見た目は明るそうでも・・・
人は人に対して、基本的に全てをさらけ出すようなことはしません。
大なり小なり何かを一人で抱え込んでいるのが普通で、それはあなたにも他人に言えない何かがあることから分かると思います。
ですが、その抱える「何か」が無視できないほど大きくなると「心の闇」となり、表向きはどうであれ常に陰鬱な気持ちを秘めることになるでしょう。
そうなると、いずれ爆発したり精神が破綻したりで心への悪影響が懸念されてしまうのですが、心の闇なんて本人では気付かないことがほとんどなのです。
ですので今回、心の闇を抱えやすい人の特徴を5つ挙げますので、誰かを観察してそういう人かどうかを見抜くというだけでなく、自己診断もして自分にも心の闇がないかを確認しましょう。
心の闇は自覚症状がないまま進行し、気付いたときには手遅れとなるパターンが圧倒的ですので、もし事前に心の闇の存在に気付けるとしたら、予防という意味では勝るものはありません。
その後は上手に息抜きをしたり吐き出せる場所を作ったりで、心の闇を振り払ってしまいましょう。
気持ちの切り替えができない
何か悪い出来事があった際、とにかく後を引きずってしまっていつまでも忘れられず、気持ちを切り替えて前に進めないという方は、典型的な心の闇を抱えるタイプです。
何故なら、気持ちを切り替えられないということはいつまでも頭に悪い出来事が残るのですから、頭の中がネガティブまみれになることにより、精神的負荷がとても大きくなるからです。
通常人は、悪い出来事の中に「良い出来事」や「反省」を見出して、自然に精神的負荷が掛からないようそれらを緩衝材としています。
例えば、交通事故にあって怪我をして入院した(悪い出来事)けれども、それがきっかけで向かい側の部屋の一人の男性と、何となくいい感じになった(良い出来事)などです。
これなら大きく悪い出来事があったとしても、その後の良い出来事で心の平静が保てる、または悪い出来事で発生した鬱憤などが、良い出来事により相殺されることになります。
ですが気持ちの切り替えができないタイプというのは、頭の中に描く悪い出来事とかイヤな感情があまりに大きすぎて緩衝材が働かない、それどころか緩衝材自体が存在しないのです。
上記の例えを借りるなら、交通事故で入院してその後いい感じになった人が現れたとしても、「交通事故をした!!!!!!」という悪い出来事の印象が強すぎて、良い出来事が緩衝材にならないのです。
このように心の緩衝材がなければ、その負荷はストレートで精神に掛かることになりますので、それで心の闇を抱えてしまうなんて当たり前のことだと言えますよね。
それとこのタイプ、「忘れる」ことも苦手なようです。
気持ちの切り替えができないということは、要はその悪いことをいつまでも頭に残していることになりますので、それだけ忘れにくくなるのです。
だから精神的負荷の原因がずっと残っているので、それもまた延々と負荷が掛かってしまうことにより、心の闇となるきっかけを与えてしまっています。
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