ライトワーカーとは?
ライトワーカーは、直訳すると「光の仕事(をする者)」となるのですが、このように言うとその仕事をしている人が特別である、また仕事そのものが特殊であるような印象を受けます。
ですが実はそうではなく、人に対して癒しを提供する仕事がライトワーカーとしての大きな括りとなるようで、それに当てはまればその仕事が特別でなくても、その人に特殊な能力がなくても良いのです。
なお、スピリチュアル的な意味としてのライトワーカーも存在し、そういうタイプはその人自身がライトワーカーである自覚を持ち、使命めいたものを抱えながら仕事をされることでしょう。
例えば自分自身が相手に癒しを与えてあげたいとか、導いてあげたい、未来や希望を抱かせたいなど、悩みや苦しみを抱えている人に対して、解放の意味を込めて接している人も少なくありません。
もっともここでは、そういったスピリチュアル的な意味が強いライトワーカーではなく、世間に溶け込んだ「こういう仕事がライトワーカー」的な内容にさせていただきたく思います。
と言うことで今回、ライトワーカーについて知るところを記述しますので、そういったものに興味のある人、またライトワーカーを知りたい人は必見となるでしょう。
なお同時にライトワーカーの、またライトワーカーの素質がある人の特徴についてもお伝えしますので、もし当てはまるならあなたにも人を癒せる素質があるかも?
他の誰かを癒せるという素質を備えるのはなかなか珍しいことですし、人を癒せることに喜びを感じられる人であるなら、そういう職業に就くのも一考の余地があるかもしれません。
ライトワーカーの種類
ライトワーカーには、大きく分けて3つの種類があるようですが、ここではそれらをご紹介させていただきたく思います。
・ヒーラー
ライトワーカーとして最も多い、そして比較的聞き及ぶことの多い種類で、「癒し」を提供する役割として分かりやすい、そしてとても身近であることが多いものです。
もっと具体的に言うなら、癒してくれたことを実感出来る場所、またはそのような時間を提供してくれる人、職業を言い、この定義に当てはまればヒーラーとなるのです。
ではその職業ですが、代表的なもので「看護師」が挙げられ、その他看護師に近い職種とか、癒しに関する何かを提供する職業であれば、多くは当てはまります。
ただしそういう性質からか、ライトワーカーとしてそのような職業に就いている人はとても少ないことが伺え、あくまで「結果的に」ライトワーカーとなっている場合が多いようです。
別に看護師自体はそれほど珍しくない、比較的身近な職業であるので、看護師またはそれに近い職種の人皆様が、ライトワーカーとして仕事をされている訳ではないのです。
・メッセンジャー
次にご紹介するのはメッセンジャーで、ヒーラーが時間または場所を提供した結果癒しとなるに対して、これはメッセージ…すなわち、「ライトワーカー側から発信する」癒しとなります。
具体的に言えば、芸術品とか小説等の文章など、自らが人を癒せる何かを創作して発信して、見る人々が癒されたという気持ちにすることが出来るというものです。
その他、歌や写真、川柳や俳句、その他の美術品など、癒しを目的として発信していれば全てメッセンジャーになるものと思われ、これもまたライトワーカーとなるのです。
もちろんこれも、ヒーラーと同じく「結果的に」人々を癒せるようになった等、別にライトワーカーとしてではなく、一個人、一芸術家としてそのような結果になることも少なくありません。
芸術性が絡むことですし、むしろヒーラーよりも個性的な人が多いと思われることから、そのように「結果的に」人を癒せるようになったパターンの方が多いものと考えられます。
・トランスミューター
最後になりますがこのトランスミューター、一体何を意味しているのか、そしてヒーラーやメッセンジャーは知っていても、これは知らないという人も多いかと思います。
トランスミューターとは、ちょっと漠然とした考え方となりますが、ネガティブな要素をポジティブに改変出来る力を持つとされ、それにより癒しという結果を生み出すものとされています。
ちょっと分からないと思いますので深く掘り下げてみますが、要はネガティブシンキングをポジティブなものに改変することで、少なくとも自分から発信するものは全てポジティブに出来るのです。
自分発信のものを全てポジティブに出来るのなら、少なくともネガティブな空気はその人からは発信されなくなり、負のスパイラルはそこで止まると思われます。
負のスパイラルが止まることで、ポジティブシンキングを蔓延させ、良い気持ちを周囲に伝えることが出来る…すなわち、これが癒しとなるのです。
ライトワーカーの性格的特徴
なおライトワーカーは、上記までの内容ですと「たまたまその仕事」に就いたケースが多い風に捉えられますが、実は案外そうでもないようです。
理由は、当人はたまたまと思われているのかもしれませんが、自然とその仕事に導かれて行った…つまり、何かの条件を備えていたからこそ、その仕事に導かれたことが考えられるのです。
ではその条件ですが、まずは性格的特徴というのが大きく関わっているようです。
・ポジティブシンキング
人に癒しを与えられる人が、ネガティブな訳がありません。
ネガティブはネガティブを呼び込みますので、その心理状態では決して人を癒すことが出来ないと考えられるのです。
ではその逆…となれば、人を癒すことが出来るという意味になりますよね?
だからライトワーカーには、ポジティブシンキングの人がかなり多いことが考えられるのです。
・他人を自分に重ねてしまう
他人と自分をすぐに重ねてしまう人というのは、他人の思考やその時の心理状態に対してとても敏感なことが少なくありません。
と言うことは、他人の気持ちを思いやることが出来る、察することが出来るという意味になりますので、基本的に優しさに満ちあふれていると言えます。
そういう人ですから、ライトワーカーとなる職種を自然と選んでしまう、ライトワーカーとして存分にその能力を振るえることになるでしょう。
ただし、感情移入が過ぎて他人の気持ちが重くなり、仕事でも度を越した行動をすることもあるようですので、そのあたりは理性を働かせるようにしましょう。
・孤独を好む
基本的に、ライトワーカーとなる職種を選ぶ人と言うのは、多くは孤独を好む、一人の時間を大切にしたいという欲求が強いようです。
まあこれに関しては、普段から誰かに癒しを与えていることに伴い、仕事でない日はそれの充電に当たりたい、休日は自分の事に費やしたい気持ちの表れになるのだと思います。
どんな事でも単独行動をするケースが多いようですので、周囲の人に休日の行動を話したりすると、信じられないような顔をされたりもあるようです。
・慈善事業を好む
つまりボランティアになるのですが、ライトワーカーの性格の傾向として比較的多いもので、とにかく世間や社会に対して献身的になることが少なくないようです。
自分の働きが世の中のためになる、誰かが救われると思うと、いてもたってもいられずに慈善事業をしたり、そのような気持ちになるのでしょうね。
さらに特徴的なのが、そもそもお金が最も大切なものと考えていないことが多いようで、これもまたお金にならない慈善事業を好む傾向の理由のひとつになると思われます。
・自然や動物好き
連想になってしまいますが、自然や動物が人に与えてくれるものが一体何か…やはりそれは、ライトワーカーのメインの資質である「癒し」が根底にあるかと思います。
つまりは自然や動物は、ライトワーカーにとっては同属とも言えますので、近い存在を無碍にする訳はなく、結果自然や動物が好きという結論に至るのでしょう。
それに、いくら人に癒しを与えられても、自然や動物をないがしろにしていてはそれは上っ面でしかなく、そういう部分からでも比較的そのような性質になりやすいのだと思われます。
・ロマンチスト
ライトワーカーは、その性質から少なくともリアリストではないことが伺えます。
人に癒しという見えないものを与えることから、形にないものを与えようとすることから、それは少しロマンチストと言っても差し支えはないと思うのです。
もっとも、現実そのものは十分に理解しており、その上でどのように理想を求めるのか、どのように理想を実現するのかの模索は行っているようです。
・依存しやすい
ちょっと悪い言い回しとなりますが、ライトワーカーは人を癒す、癒したいという行動、気持ちが伴っていることから、どうしても誰かに依存しやすいと言わざるを得ません。
大小さまざまだとは思いますが、少なからず人を癒したいと思っていることが伺えるのですから、その対象が居れば頑張って癒そうとするでしょう。
ですがなかなか癒されてくれない…その結果、対象を癒そうと躍起になってしまうことがあって、それによりずるずると行ってしまう、依存という形となってしまうことがあるようなのです。
・行動力がある
ライトワーカーが、これまで他人に癒しを与える仕事に就いている人であるのはこれまで通りですが、性質的にはそこに能動性がなければなかなか癒しなんて伝わりません。
そこは積極的に、自らが進んで癒しを提供しなければならないところがあって、それに伴ってライトワーカーというのは、とても行動力があることが多いと考えられるのです。
それが直接癒しを積極的に与えるものでなくても、結果的にそれが癒しとなるものであれば積極的に動いて、人を癒せる力とすることでしょう。
ライトワーカーの見た目的特徴
どうやらこのライトワーカー、見た目にもライトワーカーらしい特徴を兼ね備えているようです。
・いつも疲れている
あまり名誉な特徴ではありませんが、ライトワーカーというのはとても疲れている傾向が強いようです。
看護士に例えますが、いつでも患者さんのために奮闘していて、疲れ切った顔をしているのではないでしょうか?
ライトワーカーは人に癒しを与える反面、自身のエネルギー等を著しく消耗させてしまいます。
だから疲れて当然であり、もしライトワーカーでない人がここをご覧であるのなら、そういう人には優しく接してあげて下さい。
・とても真面目
これはもはや説明するまでもないのですが、ライトワーカーは基本的にとても真面目な人が多い、ライトワーカーには真面目な人の絶対数が多いと言えます。
何せ人に癒しを与えるのですから、そこは不真面目だったり不誠実な人ではまず不可能、逆に怒りを買わせてしまう羽目になりかねません。
献身的に、優しく、気持ちよく他人に癒しを与えられる人が、真面目でない訳がありませんし、それは真面目である人の特権と言えるものなのです。
・ルーズさがない
これも説明の必要があるかどうか分かりませんが、ライトワーカーにはまずルーズさというものがない、どのような事でも真摯に取り組む姿勢を見せるようです。
これも上記と理由はさほど変わらないのですが、ルーズな人ではそもそも人を癒せる訳もありませんし、まずルーズと癒し自体が結び付きません。
人に癒しを与えるような人というのは、身なりからキチっとしていたり、自分のデスクも綺麗だったりと、ルーズさのルの字も見せないことが多いと言えるのです。
ただし、一人になると案外だらしないところもあるようですが…まあこれについては、一人であることのメリット、一人の時くらいそのようにさせてあげる方が、結果的に癒しを多く振りまいてくれることだと思います。
人を癒せるということ
人は人を傷付けることが当たり前で、場合によっては人を傷付けなければ生きられない、また傷付けることが生きる術である人も少なからず…と言うより、どちらかと言うとそのような人の方が多いと思います。
そんな中、人を癒すことが出来る仕事に就いている、または素質を持っているなんて、この世知辛い世の中本当に求められる、必要とされる存在になりえるかもしれません。
だからもし、今まさにそのような仕事に就いている、またはそのような素質があるのなら、胸を張って仕事を続ける、その素質を生かすようにすると、結果的に満足行く人生となるのではないでしょうか?
まあ解釈は人それぞれですし、人に癒しを与えることで自分自身が損をしてしまう風に思ってしまうなら、無理にお勧めしませんしそもそもライトワーカーには向いていないでしょう。
損得抜きで人に癒しを与える…までがライトワーカーであると考えられ、そしてそのような人こそが真に他人に癒しを与えられるのです。
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