こちらも最初は恋の句として数えて良いものかと悩みました。
しかしよくあるように、恋に悩み愛しい人を思っていたらいつの間にか隣の部屋の灯りも消えてしまうほど、夜が深まってしまったという意味ではないかと解釈したためにここに落ち着けました。
雪がしんしんと降り積もる中に、部屋からもれる灯りはぼんやりとして見えてなんとなく心細い。
そういう情景すらも、このときの心情を暗喩しているもののように今は思えてなりません。
いかがでしたか。
無事に読者の方が恋の句を楽しむことができていれば、この記事に託した幸せを叶えられたと信じています。
参考書籍&引用出典:京都の恋著:黛まどか(PHP研究所)
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