夢占いによる性行為の夢を見る理由
ここまでは、パターン別の性行為の夢からわかる自分の心理についてまとめてきました。
実際、性行為の夢といってもそこに秘められている意味としてはエッチなことはあまりなく、夢占い的には「性行為の夢=セックスがしたい」といった解釈には結びつきません。
もちろん、しばらくセックスをしていなくて欲求不満が溜まりに溜まることでセックスする夢を見ることもありますが、多くの場合は自分のメンタルの状態を表していたり、恋人との関係性を表しているというのが定番になっています。
しかし、こうしてパターン別に性行為の夢について理解することも大事だといえますが、もっと根本的な「どうして性行為の夢を見るのか?」といった部分が気になる人も多いことでしょう。
そこでここからは、夢占いによる性行為の夢を見る理由についてまとめていきます。
引続き夢占いや性行為の夢について興味がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.欲求不満
夢占いによる性行為の夢を見る理由の一つ目は「欲求不満」です。
さきほどまでは「性行為の夢と欲求不満はあまり関連がない」といいましたが、それはあくまでも性行為のパターン別の夢の内容が表す意味においての話であり、性行為の夢を見る根本的な理由には欲求不満が関係しているケースも多々あります。
特にこれは男性よりも女性のほうが欲求不満によって性行為の夢が誘発されることが多く、男性は意外と欲求不満になっても一人でパパッとすませばそれで満足している人も多いですが、女性ではあまり一人でやって完全に満足できている人はいないことでしょう。
女性はセックスに対する意識は男性と違うので、男性のように短絡的に考えることが難しいために欲求不満になってしまう人が多くなっているのです。
欲求不満は時としてストレスの原因にもなりますし、どこかでうまく欲求を解消しなければメンタルも弱くなってしまうことでしょう。
つまり、欲求不満が原因で性行為の夢を見るのはいわば自分を守っている状態であるともいえ、それはストレス発散の一部になっているということです。
性行為の夢を見たときは、自分が今欲求不満になっているかどうかをしっかりと見極め、それに応じた適切な対処をする必要があります。
2.創造性の高まり
夢占いによる性行為の夢を見る理由の二つ目は「創造性の高まり」です。
人間にとって性欲というものは生命力の源でもあります。
性欲があるからこそ人間はここまで進化して反映することができたのであり、性欲がなければ人類はとっくの昔に絶滅していたことでしょう。
つまり、性欲は人間にとっては食欲や睡眠欲と同じく生きていくには必要不可欠な要素であり、性欲自体が生命力を表しているのです。
そして、その生命力は自分の中の創造性とも密接に結びついています。
創造性は生命力があるからこそ沸き立つものであり、よくセックスをするとアイディアが沸いてくるといわれているように、性行為の夢を見るときは自分の中にある創造性が高まっている状態であるといえるでしょう。
これはたとえ創造性を必要としていない生活をしていたとしても関係なく、誰でも妄想や想像をしたことがあるとは思いますが、それもいってしまえば立派な創造性の塊であるといえます。
性行為の夢を見たときは、自分の中の創造性が高まっていると考え、以前からやりたかったことや挑戦したかったことなどをやってみるのも非常におすすめですので、性行為の夢をきっかけにぜひ前向きに何事にも挑戦してみてくださいね。
3.ストレス解消
「ストレス解消」をしたいと思っているときにも、人はよく性行為の夢を見ることがあります。
というのも、現実の世界でのセックスにおいても、セックス自体を日頃のストレス解消だと認識しながらしている人も多く、セックスをすることで自分の中に溜まっているストレスを解消して毎日の活力にしているという人も少なくないでしょう。
実際よくセックスはスポーツと同じぐらいの体力を消耗するといわれていたりして、たしかにセックス自体が運動の一環になりストレスを発散する方法としても非常に効率がいい方法であるともいえます。
しかし、ストレス解消を望みながら性行為の夢を見るというのはあまりいい状態でないことはたしかであり、現実の世界で満たされないからこそ夢の世界に没入することでストレスを解消しようというのは、結局のところ目を覚ましたあとには大してストレスが発散されていないことでしょう。
逆に性行為の夢を見たとは体が興奮しているため、現実の世界での欲求不満が加速する可能性もあり、それはメンタル的にもあまりよろしい状態ではなく、さらなるストレスを生み出してしまう可能性があります。
ストレスが原因で性行為の夢を見た場合は、セックス以外にストレスを解消する方法をなにかしら見つけることが大事だといえるでしょう。
4.承認欲求を満たしたい
夢占いによる性行為の夢を見る理由の四つ目は「承認欲求を満たしたい」です。
承認欲求と欲求不満は似ているものですが、性行為の夢を見る理由としては解釈が多少変わってきます。
というのも、欲求不満というのはただ単に性欲が解消されないために刺激のある物事を求めている状態であり、それに対して承認欲求というのは誰かに認められたい、必要とされたいといった感情のことを指します。
承認欲求が原因で性行為の夢を見ている人は、おそらく現実の世界では自分の価値を実感することができていない人が多く、「愛されたい」「必要とされたい」といった感情が過剰になりすぎている状態です。
この状態は結構危険な状態でもあり、いつかそれは夢ではなく現実の世界でも何のためらいもなく知らない人とセックスしてしまったりすることにもつながっていき、ひどい場合はセックス依存症にまでなってしまう可能性があります。
そうなるともはや自分一人では解決することが困難になり、誰かの手を借りなければ自分の価値を実感することができなくなってしまい、精神疾患などを引き起こしてしまいます。
承認欲求を端として性行為の夢を見てしまう場合は、現実の世界での人間関係を充実することに力を入れ、セックスや恋愛に溺れずに、友人や家族との絆を大切に生きてみるようにしましょう。
ないものねだりするよりも、今自分が手にしているものを大切にするほうが簡単ですので、承認欲求が満たされないと感じている人は、ぜひ身近にいる人たちを大切にすることからはじめてみましょう。
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