霊能力者か見極める方法
幽霊や霊能者という存在は科学的には認められてはいませんが、世の中にはたしかにそういった存在を認めざるを得ない状況というのがあります。 しかし、あくまでもそれらはきちんと実証された研究結果でもなければ、原理や仕組みなどが解明されているわけでもありません。 「夢」というのも誰もが一度は見たことがあるとは思いますが、現段階では「なぜ夢を見るのか？」といった部分はいまだに解明されていません。 ですが、私たちは「夢」を見て、それを「夢」だと認識することができています。 幽霊や霊能力といったものもこれと同様です。 なので、たとえ科学的に実証されていないからといって盲目的にそれらを否定するのは望ましくなく、世の中にはまだ解明されていない力や出来事があるのだと認識しておくことも重要になります。 しかし、それを認識しているからといって逆に信じすぎるのも問題になってしまうのは先に述べたとおりです。 そこで、ここからは「霊能力者か見極める方法」についてまとめていきます。 スピリチュアルやオカルトに興味があるからといって、それらに知識があると言っている人を盲目的に信用してしまうと痛い目に合ってしまいます。 そういったことを防ぐためにも、まずは最低限本物の霊能者かどうかを見極める方法について理解しておきましょう。
1、礼儀正しいかどうか
霊能力者か見極める方法の一つ目は「礼儀正しいかどうか」です。 おそらくこれを読んだ人は「礼儀正しさと霊能者は関係あるのか？」と感じたと思いますが、霊能者は一般人とは違う感覚や視座を持っているため、第一にその態度からして普通の人とは異なります。 礼儀正しさを身につけていることは霊能者としては当然のことであり、偽物の霊能者の人にはフレンドリーで軽率な態度をしているというの見極めるポイントです。 偽物の霊能者は、相手からの信頼を獲得するためにあの手この手を使ってあなたのことを信じ込ませようとします。 その方法の一つが「明るく好意的に接すること」であり、偽物の霊能者は人間がどのようにして他人を信じるかまで熟知しているので、非常に親しげにフレンドリーに接してきます。 しかし、本物の霊能者は相手から好かれるという部分に重点を置いていませんし、その目的はただ一つ、あなたを悩ませている霊的な悩みを解決することです。 そうした状況では、フレンドリーな態度よりも神妙な礼儀正しさが重要となり、信用を獲得するよりも霊ときちんと対峙する態度が求められるのです。 本物の霊能者はその大前提として「礼儀正しい」のだということを頭に入れておきましょう。
2、料金が妥当かどうか
霊能者を見極める方法の二つ目は「料金が妥当かどうか」です。 さきほどもいいましたが、偽物の霊能者の場合は目的が「お金」であるため、お祓いや除霊や相談といった料金も比較的高額になってることが多いです。 一般的な目安としては、相談の内容や時間にもよりますが１万円を越えてくるとかなりの割高な料金だと思ったほうがよさそうです。 おそらくほとんどの霊能者では５０００円もあればお釣りがくるとは思いますが、長時間の除霊になったりすればそれだけ料金も上がっていきますので、確実に判断できるラインがないというのが事実でしょう。 しかし、それでも１万円を越えて請求してくる霊能者はおよそただの詐欺師である可能性が高いので、そこは注意深く判断しなければなりません。 人によってはお金なんていらないという霊能者の人もいますし、お金にこだわっているかどうかというのは本物の霊能者かどうかを見極める部分でも非常に重要なポイントとなるでしょう。 ですが、料金が高いからといってその霊能者が詐欺師であるとは決まってはいませんので、霊能者の知名度や実績の有無などを考慮した上で、自分が高額の料金を払うことに納得できるのであれば問題はありません。 信じるか信じないかの基準は常に自分で持つようにしましょう。
3、話し方が落ち着いているかどうか
これはさきほどの「礼儀正しさ」にもつながってきますが、「話し方が落ち着いているかどうか」は本物の霊能者かどうかを見極めるためにも注意しておきたい部分です。 というのも、本物の霊能者はアレコレとおしゃべりな態度で相手を接することはなく、常に冷静で落ち着いた態度をしているのです。 そして、話し方としても忙しなく話すのではなく、ゆっくりと丁寧に相手にしっかりと伝わるように話しかけていきます。 それはまるであなた自身ではなく、あなたに憑いている霊と対話しているかのように、ゆっくり丁寧に確実に言葉を交わしていきます。 基本的に、偽物の霊能者の場合は信頼とお金が欲しいだけですので、多くの人に好まれる態度と話し方で相手と接していることでしょう。 話し方にしても、ゆっくりと話をしていると自分の嘘がバレたり何かしらのボロが出てしまう恐れがありますので、次から次へと話を続けていくという特徴があります。 とりあえずそれらしいことを並べて次々と専門用語を交えながら話を進めていく。 そうすることで偽物の霊能者は信頼を獲得するのです。 霊能者が自分とどういった態度で会話をするか、話し方に落ち着きや説得力があるかどうかをしっかりと見極めるようにしてくださいね。
4、しっかりと相手のことを思っているかどうか
霊能者を見極める方法の四つ目は「しっかりと相手のことを思っているかどうか」です。 本物の霊能者の目的はお金でも地位でも名誉でもありません。 それは、自分の元を訪れた人の悩みを解決し、霊的な問題を解決することです。 自分が持っている他の人にはない力を社会のためや他人のために役立てることを目的としており、そこには利己的な欲求や欲望といったものは存在しません。 徹底的にあなたのことを考え、あなたの役に立つことを祈り、利己的な意識の元で自分の力を活用しています。 そのため、霊能者があなたは対面したときには「この人は私のことをわかってくれている」という感覚を感じ取ることができるでしょう。 霊能者は自分の元へ訪れてきてくれた人を裏切ったりはしませんし、決してぞんざいに扱ったりもしません。 どこまでも親身になってあなたのことを思ってくれるのです。 それに対して偽物の霊能者は、あくまでも自分の利益のために行動しているので相手のことを思いやった行動をとることは少なくなっています。 あなたもおそらく「この人は自分のことを思ってくれている」とは感じることなく、何だか適当にマニュアルどおりに接していると感じることでしょう。 霊能者の力を信じるか信じないかのポイントは、その人が力を使う相手のことを本当に思っているかどうかが大きなポイントにもなりますので、時には自分が感じた直感に従うことも大切なことだといえますね。
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