血液が現れる夢
何かしらの拍子、事故、出来事で血を流すことになる・・・このシチュエーションだけで考察すると、はっきり言ってそこに良い意味なんてひとつもないかのように見えます。
流血とか出血なんて、それは確実な負傷がそこにある訳ですし、負傷をしてしまうような夢に良い意味なんて、ポジティブな解釈なんてないと思うのが普通だと思うのです。
場合によってはそれが暗示、示唆と思う方も少なくなく、近い未来でもしかすると自分は大けがをしてしまうのではないのか、また大きな事故を起こしてしまうのではないかと考えてしまうと思います。
ですが夢占いにおいては、血液が現れる夢には何ら示唆めいたものはないようで、むしろ今目の前にある困難や悩みなどが解消される暗示、前兆とするのが一般的なのです。
おそらく今あなたは、学校や職場等で何らかの問題が立ちふさがっていて、それをどうにかするためにいろいろと悩まれているのだと思います。
夢はその問題が「そろそろ解決するかもしれないよ」と、夢の中で血液を使ってあなたに知らせようとしているのです。
ただ、どうしてそこで血液なのかが疑問になると思います。
これについては「流血」とか「出血」が体の外へ出る、そして流れることから、問題等が外へ出る・・・すなわち解決に繋がるという解釈になるのだと思われます。
さらに血液は「生命力」を象徴していて、流れるほどの血液があなたにあるという意味で、「それだけの生命力があれば問題等は打破できる」という考え方もできるでしょう。
これまでご紹介した夢と同様、やはり一見ではとても良い意味には思えない内容となりますが、上記の理由で吉夢とできますのでそこだけは覚えておいて下さい。
問題等の解消が果たされれば、同時に運気の上昇も現れることが少なくありませんので、それをうまく掴むためにはこの夢を吉夢として理解しておくことが、何よりの近道となるのです。
ただし、問題等の解決を夢を見たからと前兆のまま捨て置いてしまうと、当然解決までには至らないことになりますので、その結果夢のあなたの出血は止まることになり悩みは継続することになります。
泣くことが関わる夢
子どもの頃ならともかく、泣くという行動は大人になるとちょっと恥ずかしい気持ちが現れてしまうのが普通で、これまでご紹介した項目と同じくあまり良い意味として扱われていません。
もっとも、感動して泣くなどのポジティブな意味で泣くのは良いのですが、やはり一般的な感性からするとあまり良い方向に解釈されないのが普通と言えるのではないでしょうか？
通常泣くという行動は、「悲しい」場合に見せるケースが大半を占めていますので、そういう常識があることからどうしてもポジティブな解釈が難しいのだと想われます。
そんな泣くことが関わる夢ですが、実は夢占いにおいては怒りと同様「泣くことで発散、すっきり」という結果が伴うことから、基本的には吉夢として扱われることが多いようです。
涙を流すというのは、自分の内に溜まっている負の感情とか、ストレスなどを「流す」という意味となり、世間のようにネガティブには考えられていないのが夢占いの見解なのです。
さらに上記でも少し触れましたが、夢の中で感動して泣く場合はさらに良い意味とされていて、カテゴリとしては完全に吉夢とする場合が多いようです。
それに泣く夢自体、夢占いでは運気の上昇とか想いの成就など、前向きな暗示であることも少なくなく、これもまた泣くことが関わる夢が基本吉夢とされている根拠となります。
ただし、同じ「泣く」でも案外細かな違いがあるようで、例えば泣きたいのに泣けないとか、泣いているように見えて叫んでいるだけという内容の夢もあります。
その場合は実際「泣いている訳ではない」ので、あまり良い意味とされずに凶夢である場合が多く、今後の言動とか運気の下落に注意しなければならないとされているようです。
ちょっと判断が難しいかもしれませんが、要は夢の中で「涙を流しているかいないか」が決定的な違いとなるので、そこに注目して夢の中での自分を客観視するようにしましょう。
この世にいないものが現れる夢
多くの人は、実際に自分の目で見たものしか信じられない方も少なくなく、それはUFOとかUMAとかを今もなお眉唾ものと考えている方なら、ご理解いただけることかと思います。
だから現実にそんなものが現れたらびっくりするに決まっていますし、たとえ夢の中であってもびっくり・・・それが普通の人の反応になるのではないでしょうか？
では実際夢の中でそんなこの世にいないものが現れたら、夢占いではどのような意味になるのかについてですが、一見これも恐怖を覚える夢に該当することから凶夢のように思えます。
ですが実は近い将来に大きなチャンスが舞い込んでくるとか、チャンスを手にするなどの意味があるようで、カテゴリとしては吉夢になることが多いのです。
特に、見たこともない怪物などが現れる夢はそれが顕著のようで、もしそのような夢を見た場合は今後暫くは訪れるかもしれないチャンスを、注意深く認識しようとする姿勢を持つ方が良さそうです。
そしてその怪物は、大きければ大きいほど訪れるチャンスも大きいとされているので、それこそ特撮の映画で現れるようなとんでもない大きさの怪物が現れたら、恐怖どころかラッキーに思って良いでしょう。
死神も似たような意味があるようで、これもまた「死神」という響きから怖い夢、凶夢のような感じが見受けられますが、夢占いの意味としては運気が上昇していることを暗示しているのです。
特に、口なんてなさそうな死神が口を開いたのであれば、その出てくる言葉に着目するとそれがアドバイスとかヒントになり、今後に有効活用できるものだと思われます。
それと、厳密には怪物ではありませんが「白いヘビ」なども吉夢で、これは一般的に縁起が良いものとされていることから、多くの方はある程度良い夢であることは想像できるかと思います。
このように、この世にいないものが現れる夢（またはほとんど見ることがない生き物）は基本吉夢となりますので、そのように認識していただくと「怖い」という感覚より「ラッキー」という感覚になると思います。
あくまで「基本」であることを忘れずに
絶対に自分がそうなりたくない、そこに立ち会いたくないものであればあるほど、今回の内容のようにポジティブな意味合いを持つのが夢占いの基本のようです。
特に「死に関わる夢」というのは、人が最も恐れる、最も嫌悪する出来事であるだけに、夢占いとしては極めて良い意味で解釈されているのが基本なのです。
よって、そのような夢を見た際は汗をかいて飛び起きるかもしれませんが、冷静になってみて「そういえば夢占いでは良い意味だった！」なんて、喜んでみても差し支えはないでしょう。
しかしあくまで「基本」であり、ネガティブな内容の夢がそのまま現実でもネガティブな出来事が起こる可能性となることもあり、一概にネガティブ=吉夢とはしないようにしましょう。
それらに関しては、他でご紹介している記事、または今後ご紹介する記事において、それぞれのキーワードで詳しくご紹介していきますので、是非そちらの方を参考にするようにして下さいね。
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