パターン別に解説!母親の夢を見る自分の深層心理
夢占いの意味については人それぞれ個人差があることは述べましたが、そのすべての基準点となる要素は確かに存在します。
血液型性格診断にしても星座占いにしても、まずは基準となるポイントや要素があり、そこに自分の要素を付け加えることではじめて考察することができるようになるものであり、これは夢占いでも同しです。
母親の夢にも意味はたくさんあり、そのパターンもたくさんありとてもここには全てを書くことはできませんので、もっとも代表的なパターンを4つ絞り、そのパターン別にそれぞれに潜む自分の深層心理についてまとめていくことにします。
しかし何度もいうように、それらはあくまでも基準となる情報であり参考としての情報として自分の中に取り入れるのが基本です。
そこに後から自分の状況や環境や心理やメンタルの状態などを加味することで、夢占いの本当の効果が発揮されます。
ここでまとめていく情報をぜひ自分の中に取り入れ、自分の深層心理について知るキッカケを得たり、それにより何かしらの気づきを得たりして、今までよりももっと自分自身のことを理解するきっかけになれば幸いです。
興味がある人はぜひ読んでみてくださいね。
1.いつもと変わらない母親
パターン別の母親の夢の心理の一つ目は「いつもと変わらない母親」の夢です。
おそらく母親の夢の中ではもっとも多く見る確率が高いのが、このいつもどおりの母親の姿の夢でしょう。
いつも通りの母親の夢からわかる自分の深層心理として、「リラックスできる場所がほしい」「落ち着いたところに行きたい」といった精神面の状態がかなり強く反映された意味合いを持つ夢になります。
みなさんも経験があるかと思いますが、社会人になって一人暮らしをすれば実家の母親がいる場所が妙に落ち着いた空間に変わったりした感覚を経験したことがありませんか?
自分の一人暮らしをしている家にもそれなりに満足していたとしても、ふとした時に実家に帰りたくなったりすることってありますよね。
おそらくそういったときは、仕事や人間関係など原因で精神的に疲れてしまっているときが多く、無意識のうちに自分の記憶の中からリラックスできて落ち着ける場所を探した結果、実家に帰りたいと思ったりしたのではないでしょうか。
実家には母親がいますし、母親は自分のことを広く暖かい姿勢で迎えいれてくれます。
母親がいつもどおりの姿で夢に出てきたときは、そうした実家の何気ない暮らしに触れたくなり、どこか精神を休められるところに行きたいという自分の心の叫びを表しているといえます。
これはマザコンとはまた違い、誰でも母親と接すると心が落ち着いて安らぐことができるものです。
実家暮らしままの人であっても、こういった夢は自分のメンタルが大分やられてしまっている状態を表していることがあり、いわば母親に助けを求めている状態だといえます。
母親の普段通りの姿ほどリラックスできて落ち着く空間がないことを、私たちの体は本能的に察しているのかもしれませんね。
2.母親に怒られる
パターン別の母親の夢の心理の二つ目は「母親に怒られる」夢です。
これは夢の中で、何かしら言い合いをしたり自分がやっていることに対して母親から怒られるというケースが多く、この夢は自分が心の中で本当は自分がやっていることが間違っていると感じていたりするときに見ることが多いようです。
自分のやっていることが間違っていると感じることの代表例としてはやはり仕事が挙げられ、本当はやりたくないけれど生活のために仕方なくやっている状態のときにこういった夢を見ることが多く、自分で自分に疑問を持っているときが特に顕著に夢に表れるようです。
他にも、自分の何かしらの選択に自信がなかったり不安が募ったりしているときには、「しっかりしなさい!」という意味を込めて母親が自分の心の代わりに夢に表れることがあります。
母親が怒る夢には必ず何かしらの理由があり、その理由は夢の場合は自分の心の中になります。
つまり、本当は自分で間違っていることに気づいていたり、本当はどうすればいいかに気づいているにも関わらず、それに気づいていないフリをしているために母親が夢に現れて自分を叱っていくのです。
夢の中の登場人物は自分の心の感情をそのまま体現化した存在として現れることが多く、つまりその人物の挙動は自分の心の状態を表しているといえます。
母親の怒りは自分自身に対する一種のケジメであるとも考えられますね。
3.母親が病気/入院
たまに「母親が病気/入院」している夢を見ることもあるかと思いますが、その夢の心理としては「自立心」を持つことを暗示しているケースが大半です。
こういった夢を見る人は、まだ心のどこかで母親から自立することができていなく「何かあったら母親に頼ればいい」といった考えを持っている人が多くなっています。
これはよく間違えられていることですが、自立というのは決して一人暮らしをしたり自分の生活費を自分で稼ぐことができればそれで自立したということではなく、もっとも重要なのはそういった物理的や物質的な自立ではなく心の自立です。
たとえどれだけお金を稼いでも心が自立していなければ、それはただの甘えた貧弱な人間にしかなれませんし、どれだけ立派な家に一人暮らしをしていたとしても「最終的に何かあったら親がいるから大丈夫」と思っている人は、本当の意味で自立しているとはいえません。
自立とはそういった形のものではなく、精神面で母親から自立することが何よりも大事なのです。
母親が病気になったり入院している夢をみるときは、そういった自分の中にある甘えや執着などを捨てろと暗示しているケースが多く、精神的な自立を促している場合が多くなっています。
精神的に自立するには、何事も自分で責任を持ち、自分の頭で考えて選択し決断し行動することにより培われていきます。
そうした一つひとつの選択を主体的に考えることが重要であり、精神的な自立にはこの前提が何よりも大切になってくるのです。
母親が入院していたり病気にかかっている夢を見たときは、一度立ち止まって母親に依存していないか自分自身と向き合ってみてくださいね。
4.母親が笑顔
パターン別の母親の夢の心理の四つ目は「母親が笑顔」です。
これはまったくそのままの意味であり、今の自分のままでいたい、今のままで大丈夫という現状維持を示唆しているときに見られる夢になっています。
この夢を見るときは比較的日々の満足度も充実度も高く、精神的にも肉体的にも安定している状態であり、非常にいい状態であることを表しています。
しかし注意したいのが、そういった安定は長くは続かないのが事実であり、人生はずっと同じく現状維持を続けたままではいられないということを認識しておくことが大事になります。
特に今の時代のように流れがとてつもなく早い情報社会では、一度生活の面で安定したとしてもそれは一瞬にして崩れ去ることが多々あります。
年功序列や終身雇用制度はすでに崩壊しており、人工知能の発達により誰もがいつ仕事を失ってもおかしくない状態なのです。
そういった時代の真っ只中にいる状態で、今安定して満足度が高い人生を送れているからと慢心してしまうと、万が一取り返しのつかないようなことや予想外のことが起きた場合、それに対処することができなくなってしまいます。
安定はもはや過去の産物であり、誰もが自分の将来については真剣に考えていかなければなりません。
なので、もし母親が笑顔な夢を見た場合は現状に満足しつつも決して慢心せず、しっかりと未来を見据えて将来を常に意識しておくようにしましょう。
何が起こるかわからないのはみんな一緒ですので、少しでもリスクを下げるためにも現状維持だけでなく、一ミリでも昨日の自分より成長する自分を心がけてみましょう。
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