あなたは「亀の夢」を見たことがありますか？ もしくは、最近「亀」が夢の中に出てきたりはしませんでしたか？ 亀の夢は一般的にはあまり見られることが少ない夢なのは間違いありませんが、その夢に込められている意味としては結構重要な内容が含まれていることがあります。 というのも、基本的に亀の夢というのは自分の運気などを表している夢であることが多く、金運やら健康運やらのアップダウンを表していることが多くなっています。 亀という生き物にも「銭亀」というあだ名がついていたりもするので、亀が金運を表すことがあるというのも納得できるのではないでしょうか。 夢占いにおいては、よくこうした生き物が夢の中で目に見えない力として体現化されるケースが多く、亀の夢の中では「亀」がそのまま運気を表しているということになります。 他にも、夢の中に登場する生き物には、現実世界での自分のストレスだったり疲労だったり、時には他人や自分の心理などが体現化されることがあるようです。 夢占いは、そうした現実の世界での何が夢の中で置き換えられているのかを考えることに焦点を置き、その部分を紐解くことで自分の心理を探ることを目的としています。 夢には吉夢や凶夢というものが存在するように、夢占いの結果も夢一つひとつでまったく異なり、それぞれの夢には固有の意味が含まれていたりするのです。
亀の夢は吉夢
夢占いの観点からいうと、亀の夢は基本的には吉夢であるといわれています。 夢の中での亀が運気を表していることが多いように、亀の挙動が現実の世界での運気を表すことになるのですが、その夢のパターンにおいても亀の夢は吉夢としての意味が含まれているパターンを見ることが多くなっているようです。 というのも、生き物が登場する夢において凶夢となるケースというのは、登場する生き物が現実の世界では危険生物だと認識している動物であったりした場合であり、たとえば熊やライオンやワニといった生き物はその代表格だといえるでしょう。 そうした生き物が夢に現れたときは、その夢のベースは凶夢だと考えられており、何かよくないことが現実の世界で起こることを暗示していたりします。 しかし、亀のように比較的大人しくて家庭で飼育することができるような生き物が夢の中に出てきたときは、それは基本的には吉夢であり、現実世界での抽象的な概念が体現化されていると考えられているのです。 夢占いでも、そうした生き物が登場したときは、生き物自体の意味よりもその生き物がどういった行動を取るのかを把握した上で、そこから自分の心理などを読み取るようになっています。
状況把握が大事
生き物が登場する夢において何よりも大事なのは状況把握です。 つまり、その生き物がどういった行動をしているのか、どういう状態なのか、はたまたどういう立ち位置にいるのかをハッキリさせることが大事なのです。 その前提となる情報がなければ、夢占いの結果を精密に考えることはできませんし、その夢の意味を履き違えてしまうということが起こってしまいます。 生き物が登場しない夢の場合も、夢の中での出来事で何が起こっているかを元に夢占いをするように、亀のような生物が現れたときはその挙動に注目するのが夢占いの基礎となっています。 しかし、中には普通の家庭で飼育できる生き物が登場した場合でも凶夢としての意味が含まれているケースも多々あり、それは個々の夢の中のパターンによって大別されます。 亀の夢の詳しいパターンについてはこのあと後述していきますが、基本的に夢には一長一短が存在し、すべて吉夢としての意味を持っているものは存在しません。 たとえ犬が出る夢であろうが猫が出る夢であろうが、犬や猫が噛み付いてきたり死んだりしていれば吉夢から凶夢に変化してしまうように、夢の意味はそのパターンによって大きく変化していくものなのです。
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