人相占いにおける鼻の立ち位置
人相占いにおいて、鼻というのは「お金」を司っていると言われており、その人にお金があるか、またお金が得やすいかというのは、ある程度鼻で判別出来るところがあるようです。
もっともお金の要素だけを示している訳でもなく、性格とか運勢とかその人のいろいろなところも分かるとされていて、やはり人相の要の部分だけのことはあると言えるでしょう。
ですが、鼻なんて大小はあるものの誰でも似たり寄ったりな感じがして、そしてありえる微妙な差でそこまで変わるものなのかと思ってしまいますよね?
よくよく見ると、案外違うものなのです。
これまでは意識していないから、誰の鼻も似たり寄ったりに見えるのですが、意識さえすれば鼻というのは万人で違うことに気付けるものなのです。
もっとも、それが分かったとして具体的に何が違うのか、鼻の違いが性格や運勢にどのように反映されるのか気になるところですよね。
今回はそこについて触れてみますので、以降に記述する鼻と自分の鼻を照らし合わせてみて、自分の性格や運勢を理解してみましょう。
良い性格や運勢であればそのまま、悪いものであったとしても改善や予防に役立つこと必至ですので、どのような結果であっても知っておいて何ら損はないかと思います。
そしてお金に関しても、あなたにとって有用な情報があるかもしれませんので、どちらにせよ必見となるでしょう。
眉間
まずは、人の顔を真正面から見て最も上部にある眉間からご説明しますが、人相学において眉間は眉間と呼ばれている訳ではなく、「山根(さんこん)」と呼ばれているようです。
ではその山根、人相学ではどのような意味になるかについてですが、最も強調されるところで「健康運」だそうで、その他自分の知識とか頭脳などの頭の中に関すること、そして責任感があることも表しているようです。
この山根が整っている、歪な形状をしていないのであれば、健康的にも問題はない、知力の高く責任感に見合った仕事をしているなど、円滑な人生を送っていると考えられるでしょう。
もっとも、そもそも眉間自体そこまで歪にならない、一般的な形状…すなわち整っていることが多い為、山根として示す運勢をそこまで実感出来ることは考えにくいと思います。
それほど大きな病気に掛からず人生を全う出来るとか、仕事で大きなトラブルを抱えず円満にこなせるとか、そういった「良き運勢」を自覚出来るかと言うと、答えに苦しむところがあるのが現実です。
ですがその綺麗な眉間は、その運勢とか性質を問題のないレベルにまで作り上げていることが伺え、地味ながらもその人の行く先を良いものにしていくかと思われます。
逆に眉間…その山根が窪んでいたり、歪な形状である場合はその逆、すなわち健康面に関して何らかの不安を抱えるとか、仕事でも何らかの支障が訪れやすくなる可能性があるでしょう。
ただしそれも、その人の頑張りとか対処などで多くは予防、軽減出来るものと思われますので、今鏡を見て不安になられた場合でも、そこから予防、対処に動き出せば特に問題はないかと思われます。
問題は、そのような山根であっても人相学を信用せず、何もすることなく押し切ってしまう場合で、その際は余計なトラブルとか壁が立ちふさがる可能性があり、とても面倒なことになるかもしれません。
と言うことで、その窪みやら歪な形状やらが収まるまで、元の形状に戻るまでは水面下で努力をして力を蓄えておくとか、じっと堪えて悪い時期が過ぎ去るのを待つべきだと考えられます。
良い山根であっても自覚出来るほどの運勢でない事から、絶望的なトラブルや壁が起こることはとても少ないのですが、予防や対処をするに越したことはありませんし、面倒な手間を考えれば行動すべきでしょう。
それも経験として受け入れることもひとつの考えではありますが、予め来ることが分かっているトラブルや壁、そしてそれらが予防、対処出来るのなら、やっておきたいと考えるのが人の性になるかと思います。
鼻根または鼻背
ニュアンス的に分かりづらいかもしれませんが、鼻根や鼻背は鼻の中心部となるもので、場所として真正面から見て鼻の中央部に位置し、人相学では鼻柱と呼ばれているようです。
ここはその人の意志の強さとか闘争心、競争心を表しているようで、そしてやる気とか能動性なども意味に含まれており、何かと人の力強さを感じさせる場所という印象を受けるかと思います。
ここが真っ直ぐ、鼻柱が直線を描いている場合は、これらが良い方向に働く、その性質により良い結果をもたらす可能性が高いようで、良い人相に位置付けられるでしょう。
そういう人は、その力強さで運勢を自らに引き込むとか、意志の強さやその闘争心が自分の成長に繋がる、そしてそれだけ結果を出すことが出来る確率が、飛躍的に高まると考えられています。
それで何らかの才能に目覚めたり、才能が目覚めたことでその分野で強い力を持つようになったり、まさに自らの性質が切り開いた運勢になると言えるでしょう。
力強さを持っている人間であれば、そのように何かを必死に頑張ることも容易に想像出来ますし、必死に頑張ればその道の何らかの才能に目覚めても、はっきり言って何ら不思議ではないのです。
そしてこの様相は、鼻柱が通っているという解釈も出来て、それはつまり綺麗な鼻筋とか美しい鼻という印象に繋がりますので、それだけでもポジティブな意味になると言えるのではないでしょうか?
ただし、これも鼻柱が真っ直ぐではない、何処かで曲がってしまっている、美しくないとなると、前項と同じくいくつかの弊害が現れるかもしれませんので、注意しておくことが必要になるでしょう。
例えば、人としての力強さには変化がないものの、何かと空回りしてしまうとか、その行き先に誰も付いてこれない、孤立してしまうなど、そのような弊害が現れる可能性があるものと思われます。
さらに努力をしても今一つ身にならない、努力の際に余計な弊害がある、そもそもバイタリティに欠けてしまっているなど、進行の際に問題となる状況になることもあるようで、少し気を付けるようにしましょう。
これもまた、鼻筋が通るようになるまで待つとか、努力でカバーするなどして、今の悪い時期を何とか乗り越えられるようにして、良き運勢だけを確保出来るようにするのがベストです。
性質的に、誤った方向に進むと敵を作りやすいので、もしそうなると今後自分自身に余計な敵が増えてしまい、良き運勢になってもどこかで足を引っ張られる可能性があるでしょう。
そういう事にならないためにも、鼻柱が美しくない時期は言動などにも十分に注意して、マイナスをそれ以上のマイナスにしないように、維持するよう心掛けることが重要となります。
鼻尖
あまり聞き慣れない鼻の部位と思われますが、簡単に言うと鼻頭、鼻のてっぺん付近となりそれほど難しくなく、そして人相学では準頭と呼ばれて、しっかりと人相判別の要素となっているようです。
これは鼻の先という性質上、大きな事故にでも遭わない限り歪な形状になることはほとんどないので、そういった判別は適用されない、そもそも概念にないというのが人相学の見解だと考えられます。
ではどのように鼻尖を見るのかと言うと、それは鼻のてっぺんの形状で、もし鼻のてっぺんが先細りしている、まさに尖っているような感じですと、自尊心がとても高くクール、またはドライだったりとなるようです。
鼻の「高さ」を表すだけにそのような解釈となるようで、もしこれが低ければ優しい人、温厚で人当たりの良い、周囲から「虫も殺さない」などと評価されているかもしれません。
ただし、あまりに鼻尖が低いと自信喪失している、または他人に対する劣等感が強くなる傾向があり、もしそれが当てはまる人は今一度鏡を確認して、自分の鼻と性質を見極める必要があると言えます。
逆に高すぎても、周囲から反感を買ってしまったり、それに伴って孤立化してしまう、チャンスが与えられなくなるなどで、結果的に良い運勢とならない可能性もあります。
つまり、「バランスの良い」鼻尖が求められる訳で、高くもなく低くもないのが最良、そつなく自分の人生を送ることが出来る要素となり、そういう鼻を目指していく方が無難でしょう。
別にこの人相、その人の才能などを抽象的に表している訳ではない、ただのそういう鼻が示す性質ですので、単純にバランスの良い鼻を目指せば、多くは自然と人生のベクトルが違う場所に傾くものだと思われます。
ただこれ、時間が経てば本当に鼻尖が変わるのかという疑問が現れますが、人相も手相と同じく一時的なものであることが少なくなく、そこはあまり不安にならなくても良いでしょう。
実際、人相が悪いと言われている人が、時間経過とか何らかのきっかけで人相が変わった、良い人相となったなんて、非常によくあることなのです。
だから今は鼻の人相が悪いとしても諦めず、その人相となってしまった行動を相反する行動をすることで、自然と人相は元の良いもの、新たに良いものに変わるものだと思われます。
鼻尖の左右
同じ鼻尖でも左右、鼻尖とはまた別の場所となるのですが、ここは人相学では小鼻とされていて、この言葉は普段からよく使われることからご存じの人の少なくないかと思います。
ではこの小鼻、一体何を意味するのかと言うと、小鼻に厚みがあってしっかりと張りもあるのであれば、仕事や人間関係、お金に関する運勢が良くなるとされています。
かなり欲張りな運勢ですが、小鼻は「小鼻」と言われているように、案外そのような厚みを持てない、張りなども現れないことが多いので、稀少であることがそのような強い運勢にさせているのでしょうね。
逆に小鼻に全く厚みがない、張りどころかシワがあるなどするとどうなるのか…もう想像に難くないと思われますが、実のところ仕事も人間関係も、お金もダメダメではがっかりしますよね。
と言うことで、これに関してはすぐさま改善が求められるのですが、小鼻だけを上手に改善なんて、鼻に詳しい美容サイトとか専門家でも、実のところなかなか難しいかと思います。
もっともこれは人相学であり、別に美容云々の要素は低いので、そういうアプローチで小鼻を何とかしようとしても、多くは運勢がそうさせてくれないところがあるでしょう。
ですので、小鼻の改善に関しては人相学からのアプローチが必要なのですが、その際は意外と簡単でしっかりと目的を定める、目標を掲げるなどで何とかなるようです。
これがどういう事かと言うと、おそらく小鼻に厚みがないシワだらけという人は、仕事や人間関係やお金に対して、あまり明確なビジョンがないのだと思われます。
そこで目的や目標という明確なビジョンを持つことで、厚みのある日々、張りのある毎日を過ごすことになり、それが小鼻に適用される…そのような考え方になるのでしょう。
これまで無かったものを持つ事から、そんな簡単に出来ることではないのですが、結果劇的な変化が訪れることも少なくありませんので、とりあえずでいいので試しにやってみるだけしてみましょう。
いきなりドンと目的、目標を作るのではなく、指標、方向性めいたものでも構いませんので、緩やかに頑張って緩やかに改善していくと、無理なく進行出来るかと思われます。
自分の性格や運勢を自覚出来るということ
人相を構成する要となる鼻は、自分をかなり具体的に表していることがこれでお分かりいただけたかと思います。
その結果で悲喜こもごもだと思うのですが、もし出た結果が悪いものであったとしても、それはあくまで今回の記事で出た判別の結果であって、あなたの人生の結果が悪いという訳ではありません。
むしろ、鼻で知ることが出来る悪い何かを知れたということは、改善や予防の観点で見れば極めて良いこと、有効であることだと言えるのです。
何せこれまではそれを知る由もなかったのですから、おおよそ改善も出来ず予防もされず、おおよそその悪いことがそのまま身に降り掛かることになるでしょう。
改善や予防さえ出来れば、どれだけ悪い内容であろうとも恐るるに足りずで、努力や頑張りによってそれはきっと良い方向に向かうことでしょう。
もっとも逆に言えば、「何もしなければ」そのまま悪い意味が身に降りかかることになりますので、努力等を強要されることになるのですが…あまりネガティブに考えるのはやめましょう。
もし良い意味であった際は、その良い意味を引き続き受ける、またそれを長く続けられるようさらに精進していただいて、鼻が指し示す良き未来を完全に掴み取ってしまうようにしましょう。
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