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他人のミスは自分のミス?共感性羞恥の概要とそれを抱えやすい人

他人のミスは自分のミス?共感性羞恥の概要とそれを抱えやすい人

恋活

共感性羞恥という言葉を聞いたことがありますか?これは他人のミスを、あたかも自分のミスのように感じてしまう感覚を言うようです。今回は共感性羞恥について知るところを、またそれを抱えやすい人の特徴をお伝えします。

まひる
まひる
2018.12.03

共感性羞恥って何?

恥ずかしい

共感性羞恥とは、まずその起こるミスが自身にとってとても恥ずかしいこと、辛いこと、悲しいこと、絶対にやってはいけないことという前提があります。

それを他人がしてしまった際、あくまでそれは他人がしたことで自分には無関係のはずがひどく共感してしまい、自分がやってしまったかのような感覚に陥る状態を意味します。

分かりにくいので例えますが、身近な人が失言などで大恥をかいてしまった時、無関係であるはずの自分も何故かとても恥ずかしくなるという現象です。

それか、登場人物に対してごく数秒後にある、確実な地獄という展開のテレビに目を背けたくなるのも、これに近いものがあると言えるでしょう。

ということで今回、共感性羞恥の詳細を以降で記述していきますので、心当たりがある人は共感性羞恥がどのようなものなのかを一度理解してみましょう。

さらに、共感性羞恥を抱えやすい人の特徴も同時にお伝えしますので、判断が微妙な人はそれを参考にしてご自身が共感性羞恥であるかどうかの判断をしましょう。

なおこの共感性羞恥、病気でも何でもなく単なる心理状態のひとつですので、自分が共感性羞恥であると判断できても悩まないようにして下さいね。

どうして共感性羞恥が起こるのか

共感

さて、共感性羞恥をもっと具体的にお話する前にやはり最初に気になるところと言えば、どうして共感性羞恥という現象が起こってしまうのかに尽きると思います。

その答えから解明しますが、解明するにあたり共感性羞恥がどうして起こるのか、その理由は大きく分けて二つになりますので、まずはそこをそれぞれご説明させていただきます。

まずひとつ目が「過去のトラウマ」で、ある他人の状況を自分の恥だと思ってしまうのは、以前にあった「自分に対する似たような状況」が根底にある可能性があるのです。

もしかするとその状況、よくよく記憶を辿ってみると自分に降り掛かった状況と全く同じ、または限りなく近いことが分かるのではないでしょうか?

例えば、まずその他人のミスが「何か面白いことを言おうとして盛大に滑った」として、あなたが何故か恥ずかしくなったと想定します。

その場合、あなた自身が過去に何か面白いことを言おうとして盛大に滑ってしまった経験があり、それを自分に重ねてしまっていることが考えられるのです。

自覚症状がなくても、トラウマというのは知らず知らずに自身を蝕み、ある条件でフラッシュバックしてしまうことがありますので、おそらくこの場合はそれが当てはまるでしょう。

上記の例えでなくても、過去にあったトラウマとなる出来事が当てはまるのなら、それは全て共感性羞恥となる可能性がありますので覚えておきましょう。

次にふたつ目の理由ですが、これはトラウマとか過去の経験とは関係がない当人の性質によるもので、「極度にミスを恐れている」というものです。

要は、単純にミスをすることが嫌い、またミスをすることにより現れる、自分に対する弊害を避けたいと強く願うタイプで、共感性羞恥を持つ人に比較的多い傾向があります。

おおよそこの性質を持つ人というのは、人前で恥をかきたくないとかミスをしたくないという気持ちが、人一倍どころか二倍も三倍もあるのだと思います。

そうでなければ、そのミスで周囲に迷惑が掛かるのならまだしも、当人だけで収まるミスであれば恥をかこうがどうでも良いと言えるからです。

だから、他人がミスをすると「明日は我が身かも」と考えてしまい、笑い飛ばすどころか萎縮してしまうことも少なくなく、本当に「自分がミスしたかのよう」になります。

この感覚が「多少」備わっている程度なら、「ミスをした人の気持ちが分かる優しい人」になるのですが、過剰になると被害妄想化するので要注意です。

そしてこの理由で共感性羞恥となる人にはもうひとつ厄介な傾向があって、それは過去のトラウマによるケースのように限定的なシチュエーションだけに限らないところです。

つまり、性質的な問題で誰問わず、しかもミスであればどんなシチュエーションでも、自分のミスのように思ってしまう訳です。

そこまでくると重症で、誰彼問わないミスの共感により最悪毎日のようにストレスを抱える羽目になり、その精神的負担は想像を絶するものになることが予想されます。

このように、共感性羞恥となる理由にはふたつありますので、ご自身が共感性羞恥と自覚されている人で心当たりがあるなら、まずこれらの理由が根底にあるのは間違いないでしょう。

おそらくそんな共感性羞恥に疲れきってしまっている人も多いと思いますので、後述で改善方法にも触れますので是非参考にして下さい。

その他の理由もあるにはあるのですが、上記二つの理由以外によるものは非常に分母が小さいので、ここでは割愛させていただきたく思いますのであしからず。

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