→AさんとBさんとあなたが話をしていたとして、BさんがAさんに対して「最近太ったよね~」と言ったとします。
あなたは、Aさんが仕事で多大なストレスを抱え、やけ食いをしてしまうと最近言っていたことを知っているので、彼女が明るく「そうなの~!すぐ食べちゃって」と言っているのを聞いて心が痛くなります。
Aさんの気持ちをなんとか守りたくて、Bさんに「そういうこと女の子に言っちゃダメだよ~」と軽く諌めることにしました。
でも、そのあとAさんに「あのとき、うまくフォローできなくてごめんね」なんて言ってみたら「ホントのことだし、全然気にしてないよ」と言われてなんかモヤモヤする…。
さて、こういうことよくありませんか?
実際、他人の気持ちなんて結局本人にしかわからないのです。
あなたがむやみに傷つきにゆく必要はありません。
でも誰かが不幸せになるのは嫌だというなら、それを笑い飛ばす訓練をする
→よく時代劇で、将軍や偉い人に殺されてもいいから進言する、上司の判断を諌めるというシーンがありますね。
あなたはそれに近いタイプのようです。
自分が犠牲になってでも他人が道を踏み外したり、不幸になるのは許せないのですよね。
であれば、「私の杞憂だったのか~!よかった~!」ということを喜べる心境でなくてはならないはずです。
あなたの本当に求めるべきは、そこで諌めた相手が自分の話を聞き入れたり、感謝してくれたりするような些細な喜びではありません。
「こう生きる」と決めたなら、それに伴う覚悟も必要です。
#3:他人を信じ切れず仕事などを振り分けられない
他人のやった仕事は信用出来ないから、全部自分でやる。
というのは、いわゆる「仕事が速い」タイプに多い傾向があるでしょう。
このタイプは、自分が使われるコマとなれば力を発揮し、上司からの評価も目覚ましいでしょうが、コマを動かすものになる、つまり管理職などチームをまとめる立場になるとしくじることが多くあります。
そこで転ばぬ先の杖として、下記を見なおしてみてください。
他人を信じてその責任を負うということも勇気が必要である
→他人を信じられないという人は、「正当に評価されたい」と思っている傾向が強いのでしょう。
しかし立場が上がるにつれ、自分では目が行き届かない、もしくは手が回らない仕事も増えてくるはずです。
そういうのを他人にきちんと振り分けていかないと、あなたの部下は「この人に信頼されていないんだ」と思うために仕事への高いモチベーションも、あなたに対する忠誠心も持つことが出来ません。
他人の能力を見極め、正確に仕事をこなさせるコーチング、もしくはマネジメントのスキルを身につけるべきです。
そしてその他人がミスをしたら、それはこの仕事を任せた自分の責任であるときちんと認めることが大事です。
全体を俯瞰する目を持つこと
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