やはり年代が進むと…
やはり最近できた言葉だからか、パーリーピーポーという言葉の意味は100%理解されている訳ではなく、その人によってまちまちなのが現実です。
特に「年代」はその傾向が強く、10代20代30代という10年単位のズレだけでも、パーリーピーポーの意味はかなり変わってしまうようなのです。
そしてこの場合「新しい言葉」「捉え方」という要素から、決まって年代が進むほどネガティブに思うのが一般的で、そこに例外はありません。
と言うことで今回、パーリーピーポーに対する認識を年代別でご紹介しますので、ギリギリの年齢でさえなければおそらくはぴったり当てはまるかと思います。
その上で、後述するパーリーピーポーの本当の意味をご理解いただければ、自分と世間のズレを自覚できてその他の言葉に対しても認識の違いに気付けるかもしれません。
まあ、人は年齢を重ねればそれだけ固定観念が現れますので、新しい言葉に対するネガティブな印象は仕方がありませんが、少しでも柔軟になるきっかけとなれば幸いです。
10代の認識
パーリーピーポーが10代で用いられる場合、そのほとんどは「友人」や「身近な関係者」が関わっているようです。
友人と騒いで遊んでいる人、友人とふざけあっている人、友人のみならず大勢を伴って騒ぐ人、楽しいときや嬉しいときを得ている人などを指す場合に使われます。
要するに「楽しければ」パーリーピーポーで、単純且つ明快な使い方をしていることが多いと言えるでしょう。
その他やたらテンションが高い人、また人が集まった際に最も声の大きい人など、10代の若さからなのかそれほど難しく考えず、直感でパーリーピーポーとしてしまうようです。
それとは別に、まず10代であることから学校に通っていることが想像できると思いますが、クラスにはヒエラルキーがあってちょっとした上下関係が伴うことはご存じかと思われます。
女性であれば、クラスの中で最も華やかなグループがヒエラルキーの頂点で、ちょっとオタクっぽい地味なグループが最下位みたいな、つまりはスクールカーストのようなものがあったはずです。
パーリーピーポーはその上位、つまりクラスのヒエラルキーの頂点に向けて使われることも多いようで、その際はヒエラルキーの下位が決めることが多いようです。
それに伴ってか、上記の「声が大きい」とか「うるさい」などがパーリーピーポーの理由で、そこはかとなくヒエラルキーの頂点に対する皮肉などが伺えます。
その他場の空気に乗り遅れてしまった場合に、場の空気にしっかり乗ってはしゃいでいる人に対して指を指しながら、周囲に
「あいつ何粋がってんの?(笑)」
「パーリーピーポーかよ(笑)」
「一人だけパリピとか(笑)」
なんてやっかみに近い感じで使うこともあり、そこは10代らしい発想によるものなのがよく分かります。
これらの事から、パーリーピーポーとする相手を少なからず羨ましく思ったり、自分がそうでありたかったなど、嫉妬に近い感じで使われることが多いと言えます。
だから基本的には、パーリーピーポーと言われている側はその自覚がなく、この言葉は自分に向けられるものではなく、「人に向かって使うもの」という認識が強いようです。
それによりあまりポジティブな意味合いではなく、どちらかと言うと発言する本人がネガティブ心境の際に使われるので、パーリーピーポーに対してそこまで良い印象は持っていません。
下手をすると悪口くらいに思っている人も少なくなく、迂闊に10代に向けて使うとキレられてしまうかも?です。
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