ラブラブで羨ましい・・・
あなたは周りにいるラブラブなカップルを見ては「羨ましいなぁ」「自分もあんな恋愛がしたいなぁ」と思ったことはありませんか?
あるいは、今現在付き合っている恋人がいる人は「自分たちもあんな風にラブラブなカップルになりたいなぁ」と思ったりもしますよね。
最近ではSNSサービスの利用者もかなり急増していることもあり、ツイッターやインスタといったSNSに恋人とのラブラブ写真をアップする人も増えてきていて、今では誰でも簡単に世のカップルたちのラブラブな姿を見れます。
友達が恋人と旅行に行ったりデートしている写真や、芸能人夫婦のラブラブな写真だったりなど、SNS上には見ているだけで羨ましくてたまらなくなる写真がたくさんあるのが事実でしょう。
人によってはそういった写真を見ることで、相手と自分を比べてしまうことにより精神的に落ち込んでしまったり、逆に他人の幸せが羨ましくて嫉妬や怒りにも似た感情を抱いてしまう人も少なからずいます。
それが俗にいう「SNS疲れ」というやつですね。
しかし、カップルと仲良くラブラブな写真をアップしているからといって、現実でもそのとおり仲が良いカップルであるとは限りません。
SNSにアップされている写真というのはあくまでも「ラブラブな瞬間」「幸せな時間」を切り取っているだけであり、他人から「いいね」をもらって自分の承認欲求を満たすために載せているので、リアルな実生活では不満ばかり抱えているカップルというのも実は多いのです。
仲良く付き合い続けるのは難しい
多くのカップルは、恋人とできるだけ長く仲良くラブラブなまま付き合っていきたいと願っていますが、現実問題ずっとラブラブなまま付き合い続けるカップルはかなり少ないでしょう。
というよりも、少ないどころかおそらくめったにいないのが現実ではないでしょうか。
付き合い始めや倦怠期を経験していないカップルは、たしかに周りの人たちが羨ましく思うぐらいなラブラブっぷりだったりしますが、その仲の良さが続くのはせいぜい半年~1年というのが現実であり、何年も付き合っても仲の良さを維持できるカップルはいないのが事実です。
長く付き合っていればどうしても避けては通れない「倦怠期」が訪れてきますし、長く付き合えば付き合うほどに「好き」という気持ちよりも「情」によって付き合っている状態になっていく可能性も高くなります。
たとえどれだけ相手のことを愛していたとしても、その相手は結局のところ他人でしかありません。
他人とずっと一緒にいてずっと仲良くラブラブなままでいることは、一般論的に考えてもほぼ不可能に近いのです。
そのため、ツイッターやインスタなどに仲の良さをアピールするような言葉とともに定期的に上げられる写真というのは、SNSにアップしてあたかもリア充であることを演出することで「いいね」を獲得し、自分の承認欲求を満たすためのものになっているのが現実でしょう。
周りから見える、羨ましいぐらいの仲の良さとラブラブな関係を写真に取っているカップルというのは、もはや「好き」という気持ちよりもお互いを「承認欲求」を満たすために利用しているといっても大げさではないのです。
相手を思いやることが大切
現実では、SNS上にウジャウジャいる羨ましいぐらいに仲が良くてラブラブなカップルの実態は、「承認欲求」と「情」によって付き合っているようなカップルばかりです。
さすがに付き合ってまだ数ヶ月しか経っていなかったり、倦怠期も来ていないような期間しか付き合っていないカップルは写真のとおりのラブラブっぷりをしているとは思いますが、付き合って何年も経過しているけど周りが羨ましいと感じるようなカップルの中身は、冷めた老夫婦のようになっているのが現実なのです。
しかし、だからといって世のカップルのすべてがそういった結末をたどると決まっているわけではなく、付き合った当初の熱はないにしろ、ずっと仲良く笑いながら付き合っていけるカップルがいることも事実でしょう。
そういったカップルに共通することとしては、お互いのことを思いやることに長けており、たとえどれだけ長い間付き合っているとしても、相手の気持ちをしっかりと考えながら行動できているという特徴があります。
こういった思いやりは恋人だけに限らず人間関係全般に大切なことだといえるでしょう。
そして、相手のことを思いやると同時に、何か特別なことに幸せや喜びを見出すのではなく、普段の何気ない日々の中に幸せを感じようとしているという点も、ずっと仲良くいられるカップルに共通する特徴になっています。
何気ない日々こそ幸せ
「何気ない日々に幸せを感じる」というのも、恋愛だけに限ったことではなく恋人がいない人や恋愛をしていない人にも大事なことだといえます。
好きな人と付き合ってカップルになると、どうしてもデートで○○に行っただの○○をしただのにとらわれてしまいがちになりますが、恋愛でも人生でも大切なのは「身近にある幸せに気づくこと」です。
普段の何気ない会話、家でのんびり過ごす休日、くだらないバカ話で笑い合える時間、そういったことの中にこそ本当の喜びや幸せというものがあるのではないでしょうか。
お金を払ってどこか遠くに行ったり、高い料金で話題のデートスポットに行ったりなどもたしかに楽しくて幸せなときかもしれませんが、幸せのハードルを一度そういった高いところに設置してしまうとどんどんそのハードルが高くなっていき、気づけば何に対しても幸せを感じられなくなってしまいます。
恋人とずっと仲良くいたいのであれば、楽しい場所で幸せな時間を過ごすのはたま~にだけにしておき、できるだけ身近なことでお互い楽しい時間を過ごせるように工夫する必要があるといえるでしょう。
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