高校生の頃、古典の授業で習った覚えがありませんか?
杜甫の春望なんかは、「国破れて山河あり」と聞けばみんなピンとくるのではないでしょうか。
漢詩と聞くと「七言絶句?五言律詩とかよくわかんないよ」「漢字ばっかりだし、みんな別れや友情とかを語るもので恋とかなかったような…」と思うかもしれません。
しかし実は漢詩にも恋愛に関するものはあるのです!それもほんのりとした味わい深いものばかり。
恋愛を描いた漢詩では、「長恨歌」(玄宗と楊貴妃の物語)が有名ですが、(とても長いので掲載できませんが、ぜひ読んでみてください!素敵ですよ♩
今回は恋愛を読んだ漢詩をいくつかご紹介します。
※翻訳は、私なりの訳となります。その点ご了承ください。
高校生の頃、古典の授業で習った覚えがありませんか?
杜甫の春望なんかは、「国破れて山河あり」と聞けばみんなピンとくるのではないでしょうか。
漢詩と聞くと「七言絶句?五言律詩とかよくわかんないよ」「漢字ばっかりだし、みんな別れや友情とかを語るもので恋とかなかったような…」と思うかもしれません。
しかし実は漢詩にも恋愛に関するものはあるのです!それもほんのりとした味わい深いものばかり。
恋愛を描いた漢詩では、「長恨歌」(玄宗と楊貴妃の物語)が有名ですが、(とても長いので掲載できませんが、ぜひ読んでみてください!素敵ですよ♩
今回は恋愛を読んだ漢詩をいくつかご紹介します。
※翻訳は、私なりの訳となります。その点ご了承ください。
春思 賈至
草色青青柳色黄桃花歴乱李花香東風不為吹愁去春日偏能惹怨長出典:http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/shi4_08/rs351.htm
▼以下、訳
草花は青々として、柳の新芽も黄金に輝いています。
桃はその花をあたりに咲かせ、李は香りをふんだんに振りまいているようです。
しかし春風は私の心に巣食う愁いを吹き飛ばしてくれるわけでもなく、
むしろその春の日差しは、私の胸に苦悩を思いおこさせるのです。
明確にこれが恋の歌であるときまったわけではないようですが、それでも恋の歌であると解釈することによってこの詩は輝くような気がします。
けれどそれであればきっと、忍ぶべき恋だったのでしょうね。
歌にさえ相手のことを思う気持ちをこうひっそりとしか表現できないのですから。
続いては日本の武将である直江兼続の漢詩です。
直江兼続といえば、上杉景勝を支えた有名な智将であり、NHK大河ドラマにもなったようですね。
兜に「愛」を掲げた武将、というイメージが強い方も多いでしょう。
さて、そんな直江兼続が書き残した漢詩が下二つです。
逢恋 直江兼続
風花雪月不関情邂逅相逢慰此生私語今宵別無事共修河誓又山盟出典:http://www.naoe-kanetugu.com/trip_yonezawa/kameoka_houren.html
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