「道徳」とは
道徳の授業というのはこれまで、成績をつけるかつかないか散々議論されたり、形骸化した無駄な授業であるという扱いを受けてたように思います。
確かに私も、道徳の授業を真剣に教師が実施しようとしたのを見たのは少なく、その教師の姿が、子どもたちの真剣さを奪っているようにも見えました。
もし私と同じような道徳の授業を受けてきたのであれば、その意味で【道徳】という言葉を使うのはもうやめてしまってください。
いつまでもくだらない思い込みに引きずられる必要はないのです。
ここでいう道徳というのは、いわゆる「倫理観」です。
人間の心の芯を貫く重要な価値観であるとも言えるでしょう。
今回は心を綺麗にするために、心から納得・そして実践へと繋げられる「道徳」を参考書籍からいくつかご紹介します。
一、未熟なものは悪いことでもよく言う
出典:【伊勢貞親教訓】伊勢貞親
悪いことでも当人に直接言ってさとす人は本当に大切である
これは人生における大きな課題です。
他人のことを放っておけないというタイプの人にとっては、この言葉こそ自分の実現したいものである。
と思えるかもしれません。
処世術として、「言わなくて良いことは言わない」「自分が言って悪者になるくらいなら、たとえ他人が道を誤ったとしても指摘しなくていい」というようなことはよく言われます。
しかし中には、「目の前で他人が道を誤ろうとしているのに、みすみす行かせる訳にはいかない」と思う人もいるでしょう。
どちらもその人の生き方を規定する重要な思想です。
これは自分の思想の研究課題として引き取って熟慮して欲しいために掲載しました。
一、結果が出ないものにも気をかけよ
【武田信繁家訓】武田信繁
仕事をする覚悟は十分にあるが、結果が出ない者もいる。そうした者にも気をかけるべきだ
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