手相とは?
手相占いの基本を述べる前に、まずはそもそも手相とは一体何なのか、手相の概要から知りたいという人も居ると思いますので、まずはそこからご説明します。
手相とは、手のひらにおける線や肉付き、模様等、それらからその人の人格や運勢などを読み取る、スピリチュアル的な概念を持つ言説を言うようです。
起源はインドと言われ、仏教が大きく関わっているとされていて、日本に伝わった頃には今の形がおおむねではありますが確立されていたようです。
ただこの手相、興味がないまたは信用されていない人からすると、「手は握り込む動作が出来る以上、そのような筋や線が現れるのは当然」と思われますよね。
しかし、もし握り込む動作で付く筋や線であるなら、おおよそ誰でも似たような手相、それこそ他人とはほぼ違いがないと考えられるのです。
各人、様々な手相、千差万別な手相があるということは、それなりの理由や意味があると考えるのが自然なのではないでしょうか?
もっとも、それが自然であると納得出来ても、手相の見方が分からなければ理由も意味も分かりませんし、せっかくのその興味や信用も無駄になってしまいます。
ですので今回、手相占いの基本からおさらいしてみますので、手相は知らなくても手相を知ってみたい、興味を持った、信じてみたいと思われた人は必見です。
それで自分に当てはまる、バッチリ当たったとなれば、手相占いにますますのめり込むこと間違いありません。
主な手のひらの線
ではまず、手相の基本中の基本である主な線からご紹介させていただきますが、「主な」ものである事からおおよそ誰でもご存じ、一度は聞いたことのあるものばかりになると思います。
もっとも、その線が具体的にどのような意味であるのか、また何を示しているのかその詳細まではご存じない可能性が高いと思いますので、その辺りについても触れてみます。
・感情線
まずは感情線、手のひらを見てみて最も上部にある、人差し指と中指の間から始まり小指側に向かっている、太くて長い線を言います。
これが別に特徴がない、普通に人差し指と中指の間から始まり、小指下に辿り着いているものであれば、感情の起伏も人並みで安定しており、あまり癖の無い人物である場合が多いようです。
始まりが中指を超えて人差し指の下くらいから始まっている、とても長い感情線である場合は、集団を嫌い孤独を好む傾向があり、物事を引きずってしまう場合が多くなるとされています。
逆に、始まりが手のひらの真ん中くらいで、小指に向かっているような短い感情線の場合は、いわゆる「ノリのいい人」である事が多く、スイッチの如く物事に対する切り替えが出来るようです。
・生命線
生命線は、いわゆるその人の生命に関する運勢だったり、今後を示唆しているとされているのですが、基本的には手首側へ長ければ長いほど、健康維持が可能と言われています。
しかし、線が薄い場合はその限りではなく、その場合はたとえ生命線が長くても病気等に注意しなければならないようで、一口に生命線が長いからと安心は出来ないようです。
短い場合も同様で、短ければ短命、長ければ長寿と一般的に認識されていますが案外そうでもなく、短くても太かったりはっきりしているのなら、別に寿命の長短には関わらないようです。
・頭脳線
頭脳線が短いと頭が悪い…訳ではなく、別に頭脳線はその人の頭の良さのバロメーターとなるのではなく、考え方とか価値観などが示されていると言われています。
よくある、親指と人差し指の間から始まって、少しずつ手首側に下っているような頭脳線の場合は、安定や平穏を好む傾向が強いようで、物事をしっかりと客観視してそれを成す力があるようです。
ただし、平穏を好むあまりトラブルなどをスルーしてしまいがちで、明らかに間違った何かに対しても指摘が出来ず、俯いてその場をやり過ごすなどの消極性も見られるでしょう。
次に知能線が直線の場合ですが、そういう人はとても現実主義である場合が多いようで、とにかくシビアな面が目立ち、物事は結果で語るような性格になりやすいようです。
逆に、よくある頭脳線よりも思い切り手首側に下がっている場合は、手相占いでは理想主義者になる傾向が強いようで、結果や実績を求められるのが苦手になりやすいと言われています。
・運命線
運命線とは、上記の3つの手相を縦断するような形で、手のひらを真っ直ぐ手首側へ走っている線を言うのですが、これはその名のとおりその人の運命を示唆する線のようです。
それこそ真っ直ぐな線の場合は、手相占いでは白黒はっきりした性格である事が多く、運勢とか運気どうこうの前に自力でそれを掴みに行こうとする傾向があるようです。
次に運命線が手首側の方で左にカーブしている場合ですが、自分の力ではどうにもならない、自力がそもそも低め…であるにも関わらず、周囲の助力を得て幸運を勝ち取るタイプになるようです。
逆に右側にカーブしている場合は、上記と同じ周囲から助力を得て幸運を勝ち取るタイプのようですが、その対象が身内だったり等のとても身近な人物となる場合が多いようです。
最後は生命線くらいまでで止まっている短い運命線ですが、これは今でこそたいした成果も実績もないものの、後年で大成功を収めたり、大きな成果を挙げるタイプになるそうです。
主な手のひらの丘
次に、丘と呼ばれる手のひらの膨らみについて、それぞれご説明させていただきますが、線と比べるとそこまで知名度がなく、手相占いを全くご存じない人はほとんど丘についての知識はないかと思われます。
ですので、以降で丘のご紹介と共にその丘が何を意味しているのか、その辺りについても触れてみますので、これを機会に手相占いをもう少し深く理解してみましょう。
・木星丘
木星丘とは、人差し指の付け根の下辺りの膨らみを言うのですが、ここは向上心や野心、その他権力などに対する欲望など、そういった自身がのし上がる欲を示していると言われています。
・土星丘
土星丘は中指の付け根下にある膨らみで、その人の我慢強さなどを示しているとされており、ここが発達している人はその忍耐力で徐々に力を付け、後年その能力を発揮するとの事です。
・太陽丘
太陽丘は薬指の付け根下にある膨らみで、周囲からの人気とか金運などを示しており、ここの発達且つ線(太陽線)があると、かなりの幸運になると言われています。
ここの発達や太陽線は芸能人にも多いようで、すなわちそれだけ強力な線、強力な手相と考えられます。
・水星丘
小指の付け根下にある水星丘が発達すると、誰彼構わず円滑に付き合う事が出来る、話し上手であるなど対人能力に優れており、さらには商売の才能にも秀でることが多いようです。
・金星丘
金星丘は親指の付け根下に現れる膨らみで、愛情の深さとか芸術性、その人が健康であるか否かなど、様々な事を示しており、膨らみが発達するとそれが顕著になると言われています。
・月丘 金星丘の対面、小指下且つ手首より上の膨らみを言うのですが、ここはスピリチュアル的な要素が強いようで、ここが発達する事により霊感に優れるようになると言われています。
その他、物事を上手く想像出来るようになるなど、考える力に特化される傾向もあるようで、それに伴い芸術性が高まる可能性も一般の人よりも高くなるようです。
・火星丘
火星丘だけは少し特殊で、手のひらの中央の火星平原、その左右に第一火星丘が親指側、第二火星丘が小指側にあるという、他の丘とは少し異なっています。
ここではまとめてご説明しますが、ここが発達している場合はとても積極性があり、何事にも負けない心を持っているもの、少し好戦的な面も見受けられるようになるそうです。
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