女子が知っておきたい8つの男心
ここまでは「男心」についてザッとですがまとめてきました。
実際、男心というのは「単純に見えて複雑」「わかりやすく見えて理解しがたい」という特徴を持っています。
しかし、それは女心にもいえることであり「女心は秋の空」というように、気分によって心がコロコロ変わる女心に比べれば、理解しがたい部分はあるにしろ実際には男心のほうがわかりやすかったりするでしょう。
ですが、恋愛などの分野では、女性が男性を口説くというときに男心を理解できていないためにウッカリ嫌われてしまうというケースは少なくありません。
男心をわかっていると思い込んでいるためについミスを侵してしまう。
ここからはそんな人たちに対して、「女性が知っておきたい男心」について詳しくまとめていきます。
「男心が知りたい」「男は一体何を考えているの?」と思っている人はぜひチェックしてみてくださいね。
1、めんどくさいことが嫌い
女性が知っておきたい男心の一つ目は、「めんどくさいことが嫌い」ということです。
とはいうものの、おそらくこれは男性だけに限らず女性の中にも「めんどくさいことは苦手」という人はたくさんいることでしょう。
単純に考えて「めんどくさいことが好き」という人なんてめったにいないでしょうし、誰もがめんどくさいことは避けたいと思っているはずです。
しかし、男心の「めんどくさい」というのは少し変わっていて、ただ手間のかかることなどが嫌いというだけでなく、人の感情だったり言動だったり気持ちを理解することすらも「めんどくさい」という言葉の中には含まれています。
そしてそれは相手によっても左右されるものであり、美人でかわいい子などには手間や努力は一切惜しまず自分から率先して相手に尽くしたがる一方で、自分のタイプではない子にはこのめんどくささを十二分に発揮していきます。
これは相手が女性だけに限らず友達や知り合いにもいえることであり、気が会う人とはめんどくささなんて感じずに相手のためになる行動をしますが、気が合わなかったり苦手だと思っている人とはめんどさいと思ってまったく関わろうとはしません。
ある意味これは男心というよりも性格の問題といえるかもしれませんが、男性の多くはめんどくさいことはとことん避け、自分がいいと思った相手に対してだけ誠意を感じさせる行動を取るものなのです。
2、束縛が苦手
女性が知っておきたい男心の二つ目は、「束縛が苦手」ということです。
よく女性の中には「ほどほどの束縛があるからこそ愛情を感じられる」という人もいますが、これは男性には一切当てはまりません。
男性にとっては「束縛=ウザイ」としか感じていないのが事実であり、女性からの束縛ほどうっとおしくて迷惑だと感じているものもないほどです。
「過去の彼女の写真とか全部消して」「連絡先も女の子は全部消して」「女の子と2人きりで遊ぶのはダメ」といったことを男性に求める女性も多いですが、これらは男性にとってはストレスになってしかなく、その場では「わかったよ」と了承していたとしても心の中では「めんどくさい」「うっとうしい」と感じているのが真実なのです。
誰でも「何時に帰ったか教えて」とか「返信は早く返して」などといった束縛は苦手だと思いますが、女性なら「心配してくれてるんだなぁ」「嫉妬してくれてるんだなぁ」と感じるところが、男性にとっては「めんどくせぇ~」「うざったい」と思っている人が大多数でしょう。
束縛はお互いにもあまりいいことはなく、いくら相手のことが好きだとはいえ相手のことを縛り付けるような言動はまず間違いなく嫌われてしまう原因になるので、男を自分のものだと勘違いして束縛するのはやめるようにしましょう。
3、1人の時間がほしい
これは「束縛が苦手」ということにもつながってきますが、男心というのは大体が「1人の時間がほしい」と思っているものであり、たとえどれだけ好きな彼女がいたとしても「誰にも邪魔されない1人の時間がほしい」と思っているものです。
最近はLINEなどのSNSが非常に流行っていることもあり、思いついたときには相手に連絡できる環境の中で誰もが生活しています。
しかしそれは言い方を変えれば、「いつでも他人の時間を奪える」ということでもあります。
女性の中にはLINEの返事を待ちわびて、相手が既読するのをジーッと画面を開いたまま見続ける人もいるようですが、これは明らかに行き過ぎた行為であり、男性がそれを知ったらおそらく「重い」と思われてしまうでしょう。
たかがLINEと思うかもしれませんが、既読してすぐに返事が返ってくるような人が相手では「1人の時間」というのは感じられないものです。
部屋にこもっているときは物理的には1人かもしれませんが、そこでLINEの返信に追われていると結局それは「1人の時間」ではなく「他人との時間」になります。
男性のいう「1人の時間」というのは、物理的にも精神的にも「1人」を実感してはじめて感じられるものであり、そこにたとえスマホ越しでも他人が介入してくるとそれは「1人の時間」ではないと感じてしまうのです。
女性も疲れたときは「1人になりたい」と感じることはあると思いますが、男性はできることなら毎日1人の時間がほしいと思っている人が大勢います。
それは「好き」の度合いによって変わるものではなく、そういった気持ちこそが「男心」なのだということを頭の隅にでも入れておくようにしましょう。
4、自由に憧れている
男心には単純な部分もたくさんあります。
その中でも、「自由に憧れている心」ほど単純でわかりやすいものもないのではないでしょうか。
男性は小さい頃からマンガやゲームなどのキャラに憧れを抱いたことがある人も多く、その憧れは社会人になってもひっそりと持ち続けている人がたくさんいます。
ワンピースの「ルフィ」みたいに自由に生きたい。
ドラゴンボールの「孫悟空」のように好きに生きたい。
男心というのは「自由」や「好き」という気持ちにめっぽう弱いものであり、現実主義の女性からみると本当にバカなんじゃないかと思うぐらい「自由」に憧れを抱いているのです。
毎日通勤電車に揺られてやりたくもない仕事をこなし、関わりたくない人と関わり、ストレスと疲労にまみれて眠る。
人によってはこのような生活を楽しんでいる人もいるかもしれませんが、多くの男性はこの生活から抜け出し「自由に生きる」ということを何歳になっても心の中に持っているものなのです。
誰だって「自由に生きられたら幸せだろうなぁ」と思ったことがあるでしょうが、男性が心の抱いている「自由」への想いは女性の何倍にもなることがあるのだと知っておいても損はないでしょう。
女性の方は、そんな男心をバカにせず暖かく見守ってあげることも時には必要だといえますね。
5、愛情表現が恥ずかしい
男心の中には「愛情表現が恥ずかしい」という少し照れ屋な部分がある人も多くなっています。
女慣れしているイケメンやナンパ師などになるとそういった恥ずかしさはあまり持ち合わせていないことが多いですが、世間一般の普通の生活を送っている男性の半数以上は、女性の目を見つめて「好き」と言えなかったり自分の愛情をうまく相手に伝えられていません。
本来なら好きなら「好き」とハッキリいうべきですし、愛してるなら「愛してる」と相手に伝えるのが女性にとっても嬉しいことなのですが、最近の男性にいたってはまず女性に対しての免疫がなさすぎることもあり、愛情表現どころか自分の素直な気持ちを伝えることさえままならない人が多くいます。
これもある意味文明発達による現代性といえるのかもしれませんが、女性との交流だけに限らず直接的な人間関係が減ってコミュニケーションをとる機会も減ってきていることもあり、男心というのも昔と比べて段々と変化してきているのが事実です。
時代によって人の生活やライフスタイルも変わってきていますが、その変化の中には考え方や価値観といったものも含まれていて、それと同時に人とのコミュニケーションのとりかたも変化していき、今では女性に面と向かって「好き」といえなくなっている人が増えてしまっているのです。
もちろん男性の中にもしっかり堂々と相手に気持ちを伝えられる人がいることも事実ですが、現代の男心は昔よりも弱々しく勇気がないことのほうが多くなっています。
そのため、愛情表現がないからといってそれがそのまま「好きではない」という意味にとらえるのは早計であり、それはただ単にその人の男心が現代性のものだというだけかもしれません。
現代では「男らしさ」という言葉はもはや化石になっているのかもしれませんね。
6、仕事と彼女は別
女性が知っておきたい男心として、「仕事と彼女は別」だということは特に頭に入れておきたいところです。
というのも、よく男女間で問題になるのが「仕事と私とどっちが大事なの?」という問題ですが、これは男性にとっては「そういうことじゃないんだよ」と思っている人がおそらくほとんどでしょう。
男性にとっては「仕事」と「彼女」はまったくの別物であり、仕事に対する「大切」という言葉の意味と彼女に対する「大切」という言葉の意味はそれぞれ違うのです。
そのため、男性にとっては「どっちが大切か」と聞かれても、「大切」という言葉の意味が違うのですから答えようがないのが事実であり、しつこく迫ってくる相手に対しては「めんどくさい」と感じてしまうのが事実です。
実際、男性本人もこのことに気づいている人は少なく、そこまで「大切」という言葉の意味について深く考えてもいないので、「どちらが大切か」という質問に対してはますます答えようがありませんし、女性が納得できる答えもきっといくら待っても出てこないでしょう。
女性にしてもおそらくそういわれても納得はできないでしょうから、完璧に男心を理解しようとはせずに、何となく「男は仕事と彼女はまったくの別次元で考えている」とだけ理解しておけば十分だといえます。
男性にとってはどちらも「大切」であり自分の人生には「かけがえのないもの」として考えているので、「どちらが」という問いを持ちかけることはやめておきましょう。
7、安心感を求めている
「安心感を求めている」というのも男心の中では比較的大きな特徴を示す部分になります。
一般的に男性は「1人でも平気」「メンタルが強い」と思われがちですが、実際の心は女性が思っているよりも弱くつらいことや悲しいことがあれば簡単に崩れ去ってしまうような一面を持っています。
そしてその中でも大きな部分を占めているのが「安心感を求める心」です。
人間は誰でも「1人ぼっちにはなりたくない」でしょうし「孤独」にもなりたくないと思っています。
心のどこかで常に誰かを求め、何かを探し、安心感を求めながら生活しているものです。
こういった心は比較的女性のほうが強い傾向があるようですが、さきほどもいったように最近の男性の男心は時代とともに変化してきているため、女性よりも男性のほうが安心感などを求めすぎている傾向があります。
そのため、女性にとっては「男のくせに」と思うような言動をする男性は多く、そのメンタルの弱さに頼りなさを感じていたりするのが事実でしょう。
人には生まれつき「承認欲求」という欲求が備わっているものですが、安心感を求める心と承認欲求は実は似たようなもので、どちらも「自分の価値を実感したい」「他人から必要とされたい」という欲求が根本にあるものです。
そういう意味でいうと「安心感を求める」というのは男心特有のものではなく、これは男女どちらにもいえることなのかもしれませんね。
8、頼ってほしい
女性が知っておきたい男心の最後は「頼ってほしい」です。
男性は基本的に女性から頼られると喜びを感じます。
最近の男性は頼りないといっておいてなんですが、男性の多くは自分の頼りなさを認めずに、女性の前ではカッコつけていいところを見せつけて頼ってほしいと思っているものです。
これは男性なら誰もが共感することではありますが、女性から頼られるということは男性の心の中には「この子自分のことが好きなんじゃないか?」という思いがこみ上げてくるものであり、男心が単純だと思われてしまう要因であったりします。
女性にとっては誰でもいいから助けてほしかっただけなのに、男性としては「自分が選ばれた」「この子は自分のことが気になっている」とここぞとばかりに前向きでポジティブな考えを繰り出す生き物なのです。
男性の「頼られたい」という心は言い換えれば単に「モテたい」ということもでき、つまり結局のところ女性から頼られて承認欲求を満たした上で好きになってもらいたいと思っているということです。
そして当の本人の男はそんな自分の感情に気づくこともなく、本気で「モテている」と勘違いを起こしてしまう。
こういったことがきっかけで世間では「男心は単純でわかりやすくて扱いやすい」といわれてしまう原因となるのです。
たしかに女性から頼られれば男性としては嬉しいものではありますが、あまりにも頼りすぎると男性から勘違いをされてめんどくさいことを引き起こしてしまいかねませんので、女性としても男心の「頼られたい」という感情をあまり助長せずにちょうどいい加減で頼りながら生きていくのが賢い生き方だといえるでしょう。
男心は経験によって理解できるもの
女性が知っておきたい男心について詳しくまとめてみましたが、いかがでしたか?
実際、男心は単純だと思われている一方で、実は複雑でわかりづらく扱いづらい部分があることは事実です。
そしておそらくその多くは女性には到底理解できるものではなく、心底「バカなんじゃないかな」と思う部分も数多くあるでしょう。
しかし、男心を完璧に理解する必要などどこにもなく、それはただ「知っている」だけで十分に日常生活の中では役立つものとなるので、ここに書かれている男心を覚えておいても損をすることはないでしょう。
ここでは一般的な男心についてまとめてみましたが、現実ではもっとさまざまな男心を持っている人がいることも事実ですし、ここに書いてある男心が当てはまらない男性がいることも事実です。
ですので、あくまでもここに書かれていることは参考程度にし、あとは自分の経験と照らし合わせながらジックリと男心について自分の頭で考察してみてくださいね。
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