特殊な運命線
運命線は上記のものだけでなく、もっと特殊なものも存在していることがあまり知られておらず、上記に該当されない人はこの項目を熟読される方が良いでしょう。
ではそんな特殊な運命線についてですが、まず代表的なもので「途切れ途切れ」の運命線で、これは特殊な運命線の中で最もよく見られるものとなります。
意味についてですが、これはその「途切れ途切れ」がどの程度の頻度かで変わり、そしてその途切れている頻度の数だけ、その人の人生が「大きく変わるタイミング」となるようです。
例えば、その運命線が2回途切れているなら「人生で二度転職する」とか、「二回遠距離の引っ越しをする」など、何かしら大きな出来事が二回訪れることになるでしょう。
次に、運命線はあるものの非常に薄くて分かり辛い、運命線があるのかないのか分からない程度という場合、これは一見「特筆すべき運命がない」かのように思えます。
ですが実はそうでなく、「職に就かなくても人生を送れる」とか「さほど仕事をしなくても困らない」ことを意味しており、人によっては理想の手相になるかもしれません。
ただ、「特筆すべき運命がない」という意味合いも実は少なからずで、例えば未だ仕事が決まっていない人とか、迷っている人にはこの手相が出やすいそうです。
もっともそれは、その時点で自分がそのような状況であることを自覚されていることがほとんどですので、そうでない方は該当しませんのでご安心下さい。
最後は運命線の「分岐」とか「枝分かれ」で、運命線が分かれていることからある程度想像できると思いますが、これは仕事やその他の何かを「同時進行」ができることを意味しています。
ただしこれ、同時進行と言うと聞こえが良いのですが、下手をすると二兎追う者は一兎も得ずとなり、双方失敗に終わる可能性も少なからずあります。
だからどちらかに力を入れるという考えも重要ですが、「同時進行ができる」としているのですから、大変ではあるものの双方に力を入れてどちらの経験も積んでしまいましょう。
なおこの手相、同じ分岐のある運命線でも先にある「薄い」という特徴があってしまうと、本当に双方失敗という結果に終わってしまう可能性が高まりますので、十分に注意を払うようにして下さい。
もう一点、分岐している運命線がどこかで合流して一本に戻っている場合もあるのですが、これは片手間の仕事とか作業が本職になる等、サブであるものがメインとなる暗示となるようです。
運命線がない
ここまでで、様々な運命線があることをご理解いただけたかと思いますが、中には手のひらを見てみて「運命線がない！」という人も実は少数いることがあまり知られていません。
今手のひらを見てみて、あなたには運命線がきちんとあることが確認できますか？
どう見てもない、運命線らしき線が見当たらない場合は、この項目を参照にするようにして下さい。
ではその意味ですが、運命線がないとさすがにネガティブな感覚にしかならないと思いますが、そもそもこのような人は社会的に成功することに価値を見い出せない、どうでもいいと思っている傾向が強いようです。
すなわち、社会で成功することなんてどうでも良く、もっと別のことをやりたい、違うことで成功したいと考えている節があり、社会ははっきり言ってどうでもいいのです。
また、全く働こうと思わない、何もしたいと思わない、無気力である場合もこの手相が出やすいようで、さらにお金とか名誉などに全く興味がない方もこの手相が顕著に出るとされています。
まあ要するに「社会への依存傾向がない」、「社会と関わる気がない」タイプで、このように言うのは大変申し訳ありませんが、専業主婦（仕事をしたくないタイプに限る）とかニートに多い手相と言われています。
その他、あくまで自分のペースで人生を送りたい、他人に左右される人生なんてまっぴらと思うようなタイプも、この手相がとても出やすくなるようです。
つまり、上記の社会への依存傾向がない等よりももっと意志の強い、社会と「一切関わりたくない」タイプで、もちろん系統的には似通っていますのでこの手相となります。
もっとも、人生はそう上手くいきませんので、そのような意志を持っていてもよほど特殊な才能がない限り、嫌でも社会に出て社会と関わらなくてはなりません。
そしてそれが何よりのストレスで、結局どこかで爆発して社会からドロップアウトをしてしまい、また元の鞘に戻ってしまう・・・ここまでがセットのことも少なくないようです。
このような性状の方は本当に大変だと思いますが、どうしても社会と関わることは避けられないケースがほとんどですので、そこは何とか頑張って協調性を身に付けるよう努力しましょう。
運命は決められたものではない
今回は運命線について記述しましたが、そもそも運命なんて決まっているものではなく、自らの手で掴むべきものであることだけは言っておきます。
このように言うと、今回の内容を全て否定しているかのように思えてしまいますが、決してそういうことではありません。
運命線の判別というのは、自分の方向性を予め知ることでその後押しをしたり、誤った方向性に対する予防線を張るための参考として活用するものなのです。
だからあなた自身の運命を、運命線だけで判断して一喜一憂するのは意味がありませんので、上記のように運命線を文字通り利用する姿勢を持つことが重要になります。
上手く活用できた際は、何も知らないよりは遥かにアドバンテージで勝るはずですので、そうなるように今からでも運命線をじっくりと見てみましょう。
あなたが運命線に惑わされず、運命線を踏み台にしてより良い方向性となることを、切に願っています。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。