自分に自信がない
人は自分に自信がなくなると、自信と共に手相も失ってしまう…までは行きませんが、少なからず薄くなってしまう、手相が希薄になることがあるようです。
手相は後天的に変化していく、その人の気持ちや気概でどうとでもなることから、自信の喪失というのは手相が「悪い意味で」変化していく、代表的な要素だと言えるのです。
さらにこれ、先に記述した神経質とか繊細さも合わさってしまうことがあり、それは失った自信を取り戻すための、自分の自信となる糧をそういう気質で収集しようとしている結果なのでしょう。
神経質だったり繊細さを持つことで、人や場所に対して注意深く観察することに繋がりますし、観察することで情報を得てその自信のなさを本能的にカバーしているのだと思われます。
これが逆に手相の太い人ですと、先にもあったように自信満々で全く細かいことなど気にせず、イケイケドンドンとばかりに自分の行く道を突き進もうとするでしょう。
ですがそういう言動というのは、決まって周囲から受け入れられない、引かれてしまう要素となり、自信を持つのは結構なのですがそれが過度になればマイナスとなります。
だから自信を失ってしまったことを絶望視されるかもしれませんが、今はそういう時期なのだと、しっかりと周囲を見渡して情報を仕入れて、裏付けのある自信を身に付けようという天啓なのかもしれません。
ということで、手相が薄い人で自信を今まさに失っている人は、この今という時間を絶望するだけの無駄とせず、今後の自信の回復のためにしっかりと今の心境を利用してあげましょう。
それで再び自信を取り戻した際は、前回の根拠のない自信ではない裏付けのある自信であることにより、周囲はきっと付いてきてくれること請け合いでしょう。
なおこの特徴、神経質とか繊細さも併せ持ってしまうことから、それも同じく糧にしてしまうことで、周囲に対してしっかりと気配りもできるようになるでしょう。
裏付けのある確かな自信、そして周囲に対する気配り、それらが合わさればもう人としては完成とも言えますし、それで周囲の人がついてこない訳がありません。
ですので、ネガティブにならずに今後にベクトルを向けて、今の内に精進しておくようにして下さい。
優しい
これはどちらかと言うと、初見で悪い意味には捉えられず、むしろ良い特徴になる風に印象付けられますが、実際手相の薄い人は優しい人が多くなる傾向があるようです。
その理由としてですが、まずこれまでの内容から見て手相の薄い人の特徴に、「厳しさ」というのが一瞬でも垣間見えられたでしょうか?
きっとその印象は少しもないと思いますし、そう思われないのであればその逆となる…すなわち、優しいという特徴がこの手の人にあると考えても、何ら不自然はない訳です。
何か消去法みたいで、優しさとはそういうものではないと思われる人もいるかと思いますが、少なからずこれまでの内容を考慮すると、そこはかとなく優しさもあるように見えるのではないでしょうか?
主張が弱い人というのは、自身が主張できないことから人には絶対厳しくしないと思われますし、神経質で繊細な人が他人に対して手厳しいはずもありません。
自信のない人は、自らに自信がないのですから誰かに対して手ひどいことはしませんし、何をどのように考えても「優しい」の三文字しかそこにはないと思うのです。
そして、この特徴は万人に受け入れられることは、もはや言うまでもありません。
手相が薄くなった上で、最近自分自身が他人に対して優しくなった気がすると思われるようであれば、その優しさだけは残すように努めるようにしましょう。
何せ誰にでも受け入れられる特徴で、且つ人付き合いをしていく上で必須となるものですから、これを失ってまで手相を太くする選択をするなんて、ナンセンスでしかありません。
薄い手相というのは、こういう人として備えておかなければならない特徴を現すこともあり、決して否定的になるものではないのです。
手相の効果が薄い
この項目については、他の項目と内容が様変わりしますが、手相が薄い人というのは冒頭でもあったとおり、手相の効果やその力が弱まる傾向にあるようです。
これは手相の基本で、例えば薬指の付け根から下に伸びる人気線が細ければ、それだけ人気を得られる機会とか規模などが縮小する可能性が高く、つまりは「弱体化」されることが多いようです。
その他、感情線が薄い、知能線が薄い、生命線が薄い、財運線が薄い、結婚線が薄い、太陽線が薄いなどなど、いずれもその効果や力が弱くなるとか、その他ネガティブな意味合いになることがほとんどです。
ただし、その手相が薄いのは一時的であることが多く、自分自身の気持ちとか行動などで変化していくことが普通で、手相が薄いからと否定的になる必要はないようです。
むしろこれまで太かった手相が薄くなった場合は、何らかの原因であって薄くなった等、その手相の力が弱まった背景を理解することに繋がるので、一概に悪いことばかりじゃないのです。
肝心なのは、その薄い手相をどのような経緯で以前のような太い手相に戻すのか、何を反省して何を改善すればそうなるのかなど、そこをしっかりと理解することが重要となります。
そうすれば、何も知らない以前よりは良い手相になる確率が高いはずですので、そういう面でも反省、改善は避けるべきものどころか、受け入れるべきものなのです。
実のところ放っておいても、タイミングで薄くなったとか「たまたま」等もありますので、やがて自然と戻ることが多いのですが、できることならより良い手相とするため上記の努力をすべきでしょう。
そうすることで以前より太い手相を手に入れられるかもしれませんし、太い手相はその全てが該当する訳ではありませんが、基本ポジティブな意味合いを持つことから、きっとあなたにとって良い方向に作用するでしょう。
それも確定ではないのですが、少なからずその確率はアップするはずですので、最近手相が薄いなと感じたあなたは、今からでも元の手相に戻すための過程を大切にしましょう。
濃ければ良い訳じゃない
手相というのが濃いに越したことはないにせよ、濃ければ何もかも良い訳じゃない、濃いことが正義でないことがお分かりいただけたかと思います。
別に線の薄い手相だからと、それが手相における悪い意味でなければ、効果が半減だとか、必ずそういう意味となる訳ではないのです。
多くはその薄い手相を持つ人の性状であり、その人が「そういう人」だから手相が薄いのだと、線が太くならないのだと理解しておきましょう。
つまり、普段から手相が薄い人というのは生来薄いだけであり、多くはそこに不幸だとか不遇だとかなんてものはないのです。
ただし、一定の割合で線の薄い手相はネガティブな意味を持つことは確かです。
しかしその場合、上記の線の薄い手相の人の特徴に合わない人が薄くなりますので、もしあなたがそのようなタイプで薄いのなら、今後慎重に行動していく必要があるでしょう。
特に「前は濃かったのに、最近薄くなってきたかな」なんて人は、ごく近い将来にそれに伴う出来事が起こる可能性があるので、警戒しておくくらいで良いでしょう。
つまり手相というのは、今ある形や濃さよりも「その後の変化」を注視すべきもので、元からの手相はそこまで気にする必要はないのです。
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