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【古事記とあわせて】"縁結び"のご利益がある東京の神社四選

【古事記とあわせて】"縁結び"のご利益がある東京の神社四選

恋活

東京エリアの縁結びで有名な神社を、古事記の内容と照らしあわせてみませんか。神様たちのすがたを古事記などの書物で追うのは実はなかなかにおもしろい!なぜ縁結びなのか、ご利益があるのかの背景を古事記などから知ることで、縁結びの効果も上がるかもです^^

yukino
yukino
2015.10.14

「ご利益」の意味を知る

神社と桜の木

今回は古事記にそって東京エリアの神社とその御祭神をご紹介していきます。

ちゃんと知ってからとそうでないのでは全然心持ちが変わってきますから、興味がある方はぜひ古事記や日本書紀もお手にとって見て下さいね♡

東京大神宮

言わずと知れた縁結びの神社ですね。

あの伊勢神宮の内宮に祀られている天照大神と、外宮に祀られている豊受大神が御祭神です。

さてここがなぜ良縁にご利益があるかといいますと、古事記では最初に出てくる天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)の三柱が祀られているためです。

そしてこの「結び」の働きをする三柱が祀られているために、良縁にご利益があるということにあるそうです。

この三柱はいずれも万物の生産・生成をつかさどる神と言われ、独り神という性別のない神様です。

(天照大神や豊受大神は女神ですよね)

この三柱の登場の後、二柱神がお生まれになり、その五柱が天つ神という天上界にいらっしゃる神の中でも特別な神様です。

そしてこの後、地に二柱の独り神と、男女一対の神々が五組あらわれ、そののちに伊邪那美命と伊邪那岐命が現れます。

この二柱が色々と紆余曲折をやって、伊邪那岐命から天照大神、伊邪那美命から豊受大神がお生まれになるのですね。

この造化の三神や、天照大神、豊受大神は古事記でもかなり前の方で出てきますし、結構しょっぱなから神様たちすごいことなさるなあ、と楽しく読めますので、ぜひ一度お読みになるのが良いかしれません♩

出雲大社東京分祠

こちらも有名でしょうか。

こちらでは大国主大神(おおくにぬしのかみ)が祀られています。

この神様も結構初期の段階で出てくるのですが、名前がいくぶん色々とありまして、途中で見失ってしまいそうになるので、慎重に何か参考になるものを参照しながらお読みいただくほうが確実かもしれません。

とはいえ、かなり国津神のなかでは主役級の活躍をされるところも多いので、読んでいてたのしいですよ!

因幡の白兎などの神話も有名なので、一度は聞いたことのある神様だと思います。

女性関係も派手だったので、たくさんの女神との間に子をもうけていますし、そんな神様に「縁結び」させていいの?という思いは多少ありました。

ですがよく考えれば多くの女性と縁を結んだので、これから新しい出会いを見つけに行くという人には、それもありなのかもしれませんね♩

愛宕神社

こちらの主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)。

こちらの神様は、日本書紀と古事記で結構呼び方が違うので要注意です。

古事記では火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)と記されることが多いので、古事記ではその名前で追ってみてください。

さて、この神様の誕生により、実は伊耶那美命の命を奪うこととなってしまうのです。

伊耶那美命はたくさんの神をお産みになりましたが、この神をお産みになったことで陰部をやけどし、それが原因となって黄泉の国へいかれます。

そしてその後、怒った伊耶那岐命に十拳剣(とつかのつるぎ)という剣で殺されてしまうのです。

というわけで、こちらもやや「どうして?」感はありますが、燃えるような恋などの言葉もあるため、そういう関係もあって縁結びや恋愛成就のご利益があるとなったのでしょう。

ちなみにこちらの愛宕神社のサイトへいくと、おみくじが引けちゃうので、そういうのがお好きな方はぜひ行ってみてください♡

赤坂氷川神社

こちらの御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命 (おおなむぢのみこと)の三柱です。

このスサノオとクシナダヒメは夫婦です。

スサノオは、アマテラスの弟にあたる神様ですので、もちろん生まれたのはイザナギからですが、イザナミを恋しがったり、またアマテラスのいる高天原でさんざんよくないことをやらかしたりと、結構世話の掛かる神様です。

そんな神様ですが、高天原を追い出され地上へ逃れてきましたが、そこでヤマタノオロチの餌食になるというクシナダヒメに出会います。

そこでクシナダヒメに一目惚れをしたスサノオは、ヤマタノオロチを見事に撃退、草薙剣を手に入れています。

二人はここで一夜契を行い夫婦となります。

さて、そしてここまで触れなかったオオナムヂですが、これは先ほど出てきた大国主大神の別名です。

ここは確かに、夫婦である神様が一緒にお祭りされているので縁結びの御利益と言われても満場一致ですね。

結婚したカップル

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はそれぞれの神様について、さわりの部分しかご紹介できませんでしたが、しっかり御祭神について学んでからいくのと、そうでないのとでは神社に立った時の実感が違います。

掲示板や石碑などで自分が本で読んだことが書かれていると「おお」と感動しますし、より一層ご利益がありそうな気がしますよね!

ぜひ古事記や日本書紀も読んでみてくださいね♩

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