ロマンチックな言葉を文豪から学べ!文豪のラブレターと例文を紹介

ロマンチックな言葉を文豪から学べ!文豪のラブレターと例文を紹介

恋活
yukino
yukino
2015.10.08

鴎外四十歳、志げ二十二歳という歳の差で結婚した二人。

「実は一緒にいるのよりいいかもしれない。写真なら喧嘩をしないから」という文もあるなど、二人の仲はただのラブラブというよりはなんだか鴎外が年下の志げをからかいつつも可愛がっているという様子が読み取れます。

それはこの手紙からでも感じ取ることが出来ますね。

【三】石川啄木

代表作:「愁調」「一握の砂」

菅原芳子へ

一九〇八年八月二十四日われかくも君を恋して、然も何故に相逢うてこの心を語り能わざるか、かくも恋して、何故に親しくキミの手、あたたかき手をとり、その黒髪の香を吸い、その燃ゆる唇にくちづけする能わざるか!(中略)君よ、何故に一日も早く君の写絵を送り給わざる。逢いたさにたえぬ夜、君と相抱きて一夜なりとも深き眠りに入らんとする夜、我その写絵を抱きて一人寝なましものを。八月廿四日雨の室にて乱れたる心をもて 啄木
出典:

情熱的な言葉と、その対比になるように淋しく一人で眠るさまをみせるために、よりいっそう恋の切なさと激しさを感じられます。

写真でいいから一目見たいとさえ思われるのが恋の自然かもしれません。

【四】北原白秋

代表作:「桐の花」「落葉松」

福島俊子へ

(略)何でもいい、焼木杭に火がついたのだ、ゆくところまで二人はゆかねばならぬ。逢って見たい、とは思うが、逢ってもしや気まずい思いをしたら、それこそ取りかえしのつなかい不幸だ、まあ当分のうち逢わずにいて、もっと苦しんで、逢わねば死んでしまうという心もちになった時はじめてキュッと抱きしめたい――あなたはそうは思わないか。もっと亢奮さしてその上で昔より熱烈な新らしい抱擁に堕ちようではないか、もっと手紙をおよこしなさい。(中略)僕はあまり手紙かくのがうまくなかったのさ――何れにしてもはなれて見なければ女の美しさも男のえらさもわかるものではない。ただむやみに恋しい恋しい。―――(中略)僕は今二人のそもそもからの小説を書いてみようかと思う、随分評番のものが出来るぜ、それとも芝居にして見ようかとも思っている。とし子という女をどういう風にかくかは僕の方寸にある、お前が鑑賞してはいけない。とにかく正直に見たままをかくから怒ってはいけない、だきょうなんぞしないから、キッスを百も二百も持ってきたって、だきょうはしないから、怖がらなくていいさ、僕はお前に惚れているんだもの、バカだね。  南低吉大きらいなリリーさん
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