親指の下
どうして人差し指~小指の下の項目とは別にしたのか、どうして親指の下だけ別項目となっているか疑問に思われたでしょうが、親指の下のほくろは比較的多い、そしてその範囲も広いためにこのような形としました。
なお具体的なここで言う「親指の下」ですが、それは親指の付け根から手のひら側の膨らみがある部分全てとなり、主に生命線までという広い範囲となります。
では親指の下のほくろの意味ですが、ここにほくろがある場合はとても活力に満ちあふれている傾向が強く、とにかくエネルギッシュだったり、パワフルな感じが見受けられることが多いようです。
ですので仕事にせよ好きなことにせよ、周囲よりも抜きんでて全力なことが少なくなく、それに伴い仕事に関する知識や技能、好きなことに対して造詣が深くなることがほとんどです。
だから仕事を任せられるとか、周囲に頼りにされるとかなど、何かと人から求められることが少なくなく、それにより人差し指の下のほくろに負けないくらい、社会的な成功を収める可能性が高いようです。
やはりそのようなパワフルさと言うのは、周囲から見てとても頼りになりますし、周囲を引っ張っていく力にもなりますし、だから自然と人の上に立っていくようになるのです。
ただし、周囲よりも何倍も動いてしまうために、そしてその自覚がないために自身の疲労に気付かず、ある日突然ばったりと倒れてしまうなんてこともありえますので、十分に注意しなければなりません。
それによるものなのか、自己管理を怠ってしまうことも少なくなく、中年期以降に大病を患ってしまうとか生活習慣病に罹かることもあり、最悪その結果で命を落としてしまうことも…。
この手相は有名人や芸能人などに多く、そしてそんな有名人等が大病を患いやすいなどの情報が多いことから、ある程度納得いただけることだと思います。
何せ有名人の絶対数を考慮すると、大病を患う割合があまりに高いと言えますからね。
ですので、中年期に差し掛かったら…と言うより、そこに差し掛かる前に意識しておくことが重要です。
手首上部小指側
今度は前項の対象側、小指側の手のひらの膨らみの部分になるのですが、ここにほくろがある人は前項とは逆で「頭」勝負なところがあり、発想力が人よりも秀でているようです。
時に突拍子もない発想をしたり、人が驚くアイデアを捻り出したりなど、一般人では到底思いつかないような考えをしていることが多く、周囲をあっと言わせることが少なくありません。
頭もキレるのが基本で、人の意見に対して的確なアドバイスとか注意をしたり、建設的な意見を自ら発信するのもお手の物で、いわゆる「天才肌」と言われる人が該当します。
あなたの周囲にもいるかもしれませんが、奇人変人みたいな扱いを受けつつも「頭は良い」とか、「天才的」なんて言われている人がいませんか?
そういう人がこの場所にほくろがある人で、おそらくではありますが一般人が想像だにしない考えや発想を、常に頭の中に駆けめぐらせているのでしょうね。
そして勉強もできることが少なくなく、基本的に学校の成績は良い、仕事でも物事に対する理解がとても早いので、頼りにされる場面も多々となることでしょう。
ただし、時折発想が奇抜すぎて理解されない、アイデアが斬新すぎて採用されないという、天才肌にありがちな不遇に見舞われることも決して少なくありません。
つまり、この手相を持つ人に世間がまだ追いついていない、一般人の理解の外となることがあって、それに伴って周囲から孤立する可能性も低くはないのです。
世間から認められなければ、社会的に成功しなければ、どれだけ天才であっても周囲は冷たい目となりますので、この手相を持つ人はその辺りが人生の苦難になるかもしれないでしょう。
いろいろと苦労する手相ではありますが、その天才ぶりを生かせる場所を見つけることができるのであれば、文字通り無双状態となりますので、まずは自分の生きる場所を見つけることにベクトルを置きましょう。
手のひら中央
では最後になりますが、手のひらの中央…ど真ん中にほくろがあることもあるのですが、これは手のひらの真ん中にあるだけに、特殊な意味が隠されていると思われるのではないでしょうか?
実を言うとその通りで、手のひらの中央にほくろがある人と言うのは、上記でご紹介した傾向や素質などを「全て」備えている、何もかもを持っているという手相となるのです。
つまりは社会的な成功を収める可能性の高い、人との関わりを十分に持っていて、お金に困らず人を引っ張っていくエネルギッシュさを備え、頭脳に優れる天才肌ということです。
言ってしまえば、これまでご紹介した手相の上位互換、最上位となります。
この手相の人は、上記からお察しいただけるように一人で何でもできますので、おおよそ自分の思い描いた人生を送ることができる、そして自分をしっかりと幸せにすることができるでしょう。
大抵のことは思うがままですので、手に入れたいと思うものは何でも手に入る、望む地位を目指すことができる…のですが、これはこれで少し問題が出てしまうようです。
と言うのも、多くは自分の思い描いた通りになってしまうので、人生において満足感が得られない結果となり、怠惰という結末を迎えてしまうこともあるのです。
人は努力とか頑張りなどで手にしたものは大切にしますが、それもなく容易に手には入ったものは案外簡単に手放します。
この手相はその可能性があり、結果求めるものが少なくなる、または消失してしまうことにより、人生がつまらなくなってしまうという、傍から見れば羨ましい状況になることがあるのです。
もっとも、そういう手相ですので極めて発現する確率は低く、ほくろの手相の歴史上においても数えるほどしかいないのではないでしょうか?
そんな確率の代物ですので、まずお目に掛かることはできないでしょうし、そもそも今手のひらを見てほくろがないのなら、何も気にする必要はありません。
まあ、人として生まれてきたからには、一度はそんな羨ましい目に遭ってみたいものですが…ほくろのある当人は案外大変なようで、それはそういう選ばれた人しか分からない感覚となります。
手のひらのほくろは珍しい
「手のひらにほくろがあるのは良い意味」と、概ねご理解いただけたかと思いますが、実際はそれだけにあまりお目に掛かれない手相と言われています。
だからこそ良い意味となる訳で、もしこれがありきたりの現象であるのなら、大抵は特筆すべき部分もなくそもそも今回あえてここでご紹介するものとはなりません。
ですがもしあなたの手のひらにほくろがあるのなら、今回ご紹介した各部位の内容に沿った出来事や、その傾向が訪れる可能性が高いと考えられます。
ただし、これはかなり余談となってしまいますし、「良い意味」に水を差してしまいますが、手のひらのほくろというのはごく僅かなものですが危険が伴います。
手のひらであることから、そのほくろは日常的に摩擦を受けたり刺激を受けたりで、ほくろの性質上悪性化したりなどの危険性を孕んでいるのです。
だから手のひらにほくろがあるのは良いことなのですが、一応はほくろということでその形状や状態は定期的にチェックして、変化の有無を見ておくようにしましょう。
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