矢切の渡し
松戸市下矢切にある「矢切の渡し」は、松戸市と葛飾区を結ぶ渡し船です。
矢切の渡し元々、江戸時代初期に地元の方専用に耕作や日用品の購入、自社参拝などのための移動手段でした。
関所の廃止や陸運の発達もあってほとんどの渡し船が閉鎖していき、東京近郊で運行されているのはここだけとなってしまいました。
この矢切の渡しが有名になったのは小説や歌謡曲、映画など、こちらを舞台にした作品がヒットした経緯があるからです。
矢切の渡しは現在、夏季は毎日運航、冬季は土日祝日と庚申の日のみ運航となっており、荒天時や臨時でお休みになることがあります。
舟を漕ぐときのきしむ音、河畔を吹き抜ける心地よい風、船頭さんとの会話、どれをとっても楽しく感じられることでしょう。
大人200円、子供なら100円で乗船できるので、ぜひ乗って時代の風を感じてください。
戸定邸
松戸市松戸にある「戸定邸」は、江戸幕府最後の将軍・慶喜の弟である徳川昭武が建設し、半生を過ごしたと言われているスポットです。
徳川家の住居が公開されているのは全国見渡してみてもここだけ!
平成3年から一般公開され、昭和61年に県の名勝指定、平成18年に国の重要文化財、平成27年に国の名勝指定を受けています。
戸定邸周辺は"戸定が丘歴史公園"として整備されており、緑が豊かなスポットです。
公園内には戸定邸以外に"戸定歴史館"があり、徳川慶喜・昭武ゆかりの品々が展示されており、明治の古写真なども見れます。
歴史館で戸定邸の歴史を知ると、今までとはまた変わった視点から歴史を見つめられるかもしれませんね。
アクセスは松戸駅東口から徒歩約10分です。
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