虎とあなたが戦う夢
獰猛な虎と戦うなんてもってのほか、ありえないことと思いますが、これはあくまで夢ですのでシチュエーション的には十分にありえることです。
ではこの夢についてですが、意味合いとしては悪くなく、あなたが感情とか衝動を「理性で」必死に押さえ込もうとしている表れとなるようです。
人も動物ですので、本来は強い感情や衝動があれば本能の赴くままにそれを吐き出すことも少なくないのですが、あなたはきちんとそれらをコントロールできていると解釈できるでしょう。
もし夢の中で虎にきっちり勝利を収めることができたのなら、あなたは理性でちゃんと感情や衝動を管理できていることになりますので、当面は安心できるものと思われます。
ただし逆に負けてしまった場合は、そろそろ理性が本能に負けてしまう表れとなり、今後の言動に注意を払わなければならないと言えます。
大抵自覚症状はありませんので、ひょんなことで誰かに噛みつくとか怒り出すことも考えられますので、自分の言動を常に客観視しておくことが重要になるでしょう。
突然誰かに噛みついたり怒り出したりなんて、下手をすれば社会的な信用を失ってしまう恐れがありますので、虎との勝負には何がなんでも勝たなくてはなりませんのでそのつもりで。
虎に乗る夢
虎に乗れるなんて、何となくロマンがあって良い夢に思えてきますが、実は良い夢だなんてとんでもない、実は凶夢・・・しかも自覚症状が一切ないという困ったものとなります。
その意味ですが、この夢というのはあなたが周囲に対して、自分でも気づかない内に高圧的とか威圧的になっていたりとか、客観的に見て悪いと言える態度を取っている表れとなるようです。
つまり警告夢で、夢はそんな人を人とも思わないあなたの態度を問題視し、夢を通じてそれを知らしめようとしているのだと思います。
なお、どうしてロマンがありそうな虎に乗る夢がこのような意味になるかですが、一言「虎の威を借る」という言葉を思い浮かべればある程度その意味は分かるでしょう。
虎に乗っていさえすれば、乗っている者に対して周囲は誰も何も言えない・・・その状況を、とても上手に表している夢だと言えるのではないでしょうか?
ですのであなたがやるべきことは、そういう態度を繰り返す自分の過ちを認めることで、そうしなければまもなく孤立すること必至だと思われます。
自分自身が虎になる夢
なかなかシュールな状況ですが、虎からどうこうとか虎が何かをするという訳ではなく、「あなた自身が」虎になるという夢も可能性的にはあるかと思います。
ではそんなシュールな夢の意味ですが、これはあなた自身の運気が上昇していることは間違いないようですが、同時にあなたの態度が大きいとか鼻につく様子も表しているようです。
つまり、「近頃調子が良くて気持ちも大きくなって、それが態度に表れてしまっている」、また「運気を掴みかけているけど、態度に問題があって掴み損ねる可能性がある」ということです。
まあ気持ちは分かるのですが、夢占いにおける運気というのは、当人の不遜な態度や周囲への迷惑など、その他ご自身のマイナス思考とか・・・とにかく負の要素をとても嫌う傾向にあります。
だからそのまま暗示を無視して行動してしまうと、まもなくその運気を手放すことになってしまい、「鼻につく不遜な態度」だけが残ってしまうようになるでしょう。
となれば、周囲からすれば迷惑千万でしかありませんので、運気と同時に人間関係も手放すことになり、あなたはやはり孤立してしまうことになりますので要注意です。
運気は、謙虚だったり善行だったりで掴めることが多いので、運気を手放したくないと思うのであれば、それ相応の行動をしなければなりません。
それを念頭に置くようにして、もしこの夢を見た際は上がってきた運気を認識すると共に、自身の不遜な態度も改めるようにすると、必然的にその運気を逃すことはないものと思われます。
せっかくのチャンス、無駄にしたいと思う方はまずいないでしょうし、そのためにはそのための努力をしなければ、結果は追いついてこないのです。
理性ばかりの人間には必要?
本能の赴くままに生きる動物、この場合は虎になるのですが・・・人から見ると、理性がないことを気の毒に思う方も少なくないと思います。
ですが実際は、理性ばかりを求められている人を動物は見て、とても可愛そうだと思っているのかもしれません。
もっとも、人も動物のひとつです。
そこには確かな本能があり、それに伴って今回のような夢を見る訳で、決して本能が眠っているのではないのです。
しかし、理性を強く求められていることには変わりありません。
もしかすると、虎の夢をここ最近でよく見るようになってしまったのは、あなたがその理性で本能を無理矢理抑えている弊害なのかもしれません。
社会の仕組みが本能という要素を求めていないので、結局生きるためには本能は弊害でしかなくなるのですが、他人に迷惑が掛からない範囲であれば「たまには」本能の赴くままに行動しても良いのではないでしょうか?
少なくとも、本能のままに生きる動物より、理性にまみれた人の方がよほど生きにくく見えます。
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