パターン別!病院の夢からわかる自分の深層心理
病院の夢には凶夢が多いですが、それはあくまでも自分の心理状態に凶夢になるべく部分があることが原因であり、それはその凶夢の部分を解決することができれば、その夢は吉夢になるともいえます。
病院の夢のシチュレーションも実にさまざまであり、病院の規模や状況、そこにいる人物から環境にいたるまで、すべてを組み合わせて考慮すれば何種類も病院の夢占いができあがります。
そういった夢占いの一つひとつをまとめいくことはとても現実的だとはいえませんので、ここでは病院の夢の中でももっとも見やすい代表的な4つのパターンを取り上げ、詳しくまとめていきたいと思います。
おそらくここに書かれているパターン以外の病院の夢を見ることもあるかと思いますが、ここに書かれている基本的なパターンの夢を理解することで、そこから自分なりに考えることでその他のバリエーションにも対応できるようになるはずですので、まずはここできちんと病院の夢占いについて理解するようにしてください。
何事も基本さえ理解できればあとは自分でうまく活用して応用していくことが可能ですので、夢占いに興味がある人や病院の夢を見たという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
1.病院に自分が入院している
パターン別の病院の夢からわかる心理の一つ目は「病院に自分が入院している」パターンです。
病院の夢の中でもおそらくこれはもっとも多くの人が見ている夢だと思いますが、こういった自分が病院に入院している夢というにはどちらかというと吉夢であり、そこからわかる心理としては「休息をほしがっている」ということです。
病院に入院している夢を見ると、一見体のどこかに異常があると思うかもしれませんが、ただ自分が入院して大人しくベッドで過ごしている夢などは、そういった体の不調を表しているわけではなく、単に体が休息を求めているという意味になります。
おそらくこうした夢を見る人は、毎日仕事に忙殺されているか、人間関係に追われているか、はたまた恋人とのトラブルを抱えていて精神的に疲れてしまっているかの状態になっていることでしょう。
そういった状況では病院のような、普段の生活から乖離されたような場所でゆっくり過ごすことは非常に有意義なものであり、不謹慎かもしれませんが夢の中での入院は本人にとってはとても望んでいることでもあるのです。
しかし注意したいのが、こういった休息を表す夢を見るということは、それだけ精神的に追い込まれている証でもあり、いわば心の叫びが体現化されている状態であることをしっかりと理解しなければなりません。
人は精神的なストレスに気づかないことも多々あり、他人が平気でやっているからといって、自分もそれを平気でできるとは限りません。
他人と自分のストレスに対する度合いはまったく違うのです。
病院に自分が入院している夢を見たときは、一度自分の中のストレスと真剣に向き合う必要があるといえるでしょう。
2.病院に家族/友人が入院している
パターン別の病院の夢からわかる心理の二つ目は「病院に家族/友人が入院している」パターンです。
こういったケースからわかることは、その入院している家族や友人との現実世界でもトラブルを予期しているということです。
この夢を見る人は大体、事前にその入院している相手との関係性に少し溝やヒビが入っているのを何となく察していることが多く、その心理的な反応がそのまま病院という舞台において「入院患者=トラブル相手」という位置づけで登場していると考えられます。
トラブルの種類にも多々ありますが、基本的にはこういった夢は凶夢であることが多く、人によっては修復不可能なぐらいのトラブルが起こってしまうこともよくあります。
特に友情というのは実に脆いものであり、それは何か一つの気に入らないことでもそれが大きく発展し、一生の別れを引き起こしてしまうこともあるのです。
一方で、家族が入院しているような夢の場合は、比較的口論や軽い言い争いをする程度で収まるケースが多く、家族間で絶縁状態にまで発展することは稀だといえるでしょう。
しかし、どちらにしろ病院で家族や友人が入院している夢はあまり良い夢ではないことが事実で、現実世界での友人や家族との関係性を早いうちに修復したり良好なものにするように努力する必要があるといえるでしょう。
こういった人間関係のトラブルは、普段から気をつけていれば防げることが多いですが、一度トラブルが起こってしまうと非常にめんどくさいことになってしまうことが多いので、普段から人間関係には気をつけていきたいところですね。
3.病院で治療を受けている
病院で治療を受けている夢というのも、病院に関連する夢としては比較的見やすいものであるといえるでしょう。
というのも、こうした夢は自分の体のどこかに異常があるケースが多く、その異変を体が察知して夢を通して自分に伝えているという状態でもあります。
さきほどもいいましたが、人は自分の体のことをわかっているつもりで実はまったくわかっていません。
人間の感覚や知覚というものは実に曖昧で、大したことではないことを大げさに感じたり、本当にヤバイことを大したことではないように感じたりなど、その自動反応的なシステムは故障していることが多々あります。
その欠陥システムを盲目的に信じていると、突然体に異常が起きて取り返しのつかないことになったりなどに陥ってしまうのです。
こうした病院で治療を受けている夢の場合は、その治療を受けている場所を現実世界でより注意深く観察する必要があり、もし何か少しでも異常を感じたのであればすぐに病院にいって検査することが大事です。
それで早期発見できて一命を取り留めたというケースも少なからず存在しているので、たかが夢だと思わずに、その夢の内容は真摯に受け取るようにしましょう。
また、外部的な要因によってその治療箇所をケガするというケースも十分にありえるので、事故やケガなどにも十分気をつけるようにしましょう。
4.病院から退院する
パターン別の病院の夢からわかる心理の四つ目は「病院から退院する」パターンです。
これははじめのほうでもいいましたが、自分の内面的な問題+外部的な問題の解決を表しているケースが多く、基本的には吉夢であるといえるでしょう。
たとえば、現実の世界で病気や体調が改善されたり、人間関係の問題や個人的な悩みが解決されたりなど、病院からの退院がそのまま自分の状況や環境の改善を表しています。
他にも、心身ともにリラックスしていて比較的余裕のある状態のときにも、こういった夢を見ることが多く、つまり充実した満たされた生活を送っているときに見ることが多くなっているようです。
現実でも病院からの退院は問題解決の意味を表しているため、それは体や病気の改善を表しているとわかりますが、それをただ喜んで終わることには注意が必要です。
というのも、退院したとしてもまたすぐに再発して再入院してしまうといったケースも往々にして存在しているため、病院を退院する夢を見たからといって何もかも順調にいくと思い込むのは危険だといえるでしょう。
あくまでもそれは今現在の話であり、それが一転してすべてが変わってしまうことも往々にしてありえる話ですので、退院=問題解決で終わらず、その状態を維持できるように主体的に自分自身と向き合っていかなけれならないことを、忘れずにおきましょう。
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