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【過去に執着する】タロットカードの「隠者」に込められている意味とは?

【過去に執着する】タロットカードの「隠者」に込められている意味とは?

占い・診断

みなさんは「隠者」と聞いてどのような印象を抱くでしょうか。タロットカードには「隠者」という老人がランプを手に持っているカードが存在しており、このカードには今の自分の状態を表す意味が含まれています。ここではタロットカード「隠者」についてまとめていきます。

モコ
モコ
2019.04.13

タロットカード「隠者」

Deck of Tarot cards on white background ; THE WORLD..

あなたはタロットカードの「隠者」の意味についてどこまで知っていますか?   最近タロット占いをはじめる人が増えてきているといわれていますが、そうした人の中でもタロットカードの意味について詳しく知っている人はごく少数でしょう。   大抵はただなんとなくタロットカードを引いて、自分の運気がどうなのかを推測しているにとどまっています。   実際、タロット占いは手相や星座占いよりも難しいものとなっており、習得するまでには時間がかかってしまのが事実です。    手相や星座占いはいちど知れば次回もなんとなく理解することができますが、タロット占いはカードの意味が自分の状況や環境によって大きく変わってくるものでもありますので、カードの意味について考えることに慣れるまでは苦労するのが特徴です。   ほとんどの人はこのカードの意味を考える作業をめんどくさいと感じてしまうがために、タロットに慣れる前に挫折してしまっている人が多くなっています。   しかし、タロット占いはしっかりとやり方を覚え、それぞれのカードに込められている意味について考え、自分に当てはめて考えることで実にたくさんのことを知ることができる占いとなっています。   ここではそんなタロット占いから「隠者」のカードについて詳しくまとめていきます。 隠者のカードの意味について考えることは、必ずあなた自身の人生に役立ちますので、タロット占いに興味がある人や、タロットカードで隠者のカードを引いたという人はぜひチェックしてみてくださいね。

過去を表す「隠者」のカード

Fortune teller female hands and tarot cards on wooden table. Divination concept.

タロットカードの隠者は、基本的には過去を表しているカードとして知られており、老人がランプで照らしているのは自分の過去であると解釈できます。   自分の過去を振り返り、色々なことを考えて思考しながら、現在の自分と比較しながら成長を実感、あるいは衰えを感じているともいえますね。   隠者のカードを引いた人は、おそらく過去の自分を懐かしがっている傾向があり、よく過去の思い出にすがっているのではないでしょうか。   昔はあんなことがあり、こうした楽しいことがあり、思い出がたくさんある。 そういったことを考える人も多いでしょう。   とりわけ「学生に戻りたい」「あの頃が一番楽しかった」とよく口にする人は過去にとらわれている可能性が高く、それだけ過去に執着しているといえますね。   そうした人は、今や未来ではなく過去を振り返ることで自分の人生を正当化しようと必死であり、本当に大切なことから目を逸らしているといえるでしょう。   過去を懐かしがることは前を向くことと正反対のことであり、過去に執着すればするほど人間は弱くなっていきます。   トラウマなどを抱えている人を見てもわかるように、トラウマがあるといっている人はいつも自信なさげでマイナス思考でネガティブな性格をしているように感じたりするでしょう。   基本的に、人間がネガティブになったりマイナスになったりするのは過去にとらわれているせいであり、過去のことを考えないように心がけるだけで自然と性格は前を向き始めます。   将来に対する不安なども結局は過去の自分を参照点にしているからこそ沸いてくる感情であり、過去をすべて思い出ボックスにしまうことができればそこまで不安を感じることはなくなるでしょう。   隠者のカードは過去に執着しすぎているあなた自身を表しているカードだといえますね。

自分の過去

みなさんも自分の過去についてつい振り返ってしまうことがあるでしょう。   ふとしたときに学生だった頃の思い出を思い返したり、スマホに残っている写真を見返してみたりなど、誰しも過去を振り返ることは一度や二度はあるはずです。   ですが、過去を振り返って懐かしむこと自体に意味があるかといえばそうではありません。   過去はすでに過ぎ去ったものであり、そこには未来を決定付ける要素はなにも含まれていないのです。   つまり、結論からいってしまえば過去を振り返ることは時間の無駄であり、過去に執着しているということは今の自分からの現実逃避にすぎないということですね。   タロットカードの隠者はあなたのその様子を如実に表している状態であるといえるでしょう。   ランプを手にして過去を懐かしんでいるあなたは、もっとも大切な「今」から目を逸らし、過去の栄光にしがみつくのに必死です。   今の自分を正当化するために過去の自分を正当化し、未来の自分をも正当化しようとする。   タロット占いは、自分が引いたカードの意味を考えることで、そこから意味を汲み取り実生活に生かしていく占いです。   今の自分にはなにが足りないのか、あるいはこの先どう行動していくのかいいのかを占う占いです。   隠者のカードが伝えているメッセージをしっかりと自分に当てはめて考えることで、今自分がすべき本当に価値のあることが明確になることでしょう。

道を照らす選択肢

しかし、タロットカードの隠者のカードには過去を振り返って懐かしむという意味だけが込められているわけではありません。   そこには未来への道を照らす選択肢も含まれているのです。   ランプの光は過去を照らすために使うのか、それとも自分の未来を照らすために使うのかは自分次第です。   隠者のカードは、未来は自分の選択肢で変わっていくものであることを表しているカードでもあり、その未来はあなたが作っていくのだということを伝えているカードでもあります。   使い古された言葉ではありますが、未来はあなたの選択と決断で作り上げていくものであり、選択と決断をせずに過去にしがみついていてもなにも得ることはありません。   大事なのは常に今であり未来です。   タロットカードの隠者が伝えたいことは、今からでも遅くはない、自分の未来の道を照らす生き方をするべきだといっているのかもしれませんね。   人生には手遅れなどということはありませんので、変えることができる未来は自分から変えていくようにしてみてくださいね。

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