パターン別!火事の夢からわかる自分の深層心理
ここまで述べてきたように、火事の夢は基本的には吉夢であることが多く、およそ多くの人が抱いているような凶夢としてのイメージは持ち合わせていません。 ですが、夢占いにおいては、その夢がいくら吉夢としての意味をたくさん含んでいるとしても、夢の中のパターンが変わることによっては吉夢から凶夢に変化することが多々あります。 これはどんな夢においても共通であり、たとえどれだけ幸福感溢れる吉夢であるといわれていようとも、夢の中のパターンによっては現実の世界でのよくないことを暗示している可能性もあるのです。 そして、夢が自分の心理を表している以上、現実の自分の心理的な部分が不安定になっていることがあれば、それだけ凶夢としての意味を含んだ夢を見ることが多いということでもあります。 なんにしろ、夢占いにおいては「この夢は吉夢」「この夢は凶夢」と一概には決め付けることは避けるべきであるといえるでしょう。 そこでここからは、パターン別に「火事の夢からわかる自分の深層心理」について詳しくまとめていきます。 最近火事の夢を見たという人は、ぜひ自分と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
1.火事を消す夢
パターン別の火事の夢からわかる心理の一つ目は「火事を消す夢」です。 これはおそらく、火事の夢においてはもっとも見る確率が高い夢であるといえ、火事に関する夢を見たことがある人は一度は見たことがあるのではないでしょうか。 火事を消す夢は、現実の世界での「問題解決」を意味しており、今自分が抱えている悩みや不安といった問題を解決に導く暗示が込められています。 ここからわかる自分の心理としても、悩みや不安を抱えているということから「精神的に不安定である」ということがわかるかと思います。 しかし、人間というのは基本的に何かあってもなくても、何かに対して悩んでいるものですし、自分の将来に対しては不安を抱えているものです。 悩みも不安も一切持たずに生きている人などめったにいないでしょうし、おそらく100人に1人いればいいほうなのではないでしょうか。 なので、悩みや不安を抱えているからといっても、そこまで気にする必要はなく、火事を消す夢としてそうした問題が夢の中で描かれているとしても、そのほとんどは時間が解決してくれるものでもありますので、神経質になる必要はありません。 火事を消す夢が、悩みや不安をなくすという意味を含んでいたとしても、それは人間にとってはごく自然な現象なので、うまく自分の内面と向き合いながら生きてみるようにしましょう。
2.火事から逃げる夢
パターン別の火事の夢からわかる心理の二つ目は「火事から逃げる夢」です。 この夢も、火事を消す夢と同様に火事の夢の中では比較的見る確率が高い夢となっています。 というのも、火事から逃げる夢というのは「悩みから逃げたい」「不安から逃げたい」という自分の心理を表しており、ちょうどさきほどの火事を消す夢の延長線上にあるような夢となっているのです。 火事を消す夢においては、悩みや不安を抱えている段階でしたが、火事から逃げる夢になるとそこに込められている心理としては、自分が抱えている悩みや不安が肥大化してしまってどうにも対処することができなくなっている状態であるといえます。 現実においても、火事が起こると真っ先に逃げ出すと思いますが、火事から逃げる夢というのもまさしくそのままの意味を内包しており、火事(悩み)から逃げ出すことによって自分を守ろうとする、いわば自己防衛的な反応であるといえるでしょう。 なので、こうした夢を見たときはとりあえず一度冷静になり、今自分が抱えている悩みや不安としっかり向き合うことが大事になります。 基本的に、人はネガティブな感情というものを肥大化させてしまう傾向がありますので、実際には自分が今思っているような感情は、一度冷静に考えてみるとそこまで大したことではないことがよくあります。 つらくて苦しい悩みからは誰もが逃れたいと思うでしょうが、そうした感情は紛れもなく自分から沸いてきているものですので、こうした逃げ出したいという心理が表出する夢を見たあとは、まずはジックリと冷静にその問題と向き合うようにしましょう。
3.火事から他人を助ける夢
パターン別の火事の夢からわかる心理の三つ目は「火事から他人を助ける夢」です。 火事から他人を助ける夢は、全体的な運気の上昇を意味し、特に人間関係が良好かつ円滑になることを暗示しています。 この夢を見るときは基本的には、精神的にも肉体的にも生活的にも安定していることが多く、可もなく不可もなくという自分の心理を表しているといえるでしょう。 しかし、火事から他人を救い出すという行動は、現実的に見ても非常に好ましく感謝される行動である反面、夢の中では逆の意味になってしまうこともあります。 というのも、夢の中で人を助けるというのが、人間関係を良好かつ円滑にすることもあれば、逆に人間関係を破壊して疎遠にしてしまうこともあるのです。 ここでポイントとなるのが、夢の中での助ける人であり、もし助けた人が現実の世界でも仲が良い人であるなら問題はありませんが、その相手が現実では仲が悪かったりお互いに険悪な感じであるなら、トラブルが起こることを暗示していることがあります。 なので、火事から人を助ける夢を見たからといって、安易に「これは人間関係が良くなる夢だ」と思うのではなく、夢の中で「助けた人」が誰なのかまできちんと判断する必要があるといえるでしょう。
4.火事で死ぬ夢
パターン別の火事の夢からわかる心理の四つ目は「火事で死ぬ夢」です。 これははじめのほうでもいってきたことではありますが、夢の中においては「死ぬ」ことは決して悪いことではありません。 というよりも、夢の中の「死」はいいことであるのがほとんどであり、それは火事で死ぬ夢においても同様です。 火事で死ぬ夢には「新しい自分への生まれ変わり」を意味しており、今の自分を一度殺し、新たな自分として再生することを意味しています。 つまり、不満を抱えている自分から理想の自分へのアップデートとでもいえるべき現象であり、夢での「死」はバージョンアップを意味しているのです。 しかし、いくら夢の中とはいえ、火事で死ぬのは中々つらくて苦しいものであり、実際にそうした夢を見て目覚めたあとは汗がビッショリということも珍しくはありません。 夢の中とはいえ一度は死ぬわけですから、そこに痛みはないにしろ苦しさなどはそれなりに伴っています。 ですので、火事の夢が新しい自分への生まれ変わりを暗示していたとしても、中々受け入れられることが少ないのが事実です。 ですが、だからといって火事で死ぬ夢が凶夢になるということではありませんので、そこの部分は夢の苦しさで判断してしまわないように注意しましょう。
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