⑤息を吐くように嘘をつく
ソシオパスの「あるある」、「まず100%備えている」特徴と言っても過言ではなく、自分がそうであるのかはもちろん、他人に対しても参考資料として覚えておくべきものです。
では具体的にご説明しますが、まず人が嘘をつく時というのは罪悪感とか、どうしようもなかったなどの理由、様々な意図が見え隠れしていることが普通だと思われます。
何せ嘘をつくのですから、それは相手に悪いと思ってしまう、その嘘で相手が傷ついてしまうなど、ある程度相手への配慮がある上で行うのが一般的な感性と言えるのではないでしょうか?
それなら嘘をつくなとなりますが、それでも嘘をつかなければならなかった何かが、その人にあったのだと思われます。
ですがソシオパスにはそれがありません。
空気を吐くように嘘をつき、その嘘がまるで本当かのように振る舞うなどをするので、嘘を見抜ける人でもその自然体な発言から、なかなか見抜けないことが多いようです。
しかもこの嘘、普通なら嘘がバレれば悪かったと謝るとか、ひどく罪に苛まされるなどあると思うのですが、ソシオパスは嘘がバレてもへっちゃらです。
へっちゃらと言いますか、そもそもその嘘なんてどうでもいい、嘘を嘘と思っていない、何も感じることがない…これがソシオパスの恐怖の思考なのです。
あなたは普段から嘘をついていませんか?
まさに空気を吐くように、そして相手に何も悪いと思わず嘘をついていませんか?
嘘はつき慣れると本当に空気のようになってしまうので、もしあなたがそこまで至っているならかなりマズい状況だと言わざるを得ません。
もしそうなら、ソシオパスの資質が十分にあると思われますので、これを機会に嘘から完全に離れるようにして、最悪のラインを超えないようにしましょう。
自ら嘘を切り離すことで、ソシオパスの資質はやがて消失していくものと思われますので、自分から行動を起こしていくのはとても重要なのです。
⑥ルールを守れない
ソシオパスは、社会の中で定められたルールを守らないという特徴もあります。
常に、「ルールが自分の中に当てはまらない」という考えに至ってしまうのです。
時にずる賢く、策士であるかのようにも見えるので、最初のうちは人によって良い印象を持つかもしれません。
確かに世の中には、ルールを破りながら成り上がってきたような事例もいくつか思い浮かべられます。
ですがソシオパスは法律を破り、深刻な犯罪行為を引き起こす可能性もあるのです。
そうなると、何の罪もない人が、ソシオパスと関わっただけで巻き込まれてしまう恐れもあります。
一概には言えませんが、明確な理由なくルールを簡単に破ることが多い人は、ソシオパスである可能性が高いでしょう。
⑦自我が強い
ソシオパスは、「自信家」という特徴もあります。
常に自信を持ち、自分は誰よりも優れていると考える傾向がとても強いのです。
自分が優れていると考えるうえに、他人に関心がないということは、「常に自分のことしか考えていない自己中心的な人間」ということにもなります。
なので会話でも他人の話を一切せず、自分に関する自慢話しかしません。
自分がどう見られているかをつい気にしてしまう「自意識過剰」な傾向もあります。
自信を持つのはとてもいいことですが、他人の感情を置き去りにして自分ばかり見るのはかなり危険です。
少しでも「他人あっての自分」と考えたことがある人は、この特徴に当てはまる可能性は低いでしょう。
自己中はソシオパスでなくても性格として起こりうることですが、ソシオパスは全く他人のことを考えないのです。
⑧変化を嫌う
ソシオパスは、自分で何らかの変化を起こそうとせず、学習もしません。
通常の人間ならば、間違いや失敗を犯したらそこから何かを学んで、次に同じ過ちをしないように改善するものです。
物事をうまく進めるために、やり方を常に改良していくのが普通ですが、ソシオパスはそうではありません。
どんな結果になろうと、間違いを犯そうと一切気にせず、変化を拒んでしまうのがソシオパスの特徴です。
自信家ということもあって、自分で考えたやり方が一番優れているので変えるつもりはない、と考えてしまうからなのかもしれませんね。
⑨衝動的である
ソシオパスは「衝動的」というのも特徴の1つで、ある行為に対して先のことを一切考えずに行動してしまいます。
それがたとえ犯罪であろうとも、捕まることをまるで恐れていないかのように物事を進めます。
世の中ほとんど全ての物事には何らかの代償が伴い、人はそれを払いながら生活をしています。
ですが、ソシオパスには「代償」という概念がほとんどありません。
「楽しいかどうか、それで刺激が得られるのなら何だっていい」と考えてしまうのです。
ソシオパスかもしれない……そんなときの対処法
ソシオパスをいきなり改善するのは難しい
ソシオパスの特徴を9つ紹介してきましたが、診断してみて当てはまる点はありましたか?
「いずれか」でなく「全て」当てはまってしまうようですと…残念ながら、その人は高い確率でソシオパスである事が伺えますので、そうなるとご自身だけで改善する事は難しいかもしれません。
もしパートナーや友人がソシオパスであるかもと疑って、ほとんど当てはまってしまったら……、可能ならば距離を置くことが望ましいですが、あなたがその人に対し本当に好意を持っていれば更生させられる可能性もあります。
その場合は専門機関等に相談するなりして、きちんと社会に自分自身を収められるよう、社会に適合するよう良きに計らって下さい。
第三者の目で自分を見る
ソシオパスの怖いところは、周囲に大きな迷惑を掛けているのにも関わらず、それを自覚していない、そもそも人の事など何とも思っていないところにあります。
自分がソシオパスでないか気になる場合、第三者の目で自分を見ることで、如何に自分自身が周囲に迷惑を掛けているか、そして周囲から反感を買っているか、それを自覚することが改善の第一歩となるでしょう。
もっとも、ソシオパスの性質的に「人に迷惑を掛けることを何とも思っていない」等、根本的な何かが欠落している可能性もあり、そうなるともはや自分自身で改善をするのは不可能となるでしょう。
そういう場合は専門機関へ駆け込み、まずは世間一般の常識から叩き込むようにして、世間から孤立しないよう、逸脱しないように頑張ってみましょう。
「それすらどうでもいい」と思うのではあれば…まあそれこそ、本来のソシオパスなのかもしれませんが、出来るだけ人と関わらないようにしていただきたいものです。
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