中指の付け根
中指の付け根は土星丘と呼ばれているのですが、ここに三角紋がある人は重厚な思考を張り巡らせる、勉強等に対して非常に熱心になる傾向が強いようです。
だから一つのことを徹底的に追求できる性状を持っていて、言うなれば「研究者」とか「開発者」など、ある事を深く掘り下げる職業が向いていると言えるでしょう。
それに伴い、歴史的快挙となるような何かを開発、発見する可能性を秘めていて、場合によっては歴史に名を刻める素質があるとも考えられます。
ただしそのような性状というのは、多くの場合周囲が見えなくなる、自分の常識に囚われてしまう傾向が強くなり、それは時として大きな弊害になるかもしれません。
周囲を無視し、自分のやりたいことだけを徹底的に追求した結果、それに大した意味はなく途方もない時間を無駄にしてしまうなどが考えられるでしょう。
ですので、この三角紋を持つ人でその傾向が自分自身にあると自覚されているのなら、そこは是非改善してもう少し柔軟性を持つように計らいましょう。
さらにこの性状、非常にストレスを溜めやすくなるのはお分かりいただけるかと思いますが、それにより身体を壊してしまうことも決して少なくはありません。
だから自分のその性状によって掛かる負担をちゃんと認識して、適宜休息を取るなりして負担軽減を心掛けるように、ストレス解消にも視野を向けるようにしましょう。
それで結果的にますますその追求などは進展するでしょうし、急がば回れと言うように時に休息は必要であることを、普段から意識しておかなくてはなりません。
そこまでできるのなら、きっとその性状は良い方向に進んでいくものと思われますし、それに伴って出す結果も満足できるほどのものになるかと思われます。
最後に余談となりますが、この三角紋を持つ人はその性状からオタクとか、◯◯フリークになりやすいようで、ここもできれば意識しておきたいところです。
薬指の付け根
薬指の付け根は太陽丘と呼ばれているのですが、手相に詳しい人なら太陽線と言えばそれだけでお気付きになるでしょうし、比較的メジャーな場所となります。
ここに三角紋がある人というのは、太陽線の力をにもあるように人気が得られるとか、お金に縁が強いなど、とにかくより良い人生となる可能性を高めるようです。
そして人より芸術性に秀でている傾向が強いようで、それに伴いその分野での成功率が高まる、世間から認められる可能性が高くなるとされています。
芸能的な才能もあるようで、例えば芸能人や音楽家などを目指せる素質もあり、その努力如何ではテレビなどに出演するチャンスが得られるかもしれません。
どちらにせよ、他の指の付け根と比較しても華やかな世界に足を踏み込める確率が高く、そういった世界に憧れを抱かれている人ならこの手相はまさに打って付けとなります。
ただし、それらが人気職であることから狭き門であるには間違いなく、大多数の人たちはいくら三角紋を太陽丘に備えていても、結果夢が叶わなかったなんてことが普通です。
この手相に関しては、得られるものは他の指の付け根と比べて華やかであるものの、難易度としては他の指の付け根よりも遥かに難しいと認識しなければなりません。
なお、その三角紋に太陽線が触れているという手相もあるのですが、その際は太陽丘の三角紋の力、そして太陽線の力が一層強まると言われています。
その際は三角紋の効果はもちろん、太陽線のその力も同時に強化されることになるので、人生の大成功に繋がる可能性を秘めていますので大いに期待ができるでしょう。
ただし、三角紋が太陽線に覆い被さってしまうと逆になるようで、その場合は思ったよりその効果や力を感じられず、鳴かず飛ばずの状態になる恐れがあるようです。
そのあたりだけに注視しておけば、後は大抵太陽丘にある手相は良い意味、得意分野がはっきりしますので、分かりやすいかと思われます。
小指の付け根
小指の付け根は水星丘と呼ばれているのですが、ここに三角紋がある場合はコミュニケーションの取り方に長けていて、良い人間関係を築き上げやすくなるようです。
さらにコミュニケーションという観点から、仕事でもプライベートでも場所を選ばない汎用性があり、あらゆる面で成功しやすくなるものと考えられます。
仕事で言えば、上手な交渉で仕事に漕ぎ着けやすくなる、また周囲との関係を円滑に築き上げることができるなど、多くのメリットがあるでしょう。
プライベートなら、友人関係の向上や日常での他人とのやりとりなど、何かと便利に事を進めることができる…つまりは、「潰し」が効くということです。
他の指の付け根とは違い、どこにでも使える、そして歓迎されるのがこの分野で、もしこれを得意だとするなら、人生において大きなアドバンテージとなるでしょう。
なおこの三角紋、水星丘であることから財運線が同時に現れていることがあり、これも先に記述した太陽丘の件と同様、接触することでお互いが干渉し合うようです。
主にその三角紋と財運線の強化で、もしそのような手相であればコミュニケーション能力だけでなく、思わぬ富を手にする可能性を得られるかもしれません。
さらに前項と同じく、それは「接触している」場合に限ることで、「覆い被さっている」場合は悪い意味となり、今ひとつコミュニケーション力が足りなくなるようです。
それともう一点、同じ三角紋であっても手のひらの膨らみとか張りなどがあると、他の指の付け根と同じくそれも三角紋の強化に繋がるとされています。
もちろん逆も然りで、手のひらが何となく扁平だったりメリハリもない、むしろ凹んでいるような状態ですと、同じく悪い意味となりますのでご注意下さい。
もっとも、手相の線自体はかなり良いことが伺えますので、今後の頑張り等で比較的元に戻りやすい、良い意味に引き戻しやすいと考えられます。
得意分野が分かるのは有利
親指だけは該当しませんが、各指の付け根にある三角が示すその得意分野がこれでおおむね判明して、当てはまる人には大いに参考になられたかと思います。
「それで?」と思われるかもしれませんが、自分の得意分野が一体何なのかを事前に知れるということは、人生において大きなアドバンテージとなるのです。
何故なら、人は意外と自分の才能とか秘められた力などを自覚できませんから、それが自覚できることでそれらを引き伸ばすことができるからです。
才能や秘められた力を引き伸ばすことができれば、ほぼ間違いなく周囲の人よりは有利になるでしょうし、それで社会的に認められるという結果に対して近道となるでしょう。
となれば、人生が成功する可能性をぐっと引き上げられるのですが、ここでひとつ勘違いをしてはいけないところがあるのを知っておかなくてはなりません。
それは、「三角紋がなければ才能も秘められた力もない」という勘違いで、そのように考えられている人はその考えを改めなければなりません。
三角紋という手相は、あくまで「特に」才能等があるものを示しているだけであり、三角紋がなければ0という訳ではありませんのでそこだけには注意しましょう。
それに手相は後年で変化しますので、積み重ねた努力により新たな才能に目覚め、それで三角紋が現れる可能性もありますので、三角紋がないからと諦めるのはナンセンスです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。