※本ページはプロモーションが含まれています。

【隠れた恋文】愛を言葉に任せた文豪・偉人たちのラブレター五選

【隠れた恋文】愛を言葉に任せた文豪・偉人たちのラブレター五選

恋活
yukino
yukino
2015.10.08

この手紙は結婚の三週間ほど前に書かれたもののようで、文面を見れば結婚の喜びに満ちているようなのです。

(長いため中略しましたが、実は間にたくさん結婚についてのことが書かれています。)

しかし実際、ふたりとも結核という病魔と戦っており、さらに千代は結婚は医者からやめなさいと言われていた身だそう。

そのために最後、「子供など出来なくっていいんだよ。子供の分も千代を可愛がる。」と言っているのですね。

参考書籍の解説を読むに、千代への思いは切実で痛みを伴うものです。

"その千代が、三十一年2月、胃癌を宣告された。十八年間の課程生活があっても、入院中の妻との手紙のやりとりは、充分ラブレターだった。「ヤセテもヤセテも大好きな千代ちゃん、千代 千代 千代!」と。作品は妻との合作だと思っていた彼は、彼女へのプレゼントのつもりで、全六巻の作品集の刊行に全力を尽くしていた。その途中で妻は逝った。彼は墓碑銘を考えた。「愛し合って二人は一人の人となった……」。二人の名の下にガーベラの花二輪を彫ろうと。"
出典:

いかがでしたか。

恋文にあらわれたそれぞれの恋の形は、その読み手にとって感じ方が異なります。

どうしてこの言葉がこんなに胸を打つのだろうと考えると、結局のところ最後まで「誰かを愛しぬく」というのはこういうものなのかと、私は感じ入らずにはいられません。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―
※この記事の感想を教えていただけませんか?
今後の企画の参考にさせて頂きます(編集部)