ポジティブとネガティブが混在する
赤色の意味と聞かれて、多くの人は「情熱」とか「正義」とか、とにかくパワー的な何か、力強さなどを感じて、そのようなポジティブなイメージを抱く方が多いと思います。
ヒーロー物などではいつも「レッド」がリーダーですし、赤色というのはポジティブな面で優遇される傾向が強いですので、人は自然と赤色に対して良いイメージを持つようになったのだと思われます。
ですがその反面、「危険」とか「怒り」などのネガティブなイメージ、ネガティブな要素もあって、赤色には様々な顔があるのがよく分かるのではないでしょうか?
要は赤色という色は、ポジティブとネガティブが似たような割合で混在しているという、他の色にはない不思議な特徴があるのです。
今回は、もっと具体的に赤色の意味についてご説明しますので、今よりももっと赤色を上手に扱えるように、難しい赤色という色を完全に支配してしまいましょう。
それと、赤色をその時選ぶ人が一体どのような心理なのか、また周囲から赤色を身に着けているあなたに対する印象なども同時にご説明しますので、今後の参考にしていただけると幸いです。
加えて赤色という存在の特別さについても、ほぼほぼ余談にはなるのですが語らせていただきますので、赤色をもっとよく理解するための参考としてみては如何でしょうか?
何せ世間でお目に掛かる頻度としては最大級、そして最もよく使われる色のひとつですので、深く理解しておいて得こそあるものの、決して損はありません。
赤色の意味
他の色と同じように、赤色にも一般的なイメージのものだけではなく、その他様々な意味が含まれているのは、色に関する他の記事を読まれた人であれば、ある程度お察しいただけているかと思います。
もっとも、それらの意味はまさに「赤色のイメージ」であることが少なくなく、それにより以降でご紹介する赤色の意味について、ほぼほぼ納得されることでしょう。
では具体的にですが、赤色には先にご紹介した「情熱」とか「正義」なども意味として含まれているのですが、その他「エネルギー」とか「行動力」など、何かと「力強さ」が関係しているものが多いようです。
力強さと言えば、ニュアンス的なものであり厳密には根拠と呼べるものはないのですが、すぐに赤色を想像してしまう、そして赤色が想像に難くないと言えるのではないでしょうか?
それとこの赤色、心理的な意味もかなり多く、「怒り」や「イライラ感」、「気が短い」、「自己中心的」、「衝動的」、「興奮」などがあり、これもまた赤色の意味と言われて特に違和感はないと思われます。
もっともこれらは負の感情で、これこそが赤色という色が明確にポジティブとネガティブが混在するという、そして表裏一体なところがある説明としてしっくりくるものだと言えます。
怒りの感情に関しては、もはやそれが赤色の意味であるなんて、アニメなどで怒りを示す際に赤色の効果が使用されていることから、もはや赤色=怒りという通念すらあると思うのです。
その他「勝利」や「注目」、「積極性」などもあり、やはり赤色の意味というのはポジティブなりネガティブなり、強さが伺えるものが比較的多いことが分かります。
さらに忘れてはいけないのが「危険」「危機」などで、赤色でそれらを示す際は決まって「最大級」であることが多く、これは信号の「赤」が必ず停止しなければならないことから分かりやすいと思います。
つまり、赤色の力強さというのはこのような「危険」等でも示唆されていて、赤色で危険を示す…つまり、そこには最大級の危険があると言えるのです。
もしその色が黄色なら、きっと見た人は「注意」程度で認識すると思いますが、赤色であるのなら…そこを考えれば、おのずと上記が納得できるものだと思います。
ポジティブでもネガティブでも力強さを、そしてその事象に最大級の何かを示すのが、赤色の意味の基本的なものとなるのです。
赤色を選ぶ人の心理
前項のように、何かと力強さだったり最大級のものを示す意味だったりと、他の色よりも一歩前に出ているような印象のある赤色ですが、そんな赤色を選ぶ人というのはどのような心理なのでしょう?
まず赤色を選ぶ代表的な心理と言えば、やはり赤色が力強さを持つ意味が多いことから、その力強さを求めるタイプの人…すなわち、活発な傾向のある人が選ぶことが多くなると言えます。
赤色というのはやる気を出す色とも考えられていますので、そのような活発な傾向のある人というのは、自身をいつでも活発にするために自然と赤色を選んでしまうのでしょう。
さらに、力強さがどうしても求められる人…リーダータイプとか、皆のまとめ役となるような人なども、赤色を選ぶ傾向が強くなるようで、やはり何かと一歩前に出ている人こそ、この一歩前に出た色を選ぶのです。
それと意識的に強さを求める人なども、赤色を求めることが少なくないようで、これについては赤色の意味である力強さ関連の意味を、自分に持たせたいという意識が深層にあるのだと思われます。
特に体が細めの男性とか、病気しがちな人だったりと、このように言うのも申し訳ないのですが、力強さと対極の位置にある人ほど、無意識に赤色を選んでしまうことが多いのです。
逆に体躯に恵まれている人とか、そもそも力強い人というのは、赤色の意味を自分自身が表現できますので、赤色を選ぶケースというのは自然と少なくなるようです。
つまり、自分にないものを色で得たい、色でフォローをしたいという心理が赤色を選ばせている、またはそうなりたいと意識的に赤色という選択をするのでしょうね。
それと、人目を惹きたいとか目立ちたいなど自己顕示欲が人一倍強い人も、比較的赤色を選ぶ傾向があるようで、場合によってはそれこそ全身真っ赤ということも少なくないようです。
しかもただ目立ちたいというだけでなく、「目立っている人の中でもナンバーワン」みたく、目立ちたがりという言葉の上に「最大に」という言葉が付くほどとなります。
これはおそらく、赤色の持つ意味である最大級を示すという要素が、その人に黄色や紫など他の目立つ色を選ばせずに、あえて赤色を選ばせたという背景があるのでしょう。
だからこのような人というのは、極めつけに目立ちたがり、自己顕示欲が強いと言えます。
もうひとつ赤色には性的な刺激があるようで、例えば女性のルージュなどがセックスアピールのひとつとなることから、その理論はおおむね正しいと言えるものと思われます。
だから、それこそ真っ赤なルージュを好んで使用されている女性などは、ファッション的な意味でそのようにしているだけでなく、男性へのアピール目的も少なからずあると言えるのです。
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