事前のリサーチは必須!
では、恋愛のダブルバインドをどのように上手く活用するかについてですが、それにあっては相手に対する事前のリサーチが必須、大前提となります。
何故なら、前項の例でもお気づきになったかもしれませんが、前項の例にある女性は・・・
女性「そうなんですね!そう言えば○○においしいスペイン料理店があるって・・・」
と発言していて、どうして○○においしいスペイン料理店があることを知っているのか、とても疑問に思われたと思います。
それは何よりの事前のリサーチで、前項の例の場合は「男性の好きな料理」と、「その料理を提供する店の所在地」を把握しているのです。
もし事前のリサーチがなければ、例の男性がスペイン料理が好きだと言って、女性はお店がどこにあるかなんて分からないので、誘うことが難しくなります。
ですがしっかりと相手のことを熟知しておけば、ダブルバインドにおいてどのような分岐に向かっても即座に対応できますし、それに伴い成功率も飛躍的に増すでしょう。
ですので相手の好きな食べ物とか、どういう場所が好みなのか、また趣味や嗜好くらいはある程度把握しておいて、さまざまな分岐に対応できる知識を身につけておきましょう。
しかしながら、相手がどのような発言をするかは分かりませんし、さまざまな分岐に全て対応できるまでに相手のことを熟知するのは、それなりの時間と労力を消費してしまいます。
それだけでかなり時間が経過してしまうことも予想されますので、現在の関係だったり環境だったりで、それが非現実的になることもあると思うのです。
それについては、次項のダブルバインドの使い方で詳しくご説明しますので、まずは相手の基本的な概要くらいは把握しておいて、時間があればもっと深いところまで情報を仕入れるようにしましょう。
ダブルバインドの使い方
では肝心のダブルバインドの使い方ですが、要するに会話の中で相手を「誘導」することに極意があります。
先の例の中では、女性はすでに男性の好きな料理がスペイン料理であり、さらにおいしいスペイン料理のお店をリサーチしておいたので、あのような簡単な会話でお誘いを実現できました。
しかし時間や環境の関係でそこまでのリサーチができない場合については、ダブルバインドの使い方を考える方法にシフトして、自分に都合の良い分岐を生むように操作しましょう。
具体的にですが、まずあなたが得た相手の情報というのが、「パスタが好き」程度のものであったとします。
その場合のバブルバインドの使用例として・・・
あなた「パスタとピザはどちらが好みですか?」
男性「どちらかと言うとパスタかな?」
女性「トマト系ですか?オイル系ですか?」
男性「最近はトマト系かな?」
女性「そうなんですね!そう言えば○○のミートソースおいしいって話ですよね!」
男性「そうそう!あそこのミートソースは完璧だよ。俺も行きつけでね。」
女性「一度食べてみたいです!○日と○日、それと○日辺りで一回連れていってもらえませんか?」
先にある例と比べて、料理の分岐がすでに「イタリア料理」となっていることから、分岐が限定的になっている印象を受けると思います。
さらにお店がリサーチできなかったということで、「誰もが知る一般的においしい店」を提示しており、そこはパスタ好きの相手ですので大抵は押しが強くなるでしょう。
そして食べてみたいという気持ちを現して、「相手に連れていってもらう」という姿勢で会話を広げています。
それが相手の「パスタ好き」をあたかも上位に置くことに繋がり、結果自分を下位に置いておくことなりますので、相手も「じゃあ連れていってあげよう」となるでしょう。
加えて、「おいしいパスタを食べてみたい」という意志をしっかり表示することで、相手は好きなものを評価してくれていると解釈して良い気分になるでしょう。
もっともそれだけのパスタ好きと一緒にパスタを食べにいくのですから、それなりのうんちく攻めをされるのは覚悟しなければならないところですが・・・。
これもあなたが会話を切り出して、男性が選択していることからダブルバインドに当てはまり、先にある例と同レベルの効果が期待できるでしょう。
自分の今ある相手の情報と照らし合わせて、その枠内でバブルバインドが収まるようにすれば少ない情報でも十分に効果が見込めますので、状況を問わない部分があるのです。
つまり、「いつでも何処でも使える」のがダブルバインドで、しかもその効果は抜群・・・となれば、わざわざ不利な真正面勝負よりもダブルバインドでお誘いを確実なものにした方が良いと思われます。
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