと無口よりもポジティブで好印象なイメージを抱いてしまうのはなぜでしょうか。
一見、無口もクールも大して差がないように感じますが、無口だと「暗い」「話しかけづらい」といった印象を抱き、クールだと「冷静」「大人」「カッコイイ」という印象を多くの人は抱くことでしょう。
単純に考えば無口も冷静で落ち着いているという印象を受けも不思議ではないのに、なぜクールな男ばかりもてはやされて無口な男は非難されやすいのか。
それは内面的な問題ではなく、ただ単に口数的な問題だといえるでしょう。
つまり、クールな男は冷静だけれども決して口数が少ないわけではなく、普通に周りと会話してコミュニケーションもとれて、なおかつ的確な意見と冷静な判断を周りに伝えられるため人気があるのです。
一方で無口な男というのは、冷静で落ち着いているのはクールな男と同じですが、無口な男は言葉のとおり「無口」なので自分からアレコレ会話したり意見したりしません。
そのため、周りからは「暗い」だの「何を考えているかわからない」といった後ろ向きなマイナスなイメージを与えやすくなっているのです。
無口な男はモテる?
無口な男とクールな男の違いは「内面」ではなく「口数」です。
いってしまえば、無口な男の内面をそのままにして口数だけ増やせれば、一瞬でクールな男に変身することが可能だともいえます。
しかし、世間ではよく「無口な男はモテる」という意見を耳にすることがありますが、これは本当なのでしょうか。
実際、無口な男がモテることはまずないといっても過言ではありません。
女性は全然しゃべらないで何を考えているかわからない人のことはあまり好きではなく、それよりも一緒におしゃべりして楽しい時間を過ごせるような人のことが好きなのです。
芸能人などでもイケメンの俳優よりもお笑い芸人のほうが人気でモテることがありますが、それも「おもしろさ」が女性の中で男性を判断する基準の上位に位置していることを示している結果です。
ではなぜ無口な男がモテるという意見が聞こえてくるのか。
それはさきほどいったように、「無口」と「クール」を取り違えているだけであり、実際にモテているのは「クールな男」であり「無口な男」がモテているわけではありません。
クールな男は冷静かつ落ち着いた雰囲気で、ギャグのセンスも良くてユーモアなども持ち合わせているために女性からの人気は圧倒的で、実際いちばんモテる男性像といっても過言ではないでしょう。
世間では「無口=クール」という取り違いが度々おこなわれているために、本当はクールな男がモテているのに、それを無口な男がモテていると勘違いしているだけになります。
つまり、モテる男は「無口」ではなく「クール」なのです。
キャラか素か
無口な男の中には、それを「キャラ」で演じている人とありのままの「素」の姿の人がいます。
素の姿が無口のタイプの人は、世間では「人見知り」や「コミュ障」と呼ばれ、本当は自分も積極的に他人と交流したいと思っている人が多く「話したいけど話せない」という思いを抱えている人が大半です。
一方、キャラで無口な男を演じているタイプの人は、他人と関わるのがめんどくさいためにあえて無口でいることを選んでいる「話せるけど話さない」というマインドの人が多いんです。
自分で納得してキャラで無口な男を演じているのなら何も問題はないといえますが、性格上の問題で無口な男になってしまっているタイプの人はできるなら改善したほうがいいでしょう。
自分を隠したまま過ごすのは中々苦しいものですし、無口でいても周りには「暗い」といったマイナスな印象しか与えないためさらに他人と話す機会もなくなっていきます。
キャラで無口を演じている人は他人の目なんて気にしていないので、それがストレスとなることもめったにありませんが、「話したいけど話せない」という状況でいることは本人にとってはかなりのストレスになります。
そのため、自分で演じているわけではないのなら「無口な男」ではなく「クールな男」を目指して、まずは一言でも多く他人と会話することを心掛けていくようにしましょう。
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