#2の最後で「まわりに媚を売っている」=「悪意」+「まわりから良い評価をもらうために動いている」と言いました。
この「まわりから良い評価をもらうために動いている」というところにも、引っかかる人がいるかもしれません。
考えてみて下さい。
あなたを会社で評価し、昇給や降格を決めるのは誰ですか?
「誰も見ていないところで汗を流す」、というのは道徳的な美徳です。
会社における働きや動きというのは、必ず誰かの目に止まらなければなりません。
ただ世間が「他人の目を気にする」「まわりからの評価を気にかける」ということを「良くないことである」と考える風潮があるだけです。
これに似た例をあげるなら「迷ったらリスクのある方を選べ」というもの。
「リスクがある方が結果的に良い選択である」、なんて確証は何処にもありません。
たとえば「本当に選択したいものを、リスクが大きいために避けることはしてはならない」というところまで自分なりにこの言葉を分解して考えてみたらどうでしょうか。
そのリスクを選択の際考慮することは当然であると思いますよね。
むしろ「迷ったらリスクのある方を選べ」という言葉だけを真に受け、バカの一つ覚えのように繰り返している方が浅ましいのではないでしょうか。
自分の考えを確立する重要性は個々にあります。
あなたが最良の選択をしたと思った時、ヨコから他人が「リスク回避のために安全策を選んだか」と嘲笑ったとしても、「リスクがあるから避けたのではなく、本当に良い選択がこちらだと思ったから選んだだけである」といえるはずです。
そう言えるようになれば、他人の目を気にする必要があるでしょうか?
強く生き抜く、自分のために生きていくためのヒントになりましたでしょうか。
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