霊と交信する霊媒師
あなたは「霊媒師」という言葉をご存知でしょうか? よく世間では「霊能者」と「霊媒師」がごちゃ混ぜになって語られていることが多いですが、結論からいってしまうと霊媒師は霊能者の一部分という解釈になります。 世の中には霊的な出来事がいくつも存在しており、それらは科学的な知見では解決できないものばかりです。 多くの人はそういった現象を「オカルトだ」「ただの勘違い」と揶揄したりしていますが、これは本人が当事者になっていないからこそ言える発言であり、実際、現実で自分がそういった現象に見舞われたときは「これはオカルトだ!」「自分の勘違いだ!」などとは思わないでしょう。 人間は自分が見たり聞いたり体験したことは盲目的に信じてしまう一方で、自分が実際に見ていないことや聞いていないこと、体験していないことに対しては疑念を抱いてしまうものです。 そのため、世の中に心霊現象という体験をした人がいたとしても、多くの人は「勘違い」と適当にあしらってしまうのです。 しかし、そうした現象は世の中に確実に存在していますし、現実に奇妙な体験をしたことがある人も少なくないでしょう。 そうしたときに頼りになるのが「霊能者」であり「霊媒師」であり、霊の専門家たる人たちなのです。 ここではその中でも「霊媒師」に焦点を当ててまとめていきます。 スピリチュアルやオカルト好きな人だけに関わらず、心霊現象を体験したことがある人や、まさに今霊的な出来事に悩まされている人は参考にしてみてくださいね。
霊媒師と霊能力者
さきほどもチラッといいましたが、霊媒師というのは「霊能者」という枠組みの中に属する一つの部分であり、霊媒師と霊能者にはそこまで大きな差はありません。 というよりも、霊能者の一部が霊媒師なのですから、実質的には霊媒師も霊能者も同じということになります。 今流行りの「仮想通貨」でたとえてみると、「仮想通貨」という概念が存在し、その中の一部として「ビットコイン」があるような感じです。仮想通貨が霊能者であり、ビットコインが霊媒師という構図になります。 そして仮想通貨にはビットコイン以外にもたくさんの通貨が存在しており、「リップル」や「イーサリアム」といった他のコインが、霊能者という枠組みにおいては「除霊師」や「占い師」「スピリチュアルカウンセラー」といった類の人たちになります。 霊媒師はあくまでも霊能者という枠組みの一部分に過ぎず、その枠組みの中にはほかにもたくさんの肩書きを持つ霊能者がいるのです。
霊媒師の役割
では、霊媒師は霊能者という枠組みおいて一体どのような役割を担っているのでしょうか。 基本的に、霊媒師は心霊現象などの霊的な干渉全般に対する対象を請け負っており、除霊やお祓いや相談といったことが主な役割となっています。 ほかにも、霊を呼び寄せて交信したり、直接霊と対話したりなどすることもでき、霊に関することならほぼ何でもできるといっても過言ではありません。 一般的に霊能者といえば霊媒師のことだと思えば間違いなく、まさにスピリチュアル業界やオカルト業界においてはもっとも強い力を持っている存在であるといえるでしょう。 ちなみに、除霊師などはあくまでも「除霊」が専門となっている霊能者ですので、霊を呼び寄せたり対話したりすることはできず、ただ霊を除霊することのみに特化している存在です。 ですが、除霊にだけ特化している分その力は非常に強く、霊媒師にも除霊の力がありますが本業の除霊師の力にはまったく及びません。 それと同じく「スピリチュアルカウンセラー」も、あくまでも相談業務に特化している存在ですので除霊などはできませんが、その分人間の心理や波動や周波数といったことに非常に精通しており、これも霊媒師よりも数段多くの知識を有している存在です。 霊媒師はオールラウンダーで霊のことなら何でもできる非常に頼りになる存在ですが、もし霊に関する悩みで問題がハッキリしているのであれば、霊媒師ではなくそれぞれに特化した専門家に頼るのがもっとも効果的な方法だといえるでしょう。
本物かどうかが重要
しかし、そうした霊能者の中での大きな問題として「偽物」が多数存在しているということです。 霊能者は何か特別な資格が必要なわけでもなく、ただ自分で「霊能者です」と名乗ってしまえばそれだけでいつでも霊能者になることができます。 それと同様に「私は霊媒師です」といえば霊媒師になれますし、「占い師です」といえば誰でも占い師になることができます。 こうした状況下では、お金儲けのために数多くの霊能者がアチコチに存在し、誰が本物の霊能者であり霊媒師であるかを見極めることが非常に難しくなっています。 実際、スピリチュアル的な知識やオカルト好きな人でもない限りその真偽を確かめる術はなく、普通の一般人が突如心霊現象に悩まされて霊能者に依頼したとしても、その霊能者、霊媒師が本物であるかどうかを見極めることはできないでしょう。 そうしてお金を不当に搾取されたり、まったく効果のない除霊などを受けて逆に心霊現象や体調不良などが悪化してしまった人も少なくありません。 自分が霊能者であり霊媒師であるという明確な資格や免許がない以上、相手の霊媒師が本物がどうかを見極めるためには自分でしっかりと調べて知識をつけて騙されないようにするしかないでしょう。 ここではそういった霊媒師の見極め方から本物である霊媒師の特徴などについて詳しくまとめていきますので、心霊現象に悩んでいる人は焦らずにまずはじっくりと情報収集して、それから自分なりの判断基準を持った上で、霊能者やら霊媒師やら除霊師に依頼するようにしましょう。 ただ怖いからといって安易に近場にいる霊媒師に頼ってしまうと、ただ高額なお金を搾取されてまったく意味がないということにもなりかねませんので、きちんと調べてから行動してみてくださいね。
本物の霊媒師の見分け方
霊媒師を含んだ霊能者の見極めは実際かなり難しいです。 おそらく、今までそういったこととは距離を置いていた人や興味がなかった人がいきなり霊媒師に依頼したとしても、霊媒師が本物か偽物かどうかを的確に判断することはまずできないでしょう。 しかし、それは事前に自分で色々と調べたり検索したりすればある程度の情報は入手できるものであり、この記事もそういった情報収集の方法の一つとして書いていたりします。 多くの人は心霊現象に見舞われると、一種のパニック障害に陥ってしまい、冷静かつ落ち着いた判断をすることができなくなってしまいます。 そして、そういったときこそ人間はもっとも脆くなり騙されやすくもなってしまうのです。 偽物の霊媒師などただの詐欺師と何ら変わりありません。 霊媒師の本来の目的は、霊的なことに関して悩みを抱えた人を解決に導くことであり、他人を騙して適当にあしらってお金を儲けることではないのです。 そこで、ここからは「霊媒師の見分け方」について詳しくまとめていきます。 霊媒師について知識がない人や本物かどうかの判断基準を知りたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
1、お金目当てかどうか
霊媒師の見分け方の一つ目は「お金目当てかどうか」です。 おそらく霊能者や霊媒師や占い師といった、オカルトやスピリチュアルに関する分野の専門家を判断する上でもっとも役に立つのが「料金設定」でしょう。 というのも、大抵の偽物の霊媒師などは相談を受けるにしろ除霊するにしろお祓いにするにしろ、その料金は非常に高額になっていることが非常に多いです。 基本的に霊媒師などの相場は、時間や内容にも異なりますが「5000円~10000円」の範囲内で収まることがほとんどで、特別なこともせずに除霊や相談だけにも関わらず10000円以上の金額を要求してきた場合は大体が詐欺だと思ったほうがよろしいでしょう。 さらに、霊媒師によっては1回の除霊だけではすまさずなぜか何回も除霊しなければならないと言ってくる人がいますが、それもほとんどが詐欺でありお金目当てであると考えられます。 少し考えてもわかるように、歯の治療ではないのですから、そんな段階ごとに分けて除霊するはずなんてありませんし、除霊そのものにしても分ける要素などどこにもありません。 霊媒師が「今日はちょっと霊を確認してみますね~」などといって「除霊はまた次の日で」などと言えばビックリしてしまいますよね。 霊媒師が本物かどうか見分けるときは、はじめにどれくらい料金がかかるのかをしっかりと確認しておき、あまりにも高い金額を提示するのであれば、その人は偽物だと判断したほうがいいでしょう。
2、話に説得力があるかどうか
霊媒師を見分ける方法の二つ目は「話に説得力があるかどうか」です。 これは非常に難しい部分でもありますが、端的にいうと直感的に相手の話に納得できなかったり疑惑の念が浮かんできたりした場合は、その直感は正しいといえます。 つまり、話が誇張されすぎていたり、大げさな表現を使って説明しようとしている人は大体が詐欺だということです。 偽物の霊媒師はいかにも説得力がありそうなことを述べて信憑性を持たそうとしていますが、そういった輩が話す内容には必ずどこかに胡散臭い部分があります。 そして、話し方自体もやけにフレンドリーだったり好意的であったりする場合は要注意であり、それらのコニュケーション手段はすべてあなたからの信頼を得ようとしている証であり、霊媒師がそこまで明るくてフレンドリーであることはめったにありません。 それは性格が暗いとか悪いなどという問題ではなく、霊媒師としての能力とコニュニケーションスキルはまったくの別物だということです。 そこの部分を混在して判断してしまうと、本来の霊媒師を胡散臭いと判断してしまい、能力とは一切関係ないコニュニケーションによってその霊媒師の能力を判断してしまうことになってしまいます。 霊媒師の話には説得力が欠かせませんが、それとコニュミケーションスキルはまったくの別だということを頭に入れておきましょう。
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