モデル立ちってどんなもの?
モデル立ちがどんなものと言われても、おそらくここをご覧の皆様は雑誌を想像したり、パリコレとか実在するモデルさんとか、そういう人たちの立ち姿を想像されるだけかと思います。
ピンと伸びた背筋、時にバスト、時にヒップ、時にデコルテ…これらを強調し、基本的に真正面がない「斜め」が多く、一定のポーズを取るものがモデル立ちと考えられているのではないでしょうか?
明確にはそれで正解なのですが、もうそこは自分の居る世界とは別、次元の違う人達がそこにいる、そういう人たちがするものと、モデル立ちをそう認識されているのではないでしょうか?
「モデル立ち」なんですから、そういうモデルさんを想像するのが当たり前ですし、少なくともそのように言われて、ご自分を想像される人はまず居ないと思うのです。
実はそれが、モデルでない人をモデル立ち出来なくさせている要素であり、まずは自分でもモデル立ちが出来ると認識する事が重要になります。
冗談でモデル立ちをして、悲しい笑いを誘う人も少なからずですが、そんな冗談などではなく本当の意味でモデル立ちを、「そういう人」たちと同等のモデル立ちは出来るのです。
今回はそれについて、モデル立ちに必要なものや方法について触れますので、体型に自身がない人でも、自分に自身がない人でも、とりあえずやってみては如何でしょうか?
それで修正すべき点があるのなら、いつかモデル立ちが似合うようになりたいと、必死に頑張ることが期待出来ますので、そういう意味でもやってみて損はないと思います。
まずは立ち方
始めに、自分を撮影した写真などを見てみて、どのように立っているかを確認してみると分かると思うのですが、そこのあなたはおそらく直立、せいぜい手を上げているくらいなのではないでしょうか?
しかし、雑誌などに写るモデルさん達の中で、そんな立ち方をしている女性は居ませんよね?
実はそういう根底の部分が、素人さんがモデル立ちを出来なくさせている意識を、植え付けているところがあると言えるのです。
何故なら、直立の写真というのはあくまで「自分のためのもの」、一方でモデルさんの写真は「アピールするもの」という、大きな違いがあるからです。
自分のためのものと言うことは、そこで何があったのかなど「思い出」として残しておけばいいだけで、そこに立ち方なんて必要ありません。
ですがモデルさんは、誰かに発信するために撮られる訳ですから、立ち方ひとつ取ってもアピールをしなければならないのです。
そういう意識の違いがそのような差を生んでいると言えるでしょう。
だからここで、モデル立ちがどのようなものかを改めて理解してみて、実際でもそれを意識する事で自然と出来るようになると思われますので、意識改革という意味で立ち方を覚えてみましょう。
まず最初は、モデル立ちには絶対にない「直立」は全て忘れて下さい。
逆に言えば、モデル立ちというのは「直立以外」を心掛れば、多くは近いものとなりますのでそのように認識しましょう。
具体的には、首を傾けるとか胸を突き出す、お尻を強調してみる、少し斜めに立つ、腰に手を当てる、その他何らかのポーズをするなどです。
直立ではないという条件で背筋を伸ばすのも良いでしょう。
まずはそういう認識を持ち、撮影時に必ずある直立をというイメージを払拭することが大切です。
顔や目線の注意点
次に、撮影時の顔や目線での注意になりますが、普通に写真を取られるだけであれば、顔を真っ直ぐにして視線はカメラの少し上…が基本ですが、モデル立ちの場合はその概念を取り払いましょう。
自分の顔によほど自信がある人であれば、おおよそ真正面でも綺麗な事には何ら変わりありませんし、真正面から撮影するモデル立ちも存在しますので、そういう人であれば問題はありません。
しかし今回の場合は、素人がモデル立ちというテーマですので、おそらくは真正面で撮られてしまうと、顔が大きく見えたり野暮ったくなったり、何となく証明書の写真という印象が拭えなくなるでしょう。
ですので、本来は立ち方を斜めにしても顔は正面を向くべきなのですが、素人さんの場合は逆に少し角度を付けるとか、あえて視線をずらしてみる方が良いかもしれません。
出来ればウィークポイントを隠せる方向、悪い意味で目立ってしまう部分を隠せる角度など、そういう「隠す」を目的として顔の向きを考えた方が、結果的に写りは良くなるものだと思われます。
視線に関しては、身体や顔が別の方向を向いていても、出来ればカメラの方向を向くべきです。
これは、全身くまなく別の方向を向いているのでは、アピールを目的としたモデル立ちであるはずなのに、何をアピールしているのか分からない、アピールになっていないからです。
何せ全身そっぽを向いているのですから、もはやそれはモデル立ちではなくただの盗撮になってしまいます。
と言うことで、視線だけはカメラの方向を見て、アピールをしているという前提を忘れないようにして下さい。
実際は素人なのですから誰にアピールしている訳でもないのですが、モデル立ちをするという意味でここは必要ですので、覚えておくと今後もモデル立ちは容易に出来るでしょう。
ただし、目線を通常通りカメラの少し上にすると、状況によっては随分と上を見てしまうことでアゴが強調されてしまいますので、あくまで「少し上」であることを忘れないで下さい。
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