長くても短くても意味がある
実のところ感情線、知能線の他で、手のひらを横に走る線というのはあまり目立たないことが多く、ほとんどの人はその横線が一体どのような手相なのかをご存じないのが現状です。
とても長いものなら何らかの意味があると考え当然気になりますし、短いもので本当に目立たないものでも意味はあり、実はそこもちょっと気にした方が良いと思われるのです。
単独で横に走っている線、いずれかの手相を遮るような横線、何かにくっついている横線などなど、同じ横線でもいろいろなものがあって、それぞれに意味があるのです。
ですので今回、あなたの手のひらにある横線で考えられるものを6つご紹介しますので、おそらくはその7つの中で該当するものがあると思いますので、疑問の解消となることでしょう。
なおそれらの横線、一般的な手相と同じくそれ単体に意味があるのは前述のとおり、その他何らかの警告とか注意とかそういう意味が含まれるものもありますので、可能な限り理解しようという姿勢を持ちましょう。
特に後天的に現れた横線で、且つ他の手相を遮るものについてはかなりの警戒が必要ですので、以降をお読みいただく前にしっかりと意識しておいて下さい。
もちろん良い意味もありますし、何も横線だからと全てが否定的な意味、悪い意味ではありませんので、横線だからというだけで警戒する必要はありません。
基本的な意味
いきなり結論めいたことを言ってしまいますが、手のひらに現れる横線というのは基本的にそれほど良い意味ではなく、心に負担が掛かった場合に現れることが多いようです。
特に繊細だったり神経質だったりな人が顕著で、比較的心が弱いとか精神的に参りやすい人などに多く、その結果として横線が現れることが多いと言われているのです。
大抵はその手相に関わる何らかの悪い暗示、その手相に関わる何らかの良くない心理状態が起こる可能性があると、そこを遮る形で横線が現れてしまうことになるでしょう。
繊細だったり神経質だったりの性質が、その手相を良くない方向へと導きやすくなることから、そのような形となるのかもしれません。
なお横線は上記のように精神的な面からだけでなく、その横線単体で意味を持つものもあり、それは良い意味のものもあれば悪い意味のものもあります。
結婚線などはその代表的な手相ですし、その事から手のひらに現れる横線が基本的にそれほど良くない意味であっても、警戒こそすれそこまで気に病む必要はないでしょう。
そもそもそれを気にすること自体繊細とか神経質に当てはまってしまいますので、その横線がどういう意味であれやはり気にしない、または起こるであろう良くないことに対する予防策を張ることが重要なのです。
障害線
手のひらの横線を悪い意味としてしまう代表的な手相で、手のひらにあるあらゆる手相を横切る形で現れ、その手相の意味を悪いものにしてしまう、またその力を弱めてしまうとされています。
若しくは、結果的にその手相のとおりになると考えられるものの、そのために大きな障害が立ちふさがる可能性がある、またそこに行き着くまでに困難な道のりを強いられるかもしれないでしょう。
例えば財運線にこの障害線がある場合、お金に恵まれる可能性は非常に高いと思われるものの、その過程で大きな出費がかさんでしまったなど、不必要なお金の流出があるなどが当てはまります。
ではもし障害線がその手相に現れてしまえば、必ずその手相の導きの過程で障害があるのかと言うと実のところそうではなく、事前に障害となりえるもの、障害と思わしきものを排除することで対策が可能です。
対策が十分であれば手相に現れた障害線はいずれ消失していくでしょうし、そうでなければ障害線は残ったまま…そのように考えていただければ間違いはないかと思います。
何をしても障害線が消失しない場合は、おそらくその問題や困難というのは避けられない事象、出来事である可能性があるので、万全を期して迎え撃つ姿勢を保つようにするのがベターです。
マスカケ線
これは先にあった「それ単体で意味のある横線」で、主に手のひらを完全に横切る形で現れることが多く、そして非常に良い意味であると言われています。
別名「天下取りの手相」と言われており、とても縁起が良い、掴んだ良い運を手放さない、一般的には及びもつかない何かを達成するなど、何かと運気が上がりそうな意味を含んでいます。
そして、この手相がある人は努力を積み重ねる力を持っている、非常にねばり強くたくましいという特徴があり、それも後押しとなって良い運気を掴めるのでしょうね。
加えて天才肌なことが多く、リーダーシップを取って人を導くこともしばしば、社会に組み込まれた際は自ら舵を切って仕事を成功させるという、バイタリティ溢れた人物になる傾向があります。
挫折にも強いようで、どれだけ叩かれても蹴落とされても、そこから再起して見事復活することも多く、とにかく「どちらにせよ成功する」パターンも少なくありません。
良いこと尽くしのマスカケ線ですが、実際従来の日本でもマスカケ線を持っていた武将などは、一国一城の主となったケースがいくつかあると言われています。
それだけに極めて珍しいようで、さらに両手にマスカケ線がある人となると、まず周囲にはいないと言えるくらいの確率ですので、もしお目に掛かることがあれば一度見せてもらいましょう。
もしあなたにこんな縁起の良い横線があるのなら…もしかすると、何らかの分野で天下を取れるかもしれません。
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