火星環の主な概要
手相は通常「線」と表現されているのが一般的なのですが、中には「環」が語尾に付くものがあり、主に半円などの特徴的な形状を持っていることが多いようです。
その中の火星環というのは、中指の下辺りから半円を描くように親指側へ伸びていくもので、手相占いにおいてとても良い意味とされていることが多いのです。
具体的には、火星環があれば運勢を自らの手で切り開く力を持っているとか、不遇からの逆転人生を歩めるなど、何かと「這い上がる」という要素が強いようです。
さらに、基本的に能動的なタイプだったり、闘争心に溢れている、何にでも一所懸命など、這い上がるために必須となる特徴を抱えていることも少なくありません。
普通の人の多くはそこまで逆境には強くありませんので、もしそんな力を持つ、力を示す手相があるのなら、それほど心強いことはありませんよね?
ですので今回、そんな這い上がる力を持つ、示す火星環についてその意味をご紹介しますので、あなたがそういう人物かを判断する目安としてご使用いただければ幸いです。
この手相を持つ人の多くは、這い上がるという特徴を持つことから後年となることが多いものの、人生を成功させる可能性が非常に高いと思われますので、手相がある人はその素質アリと喜んでも良いでしょう。
ただし、当然のことながら逆転劇を繰り広げる訳ですから、それに伴う苦労は果てしないことが多いので、そこをクリアした場合に限ることになるのですが…。
もっとも、この手相を持つ人はそこのクリアもやってのける事が多いので、きっとそこまでそれらの苦に対して思うところは少ないはずです。
二重または多重火星環
火星環のそもそもの意味は、這い上がる力を持っているという意味であることは前項のとおりで、そこに違いは何らありません。
しかしそれが二重となると、手相占いの基本的な考えを根拠にして「二倍」となるようで、つまりその這い上がる力が二倍、とてつもない強化がなされるということになるのです。
例えば、まず通常一般の人では這い上がれない、失意のどん底に陥った状況であったとしても、火星環を持つ人なら這い上がれる可能性が高いとされているのは、これまでの内容から伺えると思います。
ですがそんな人だとしても、人としてあるべきものを全て失ってしまった、自分だけでなく大切な人自身やそれに関わるものを全て失ってしまったなど、極度の絶望的な状況となれば這い上がれないかもしれません。
しかし二重火星環を持つ人であれば、そんな自らの命を絶ってしまいそうな極めて絶望的な状況であっても、先の見えない崖を少しずつ登り這い上がって来れるかもしれないのです。
それこそ血涙を流し、肉体はぼろぼろ、精神的にも徹底的に追いつめられている状況でも、不屈の執念で再び幸せを勝ち取る力を持っていると考えられているのです。
それにより元通りどころか、以前よりも大きな幸せを勝ち取ることもあるようで、まさに不撓不屈の精神が生んだ幸福と言っても差し支えはありません。
そういう経緯で生まれた、絶望レベルからの再起であるためか、再び得た幸福はそう簡単に崩れることはなく、上手く立ち回ることで一生ものとなることが多いようです。
この事から、精神力も極めつけに強いことがほとんどで、そんじょそこいらの困難などあっと言う間に乗り越えてしまう、そもそも壁を壁とも思わないほどだったりします。
そして、這い上がって得た幸せであることから幸せであって然るべき状態ですので、この手相を持つ人はどのみち幸せになれることが普通、当たり前と言っても良いでしょう。
再度転落人生を辿ったとしても、大方また這い上がってくる、そしてそれだけの精神力を持っていますので、幸せはもちろん人生を大成させる才能に溢れています。
ただし現状、そうそうそこまでの不幸→幸せの逆転劇というドラマ自体なく、普通な人生を送れる人が多いことからそれが予想されますので、意外とその才能が発揮される場面がないという現実もあります。
その他、二重どころか複数重なっている火星環というものもあるのですが、手相占いの考え方からするとこの手相が何を意味しているのか、もう容易に想像できるものかと思われます。
もはやその手相を持つ人というのは、どんな状況であっても自分の手で足で幸福を力尽くで掴みに行くのでしょうから、運命という要素が意味を成さないのではないでしょうか?
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