「ソシオパス」の特徴10選
ではここから、ソシオパスに見られる主な特徴を9個ご紹介します。
自分が「もしかしたら……」と思っている人は、ぜひ自己診断してみてください。
いずれかが当てはまってしまった人は改めてそれを自覚して、改善策を考えてみるのもよいでしょう。
①物事に関心がない
これはソシオパスによくある特徴のひとつで、まず多くのソシオパスと言うのは周囲に迷惑を掛ける、反社会性という性質である事から、そもそも人の事など気にしていないことが伺えます。
それはすなわち、自分の事以外（下手をすると自分の事も）興味がない事であり、イコール物事に対して関心がない、興味がないと考えても差し支えはないのです。
物事に対して積極的に関わる姿勢を持っているのであれば、その物事に相反する言動は取らないと考えるのが自然なので、周囲の人に迷惑を掛けたり反社会的な言動は取りにくいのではないでしょうか？
これはソシオパスによくある特徴且つ、人と関わる際にあってはならないものの一つとなり、これがソシオパスというのを人格障害と位置付けているところがあると言えるでしょう。
何故なら、上記の経緯で物事に関心がないということは、人に対して何をしても思うところがない、心が痛むことがないという意味で、それは非常に危険な考え方なのです。
誰かの心が、気持ちが、思いが踏みにじられても、そしてそれが自分の所為であったとしても何も思わない…これははっきり言って、人として大問題だと言えますよね。
と言うことで、もし物事に無関心な傾向があると自覚されているのであれば、これだけでソシオパスとするのはいささか乱暴ですが、その素質を少し備えていると考えてもオーバーではないでしょう。
少しだけ周囲を見渡すようにして、他人に対して思いやりを持てるようになれば、否応なしに関心を持つようになると思われますので、暫くはそのように行動してみましょう。
②非常に怒りっぽい
この場合、怒りっぽいと言うよりはもっと激情型…「キレる」とか「爆発する」と言った方が、ソシオパスの特徴としてはしっくりくるかもしれません。
まずソシオパスと言うのは、前項からでもある程度推測出来ると思いますが、物事に関心がない、周囲に迷惑を掛ける事から、自分勝手な思考の持ち主である事が伺えると思うのです。
そういう人格ですから、自分の思い通りにならなければすぐにキレる、爆発してしまうなどして、何が何でも自分の思い通りに物事を運ばせようとするでしょう。
もちろん人の事など気にしていないので、そんな身勝手な経緯で自分の思い通りに物事が運んでも、特に周囲を気にすることなく満足な気持ちとなるでしょう。
そうでなくても、単純に自分の気に入らない何かを言われたりするだけで、キレてしまって手が付けられなくなる可能性があるのも、ソシオパスの特徴のひとつと考えられます。
やはりそれも自分勝手な思考によるところが大きく、周囲の人などを全く気にせず「気に入らないから」、「自分の本意じゃないから」というだけで、そのような結論に至ってしまうのです。
さらに、普段からそういう性質ですので、キレる事がお決まり、爆発するのが当たり前となっていて、それに至るハードルがひどく下がっている事も少なくないようです。
だから、極めて些細な事でそのような有様になることも少なからずで、客観的に見ると異常者でしかないように思えます。
まずは自制心です。
いきなり怒るなと言ってもさすがに無理ですので、まずは怒りをコントロールするというベクトルで物事を考える方が建設的でしょう。
怒りが爆発するその寸前に、一呼吸置いてとりあえずの怒りを沈められるのなら、もうそれだけで怒りの多くは形を潜めるようになるかと思います。
普段から怒りっぽい人は、ソシオパスでなくてもそれらを自覚するようにして、出来るだけ表に怒りを出さないよう計らいましょう。
溜まったものは、また休日とか別の日に一人で放出してしまえば良いのです。
③一人の人間と長続きしない
ソシオパスのかなり特徴的な特徴のひとつで、一人の人間と関係を長続きさせられない、関係を維持出来ないというものがあり、これはそのような人格障害を持つ人間ならではだと言えます。
つまり、「おかしな奴」「人格が破綻している」など、相手がその人と一緒にいることで、やがて見抜いてしまうのでしょうね。
ソシオパスは人格障害でありながらも、一見ではなかなか分からない部分の方が多いので、長く一緒にいたことで「もしかして……」と疑念を抱き、最後は確信と変わるのです。
それに、これまでご紹介した特徴において、一つも人間関係を円滑に築き上げる特徴などなく、その全てが人様に対して迷惑を掛けるもの、人として問題のあるものばかりです。
そんなですから、どのような人が相手であっても長続きする訳もなく、相手はその人をソシオパスとまではいかないにせよ、とても付き合える人間じゃないと三行半を突きつけてしまうでしょう。
極論を言うなら、ソシオパスは一般的な人とは大きく違っているために、一般的な人では一緒にいることが出来ない、一緒にいることで苦痛となるのです。
だから友人や知人など、ころころと変わっていくので、かなり不自然さを感じるでしょう。
もしあなたがまさにそのような状況であれば、相手があなたをソシオパスと判断して、自ら去ってしまっているのかもしれません。
そういう人は、一度一人の人間と長続きをさせてみる努力をしてみて、実際にそのように出来るかどうかを確かめてみては如何でしょう。
それが出来るのであれば、一般的な人付き合いが出来ることからソシオパスではないと考えられるので、一度は試してみる価値はあると思います。
それとこのソシオパス、この手の人格障害は外面だけは良いことも多くて、長続きしないにしても広く浅い友達関係は築き上げられるようです。
ただしそれも、結局は時間経過と共に消えゆくもの、離れていくものですので、それもまた自分がソシオパスであるかどうかの判別要素となるでしょう。
客観的に見ればかなり分かりやすい特徴、且つソシオパスであるかどうかの判別精度はなかなかのものですので、これだけでも当てはまれば可能性的には高くなるでしょう。
④人をコントロールしたがる
ソシオパスのかなり恐ろしい特徴のひとつで、まずソシオパスが周囲に迷惑を掛ける、人から反感を買う、自分勝手な性質があるなどは、これまでの内容にある通りです。
だから基本的に自分の意に反した相手というのは、ソシオパスからするとめんどくさい相手、自分の意に沿わせたいと思わせる相手となる…までは、ここまでである程度ご理解いただいているかと思います。
だからコントロールをしたがるのです。
自分の意に沿うように、あれこれと命令をしたり自分の思い通りに動かざるを得ないようにしたり、とにかく自分の意に沿わせようとするという、悪質な思考を持っていることが多いのです。
しかもこれのさらに怖いところは、他人をコントロールしようとしている自分に対して思うところがない、罪悪感がない、そもそもそのように動かない相手が悪いとすら思っているところです。
そこまでではなく、人をコントロールしたがっているなんて自覚のある人は、ソシオパスになりかけている可能性があると思われますので、今すぐでもやめておくようにしましょう。
人をコントロールして悦に浸っているようであれば、かなり高い確率でソシオパスであることが伺えますので、その場合でもすぐさまそのような行いはやめておくようにして下さい。
罪悪感すら抱かない人については…もう手遅れだと思いますので、専門機関に相談に行ってほしいところですが、おそらくそもそもからしてそのような気も起こらないでしょう。
なおこのパターンの最悪なところは、人をコントロールするまでがゴールであり、その後の顛末はどうでもいい、その人がどうなろうと知ったことではないと考えるタイプです。
その場合はソシオパスでありサイコパス、そしてもう手の施しようがないので、出来るだけ軽微な罪で捕まるなどしてそれらを明るみにして、再教育を受けていただくことを願っております。
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